まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2020.01.29
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「恋はつづくよどこまでも」の第3話。

意地悪な患者のせいで注射がうまく出来なくなる、という内容。
これまでの2回に比べると、いまひとつパンチに欠ける展開でした。

それは、
物語の内容が「生死」に関係しなかったから、ではなく、
純粋に技術的な問題として、脚本の展開が甘かったからです。



具体的にいうと、
患者の夫婦に「青汁」の話を伝えた段階で、

最後の「いい看護師になれよ」の台詞がインパクトを失ったのです。

青汁の件を患者夫婦に伝えるのは、
看護師の七瀬ではなく、医師の天堂にしておくべきでした。
そして天堂の口から、
七瀬の功績をさりげなく患者に伝えるべきだったと思う。

ギリギリまで患者と七瀬の関係を気まずいものにしてこそ、
最後に患者が告げる和解の一言が効果的になるのだし、
それまでの緊張がいっきに解けて物語も落着したはずです。



わたしはまだ、
金子ありさの脚本を十分には信頼しきれてないのだけど、


脚本や演出の力でしっかり見せ場を作らないと、
お約束の展開が、たんなる凡庸に終わってしまいます。

佐藤健の"胸キュン"シーンの場合も同じで、
それをお約束の見せ場に仕立てるためには、
彼の演技力に依存するだけでなく、


ついでにいうと、
毎回出てくる萌音の"勇者コスプレ"も、
わたしにはイマイチ中途半端に見えるんですよね…。

どうせなら汚れメイクをしてガッチリ鎧まで着せてほしいし、
いっそのこと、ただコスプレするだけじゃなく、
妄想シーンみたいに、本格的な勇者シーンがあってもいいと思う。
白馬に乗って登場するとか。





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最終更新日  2020.09.19 19:11:45


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