まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2021.12.13
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算太が生きていました。

そして、
なぜか初対面で、いきなり美都里との抱擁ww
想像の斜め上をいくような謎の感動でした。


戦場から帰ってきたクリスマス
メリークリスマス、Mr.ローズウッド。



少しズレている厄介者の算太と、
少しズレている厄介者の美都里。

ジャングルを生き延びて、
ちょっと頭が狂ってしまってる算太と、
愛する息子を失って、


おかしな二人が、
いきなり初対面で抱き合った途端、
それまで心の奥に押しとどめていた寂しさが、
おたがいにあふれ出てくるのでした。

よくこんな脚本が書けたなー。

演出しだいでは、
ただのギャグになりかねない謎の展開だし、
ほとんど賭けに近いシナリオだったかもしれない。



父の金太は、
算太と再会することで死んだのだから、


「きっと算太も天国にいるんだね…号泣
と思っていたのだけれど、

ちゃっかり生きていた。

しかし、

さほどの感動もなく、
わりとあっさりしたもので、
ここでまず、軽い肩透かしw

それどころか、
算太は帰ってくるなり、
女中の雪衣のことを口説いてみたり、
雉真家の厄介になる気満々の態度を見せたり、
ずいぶんと無礼で、


これから先々が心配になってきたところでした…


それが、
美都里とはじめて対面するや、いきなりの抱擁!
「なにこれ???」
「笑うとこ???」
と視聴者的に思うのだけれど、
そこに最大の感動があったのでした…。

母を亡くした息子と、
息子を亡くした母との、
妙ちくりんな初対面の場面にこそ、
兄と妹の再会より以上に、
想像の斜め上をいく謎の感動が…。

見方によっては、
小ネタとも受け取られかねない変な場面なのに、
なぜか、じんわりと胸を打ちました。



きっと、
算太は美都里に救われ、
美都里は算太に心を救われるのでしょう。

そして、
おかしな厄介者どうし、
絶妙なコンビになっていくのでしょう。

人間、何が救いになるか分かりませんね。

いちばん厄介で不要だと思っていたものが、
ほんとうは、いちばん大切だったりする。

まさに算太はサンタなのでした。

将来、こんなエンターテイナーになるのでしょうか?



美都里は、
今まで誰にもあんな気持ちを見せなかったのに、
なぜか初対面の算太には、あんなに素直な心を見せてしまう。

このドラマのなかで、
算太というのは、とても不思議なキャラです。
まるで妖精みたいに。

これから雉真家でも愛されキャラになるのかな。

もしかしたら、
雪衣の閉ざされた心を解きほぐすのも、
算太=サンタの役割なのかもしれません。





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最終更新日  2021.12.14 08:07:16


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