2008年04月26日
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カテゴリ: お芝居と映画の話
今日は、江口洋介主演の『どん底』を観てきました。
タイトル通りのどん底な毎日を送るヒトタチの物語である。
段田さんやマギーのキャラで笑いを誘う場面もあったが、救いようの無い結末でした
Bunkamuraのサイトより。。↓
ある木賃宿に、人生へのあきらめしか持ち合わせていない住人たちが巣食っている。
アルコール中毒の元役者、哲学かぶれ、鍛冶屋と、今にも病死しそうなその妻、文句ばかりの帽子屋、男性不信の饅頭売りの女、恋物語の妄想にふける娼婦、気取った元貴族、賭け事に興じる警官、そして夜な夜な集まる労働者や浮浪者たち・・・。
強欲な木賃宿の大家夫妻に悪態をつきながら、お互いにいがみ合いながらの生活。
最近の住人たちの興味は、若い泥棒と、木賃宿の妻との不倫の関係が終わるのではないか、ということだった。男は、こんな状況の中でも純粋さを忘れない妻の妹に惹かれ始めている。不穏な空気が漂う中、謎の男が現れる。その男はしばし木賃宿の面々を観察したのち、皆に 新しい世界 を説き始める。「人間は、変わろうと思えば、いつでも変われるんだ」と。
悲惨な状況でもどこか享楽的で楽観的な空気が漂っていた木賃宿の日常のバランスが崩れ始める・・・。


マクシム・ゴーリキー原作に基づいたあらすじはこちら↓(By Wikipedia)
コストゥイリョフの妻ワシリーサ(荻野目慶子)は、夫から自由になることを画策する。ワシリーサは情夫ペーペル(江口洋介)が、彼女の実妹ナターシャ(緒川たまき)が惚れていることに目をつける。ナターシャは姉夫婦の家に居候していて、虐待を受けていた。夫を殺害すれば、妹と結婚させ300ルーブリを提供しようと申し出る。ナスターシャは結婚することで虐待から逃れられることができ、ペーペル自身もコストゥイリョフに2度も牢屋に送らた仕返しをでき、ワシリーサは夫と別れることができ、皆が幸福になるという。ペーペルはワシリーサの誘惑にのり、コストゥイリョフを殺害する。ところが、ワシリーサはペーペルが殺したと訴える。騙されたと知ったペーペルはワシリーサを道連れにしようとし、ワシリーサから計画を持ち込まれたことをしゃべる。そうしてナターシャは姉と自分の夫となる人が、共謀して義兄を殺害したことを悟り、ワシリーサ・ペーペル・自分を牢屋に入れてくれという。

ペーペルとワシリーサは捕まり裁判にかけられ、ナターシャは病院から失踪してしまう。彼女たちの叔父のメドヴェージェフは警察を首になっていた。犯罪を犯さないものも、貧困という牢獄から抜け出すことを夢見ながらも、抜け出せない。誰一人幸福になることがなく、どん底にいる市民たちは、歌と酒だけを娯楽に日々の生活を送っていく。。。


荻野目さんは、もうフツーの役はもう来ないのかな。。。と思ったり。もちろん嵌っていましたけれど。。。(意味不明)
江口さんが観たくて取ったチケットでしたが、どん底の生活に似つかわしいさわやか過ぎる江口さんでした。





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最終更新日  2008年05月08日 00時08分53秒
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