2009/07/13
カテゴリ： 本
シェエラザード（上） シェエラザード（下）
只今、浅田次郎氏の「シェエラザード」を読んでます。
最初はちょっと話が見えなくて進みませんでしたが、上巻の後半からだんぜんおもしろくなってきました！！
終戦間近に海に沈んだ豪華客船についての謎やそれを取り巻く人々の様々な思い。
話はかなり展開してきました。
「蒼穹の昴」もそうだったのですが、過去と現在を交互に織り交ぜながら物語を進展させていく構成はかなり効果的です。
現在の本筋に原因になった過去をオーバーラップさせて、いろんな事が見えてくる。
先が知りたくて仕方がありません！
「蒼穹の昴」→「珍妃の井戸」→「中原の虹」は一応つづきもんで、大変感動しましたよ。
とにかく壮大な物語！
中国の幕末のような、大きく歴史が変わろうとする影でどれだけ優秀な人間の血がながされた事か！
ま、これを機会に「浅田次郎」氏にハマったわけでして、現在短編集も含めて読みあさっております。
蒼穹の昴（上） 蒼穹の昴（下） 珍妃の井戸 中原の虹（全4巻セット）
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