プラタイ~PrivateTime~

2010/03/09
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畠中恵の「しゃばけシリーズ」以外で印象に残った本を紹介します。


つくもがみ貸します


姉弟二人で切り盛りする、現在で言うならレンタル屋の小さなお店「出雲屋」が舞台。

その商品のうちの古道具たちは、生まれて百年経つ「つくもがみ」という妖怪に化していた。
その妖怪達の探偵ぶりが非常におもしろい!♪ヽ(*´∀`)ノ

それらの道具たちは様々な所へ貸し出されるのだが、そこでいろんな人間模様があり、妖怪達の仕入れた情報により、別々の話がつながったり、わからなかった事が解決したり。

それらの中にはホロリと人情味のある話もある。

人間と妖怪とのからみは「しゃばけ」と似ているが、大きく違うのは、それらの関係には距離があり、基本的に妖怪達は人間がいるところでは語らない。

直接は語らないが、店主の姉弟たちはシッカリと聞き耳立てていて、ひとりひとりの個性を理解し、家族のように愛情をもって接している。

なんともあたたかい幸せになるストーリーだ。

こうゆうのを書かせたらうまいよな…d(^^*)

のびのびとした畠中のストーリー展開に注目です!!


明日は「ゆめつげ」を語ります!♪(゚▽^*)ノ⌒☆







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Last updated  2010/03/09 10:58:09 AM
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