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mamemamaのリアルに双子子育て中です
切迫早産
その頃はまだほとんどお腹も大きくなかったし少し外に出て散歩してみたり土日はちょっとドライブにでかけたりとやっとひきこもり生活から脱出。
17週の頃には赤ちゃんが生まれたらもう2人でしばらく旅行もできないしと思い2泊3日の温泉旅行にもでかけました。最初は腸が動いてんのかな??くらいの胎動を感じ始めたのもこの頃でなんだか不思議な感覚だったのを覚えています。
24週ごろには出産のために実家に帰ろうと思っていたので早めに区の両親学級にも参加し何人かとお知り合いになったりしてようやく私の妊婦生活もまともになってきたぞ♪
と思っていた矢先。。。
風邪をひいてしまったらしく咳が止まりません。鼻水もひどくなってつらくなってきたんだけど妊婦だから市販の薬ものめないしなあ~と仕方なく病院にいって妊婦にも支障がない漢方の薬をもらって帰ってきました。おもえばここからがまたつらい日々の始まりでした。
その薬がすぐには効かず咳はつらいし、だるいし、ほんとに食欲がなくなってまたダウン。
なぜか胃がもたれてもたれてでもなにか食べなきゃと思って食べるんだけどなぜかパン1口くらいで死にそうなくらいお腹いっぱいになってなにもたべれない。その満腹感といったらハンパなくおおみそかにご馳走がでてきてホンともう食べれません参りましたっていう時の満腹感の10倍くらい満腹感で苦しくて。。。今考えるといったいあれはなんだったのか。いまだに謎です。また食べ物食べれない。。。。。と相当へこんでいましたがそんな状態も2日ほどで終わり薬も効き始め風邪はしだいに良くなっていきました。
そしてまた普段どおりの生活に戻りいつものように近所をうろうろ散歩してパン屋さんでパンを大好きなカレーパンを買ってフンフンと鼻歌でもうたいながら上機嫌でアパートに戻ったところ少量の出血が。。。
あわててネットを開きまたもや妊婦さんがあつまる掲示板でちょっと検索してみたら週数的に切迫早産??の兆候と似てる!!とふだんよほどのことがない限り医者に行かない医者嫌いのわたしもいつも検診にいっている大学病院にあわてて電話をして状況を説明しました。
すると多胎は心配だからすぐ来て下さい と言われ買ったパンを泣く泣く置き去りにお財布ひとつをかばんの中にいれとりあえず車で病院に向かいました。
その後そのパンは食べられることはありませんでした。
診察の結果出血は子宮からではなかったもののNST(ノンストレステスト=お腹の張りを調べる機器)を受けてみると先生が
「だいぶお腹が張ってるね~ もう20分くらい見て定期的に張ってるようだったら入院も考えなきゃだね」
とのたまったのでハッ?にゅ・入院??
一瞬なんのことやらわけがわからずかる~いパニックでした。
その20分くらいのあいだなんでなんでと頭の中で色んなことがぐるぐる回って入院になりませんようにとひたすら祈っていました。
が、その祈りもむなしくNSTの機械から出てきたグラフのようなものを見て先生が
「やっぱり結構張ってるね、この週数で(赤ちゃんを)出すわけに行かないから入院だね」
と言ったのでした。
はあああ~。。。。。。。。。。って感じでした。管理入院はいつか。。と思ってちょっとは覚悟してたけどまさかこんな早い時期からとわ。。。それにこんなに早くからお腹がはってしまって赤ちゃんたちはどうなるんだろうと色々なことが一気に頭をぐるぐる回っていました。この時まだ22週。6ヶ月のときでした。
しかも「じゃあ一旦アパートに戻って荷物をとってきていいですか(っていうかいいですよね)?」と隣にいた看護婦さんに聞いたら
「だめだめ。もうしばらく安静にしてないとだから今日このまま入院してくださいね」
と言われてしまい荷物も取りにいけないの~部屋も急いででてきたままなのにって感じでした。
今まで大きな病気をしたこともなくましてや入院なんてしたこともなかった私。お腹も張ってるなんてぜんぜん自覚なかったし最初はえっほんとに?ほんとに?って感じでしたがそんな私を尻目に看護婦さんが淡々と入院の説明をし始めまるので泣きそうになりながらも(ってか少し泣きも入って)その説明をきいていました。突然の入院と言うだけでショックだったのにその時大部屋に空きがなかったらしくとりあえず大部屋の希望は出しておくけど空くまで差額のある部屋にはいってね。と言われてしまいました。
赤ちゃんのことはもちろん心配だったけど入院なんてしたことなかったしちょうど入院保険みたいなのも数日前に入ったばかりだったからお金の心配も頭をよぎっていました。しかも差額ベット代が一番安い部屋で7000円と言われ目ん玉飛び出そうでした(@@)
まだ頭の中が整理できないまま診察室の前のソファーに座っていると看護婦さんが来て「じゃあ病室が準備できたので移動しましょう」と車椅子をもってきたのでまたびっくり。さっきまで普通に散歩して車も運転してきたのにどんなに重症なんだ?!と人生初の車椅子に乗せられ数々の不安を抱えつつ同じ建物の上の階にある入院病棟に移動しました。
差額ベットがある部屋といわれたから当然個室かとおもっていたら着いた部屋はなんと4人部屋でした。入院はしたことないからそういうもんなんだ~とその時は思ったけどそのあと入院した実家の病院はみな一番低い差額の部屋でも1人部屋の個室でした。(しかも広くてもっと安い)やっぱり都会はそんなとこもせちがらいのね。と後で思いました。
部屋に入り着替える服もないのでしばらくそのままベットに横になっていると先生がやってきました。起き上がってこれからどうなるのかはなしを聞こうとしたら「上半身はなるべく起こさないで、なるべくこれからもベットに横になっててね」と言った後に「これからお腹の張りを抑えるために点滴をしていきますね」といってウテメリンという点滴を持ってきました。点滴なんて2・3時間くらいかとおもったらこれから24時間しますといわれてますますへこんでいきました。左腕に点滴の針が入り基本的にトイレ・洗面以外のベットからの移動は禁止されてしまいその日からシャワーも入れない生活が始まりました。
それから電話して事情を説明しただんなさんが病院に駆けつけてくるまでいろいろ考えていました。こんな週数から入院なんて、再来週には里帰りもしようと思ってたのにこのまま帰れなくなってここで産むことになっちゃったらどうしようとか、それよりもまず赤ちゃんたちを無事にこのままお腹に入れておくことができるのか。。。。とかほんとに不安不安で泣き出しそうでした。
入院した当日と次の日はほんとに時間が長く感じられて1日いただけでもうずっと前から病院にいるような感じでした。でも先生も看護婦さんもとても親切でとりあえずなんとか実家に戻って産めるように、今打っている点滴を錠剤に変えてうごけるようにと励ましてくれだんだん不安が解消されていきました。ダンナさんも仕事を早めに終わらせて来てくれたり友達がおみまいに来てくれたり離れたところに住んでいる2人のお母さんが来てくれたりと本当に自分の周りにいる人たちのありがたさを実感しました。
そして入院して4日目には点滴の効果もありお腹の張りもだいぶ落ち着いてきたところで先生から「明日から錠剤に変えてみてお腹の張りが大丈夫なようであれば早めに実家のほうに帰ったほうがいいかもしれない」と退院の兆しも見えてきました。とりあえず24時間刺さっていた針がはずれることがうれしかったしなんとか実家にかえって産めそうだという明るいビジョンも見えてきて落ち込んでいた気分もだいぶよくなっていきました。
最初は部屋が空いてなかったので差額ベット料のいる4人部屋だったのですが(てか個室じゃないなら金とるなよ)入院5日目くらいに大部屋が空いたということで4人だったら大部屋もかわんねーよ、と思い迷うことなく移りました★
大部屋は2倍の8人のお部屋でしたがラッキーなことに窓際でそんなに周りも気にならなかったしもう自分の中で週末退院が決まっていたので全然苦にはなりませんでした。夜にはだんなさんも顔をだしてくれ薬は錠剤になり入院したころが嘘のように精神的にも落ち着きこのままけいかん長が短くならないことを切に願いつつ過ごしたことを覚えています。
そして願いは届きついにその週の土曜日無事退院&新潟に里帰りできることが決まりほっと一安心。
もともと次の週の年末前には里帰りする予定だったのですが結局1週間早まっての里帰りとなりました。と同時にどちらにしても帰る予定だったのですが、もちろん東京で働き続けるだんなさんとも一旦お別れ、しばらくの間はなればなれになることに気付きすこし心配になりました。(今考えるとその期間は相当長引くのですが。。。。。)でもせっかくできた里帰りのチャンスを逃すわけにはいかないので達者でな~!お互い頑張ろうぜ とお別れすることになりました。
そして出発の日、直前まで神奈川→新潟間を車で(ドアtoドアで)移動するか新幹線にするかさんざん談義した結果新幹線で帰ることにした私を心配した両親が病院まで朝お迎えに来てくれました。東京駅までは車で移動し心配だった乗り換えもスムーズに★両親はほんとのとんぼ返りでした、いつも迷惑ばかりかけて本当にごめんね。って感じでしたがなにごともなく無事新潟の自宅まで帰還☆
突然の入院から約1週間、久々の外の空気でした。
こんなにずーっと外の空気からはなれたことはなかったから(建物内は勿論病室のあるフロアの移動すらトイレ以外は禁止だったので)東京の汚い空気でもすごく気持ちよく感じました。
久々の実家に帰ってすごくリラックス。
一時はもう帰れないかもと思ってほんとに泣きそうだったけど(てか泣いてたけど)無事帰還できて本当に本当に良かったです。
→安静生活(in 新潟)(強制収容に怯える日々)編に続く
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