余りにスピーディーに産道を駆け抜けて(?)来たせいか、ブル恵の頭は丸いまま、 産まれて3日程は、普通ならきつい産道で排出される気管の羊水その他を咳込んで出した。 その咳き込むのが可哀相で、わたしにはどうにも出来なかったのだけれど、あんなに早く産んじゃってごめんね、と思った。 咳き込む度にゴムのスポイトで吸い出してやるので、最初からずっと親子同室だった今回は少しも休めず、 二日目の夜だけは看護婦さんに頼んで暫く預かって貰って休んだ。 夜勤のエリザベスと言う若い看護婦さんが面白い人で、咳き込んだ時にスポイトで吸いだすのを教えてくれたのだが、 ブル恵を抱きながらこちらに向け「This is some yucky stuff, Ma.」(あー、気持ち悪かったわ、ママ。」、 お風呂に入れてくれるよう頼んでその後連れて来てくれた時は 「I didn't like it, Ma, but I did it.」(嫌だったけどちゃんとお風呂入ったわよー。)とか、「大草原の小さな家」風に台詞を付けてくれてわたしは爆笑だった。