Memorial flight days

Memorial flight days

08/04/05~06 足尾クロカンチャレンジ2008



・大会初日
今年は招待選手や海外選手含め90人程エントリー。
初日は天気は良かったんですが、いざテイクオフすると春のサーマルらしく翼が大暴れ。
あまりにも翼が潰れることが多く、ラインが吊っているのかと思いましたが、他の選手も飛んでいて怖か
った~と同意見。
こんなコンデイションの中、30キロ以上飛んで行った選手もいましたが、クロカンした選手数が選手全員
の20%未満であったため、初日は大会不成立。

テイクオフは選手で大賑わい
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・大会2日目(22位 飛行距離記録56.1km)
2日目は気象条件に恵まれ、今年一番ともいっていい最高のコンデイション。
南風が朝から入っており、北方向へのクロカンには最適。
10時ブリーフィングが終わると、混みあう前にテイクオフしようとすぐに準備開始しテイクオフ。
最初はなかなか上がらず、もしかしてランデイングするのかなという位まで下がってしまいましたが、途中
サーマルヒットし2,000mまで上げきる。
他の選手や大会に同行した仲間が上昇して来るのを待つ為、テイクオフ上空で30分以上待機。

テイクオフ上空で待機中
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スカ朝の仲間も全員上昇し、北方向へと移動し始めたので自分も移動開始。
燕上空で高度を稼いで高峰までの平地を飛行する予定でしたが、他の集団は1,500m程の高度で移動
し始めたことから、自分もついて行くことにした。
平地上空では高度が下がり、途中サーマルヒットするもそれ程強くなく上がらず。
弱いサーマルに粘るよりは低い高度でもいいから高峰山頂に着いて上げ返そうと、他の集団から離れ
自分は高峰へ向かう。
山頂についても上がらず、高峰エリアテイクオフ上空へ移動中高度が急降下し焦り始める。
他の機体は平地上で高度を稼いだのか、私の上空を通過し始める。
高峰テイクオフにつくと上空で強烈なサーマルにヒット出来た。
春のサーマルらしく下からもの凄い勢いで持ち上げられる。
スパイラルをする位までブレークコードを引き、ハイバンクで一気に高度を稼ぎ2,000mへ。

高度を稼いだ後、高峰から北へ移動
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高峰から北上する際、過去東側の尾根上しか飛んだこと有りませんでしたが、集団はゴルフ場の上空を
通過するルートを飛行することから、自分も同ルートを飛行。
しばらく高度落ち続けるも日産テストコース付近でサーマルヒットし上げ返す。

日産テストコース付近で高度を稼ぐ
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上空も南風が入っており、アクセルを踏まなくても時速50キロで茂木上空まで楽々到着。

茂木上空
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茂木上空で自分では今回の最高高度2,450mまで上げきる。
2004年の足尾クロカンチャレンジでは茂木上空は自分の周りにほとんど機体がいなかったんですが、
今回は40機以上飛んでました。
後続組は2,600mまで茂木上空で上がったよう。
高度を稼ぎ那珂川を通過。

那珂川ドッグレック上空
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茂木~烏山
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茂木上空で高度を稼いだ後、那珂川上空を北上するもサーマルにヒットしない。
那珂川西側にいくつもあるゴルフ場上空を飛行することも考えましたが、飛行している機体がいなく、他
の機体と同じように那珂川上空を飛行。
次第に高度が落ち始め、前方に見える小山に沢山の機体が高度が低いながらも粘り続けているのが
見えた。
自分も高度が下がる一方であることから小山に近づいてみると小山の上でテイクオフしようとしている機
体が見える。
ここが烏山のスクールエリアなんだと気づき、テイクオフ正面でソアリングさせて頂く。
烏山のスクールエリアは高低差がほとんどなく、サーマルにヒットしないとすぐにランデイングしてしまう。
一緒に今回の大会に同行した仲間も何人かここのエリアのランデイングに降ろすことになった。
自分もテイクオフよりも高度が低くなり、ランデイング体制に入ろうと山から離れると、沖でグランドサーマ
ルにヒット。
高度350mから1,400mまで上昇し一気に高度を稼ぐことが出来た。
高度を稼ぎ北上するも、前方には機体がほとんどいなく、またサーマルもなかなかヒットしない。
那珂川から東側に位置する山岳地帯の上空に数機の機体がサーマルを捕らえて上げているのが見える
も、おそらく高度2,000m以上上空を飛んでいる。
自分は高度が1,000mしかなく、山岳地帯上空に行けばサーマルにヒット出来る可能性あるものの、ヒッ
トしなければ降ろすところがなく、降ろせても山の中に降ろすことになることから、那珂川沿いを北上する
ことにした。

那珂川より東側の山岳地帯
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烏山~馬頭まで那珂川上空を飛行
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馬頭市街地が見え始めるも高度は400mをきっていた。
市街地上空でサーマルにヒットするも長続きしない。
高度600m位から上昇しなくなっため、北へグライドするもその後一切サーマルにヒットせず。
とうとう農村地帯にランデイング。

ランデイング地点
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今回の大会で、茂木までは追風に乗りながら時速50キロ位で飛ぶことが出来たのに対し烏山あたりで
は北上するも時速25キロ位しか速度が出ていないのに北上してしまったことに反省。
しばらく茂木あたりで待機してから北上すればよかったのですが、つい高度を稼ぎ移動してしまったのは
自分の経験不足かな。
今回の大会は今後に非常に良い経験となったし自己記録も更新出来たので満足。
また来年記録更新に挑戦しよう。

私の愛用機マントラのメーカーであるオゾン。
その オゾンチーム来日動画 にて今回の大会中のフライト動画の一部が最後の方で見れます。
ちなみに私個人も、友人も動画の中に映ってました。
私の地元である朝霧のフライト動画も見れ、いろんな面で縁がある動画ですね。

大会のHP

フライトログ
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08クロカンログ2.jpg
08クロカンログ.jpg
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