Memorial flight days

Memorial flight days

06/05/06 聳え立つ米山へ向かってin尾神岳



06年のゴールデンウィークは尾神岳ツアー。
GWの渋滞を避けるべく、早めに自宅を出発し移動。
関越道に乗り、朝6時過ぎには新潟県の尾神エリアに到着。
春ということで米山アウトアンドリターン出来るかなと話が盛り上る。
静岡組含め他のメンバーも続々到着。
受付を済ませテイクオフへ。

テイクオフ
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テイクオフに上がるとまだ雪が残っている。
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GWということで、テイクオフはフライヤーがたくさん。
皆次々とテイクオフし高度を上げていく。

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暫らくしようやくテイクオフも翼を広げるスペースが空いてきたので準備をし
テイクオフ。

テイクオフ上空でのサーマルで上げきる
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上空から日本海沿いに聳え立つ米山を眺める
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眺めてみると米山までは相当距離がある。
仲間が過去(10年位前?)に米山に到達出来たとの話をしていたが、今の高度
では無理そう。
ということで日本海を眺めながら、グランドサーマルで遊んだりとソアリング。
テイクオフ上空に戻ると、何機か地元の機体が米山方面へ向かっている。
米山に向かうには高度が足りないと思うけどサーマル発生地帯があるのか
自分も着いて行くことにした。

テイクオフからの尾根に沿って米山方面へ移動開始
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ちょっと先に小山が見える。
小山の上に行けばサーマルが期待できそう。
小山に移動する間、高度が次第に落ちていく。
後ろを振り向くとテイクオフの高さより高度は低くなり、これではもう上げ返
さないとランデイングへは届かない。
ここまで来た以上上げ返すしかない。
しかし予想を覆し小山の上空に辿り着くも上がらない。
高度が下がり、尾根沿いから離れないと降ろすところがないのでしかたなく
移動。
後ろを振り向くと地元の機体は見事サーマルにヒットしていた。
非常に弱いサーマルを拾っている。
結局自分ただ一人ランデイングし、地元組はテイクオフへと戻っていった。

ランデイング地点
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ランデイングしたことを無線で連絡。
連絡するも誰一人返答してくれない。
仲間も誰か声かけてくれればいいのに。
寂しいな。
仕方ない。
ランデイングまでは5キロくらいかな。
まだ午前中だし、いい運動になるから機体担いで歩いて帰ろう。
2キロ位歩いた後、携帯に仲間より電話が。
仲間の話によると、無線で何度も呼んだのに返事がないし、携帯にかけても
電波が届かなく繋がらないから心配していたとのこと。
無線の周波数ロックがされておらず飛行中に周波数が変ってしまったようだ。
特に怪我なく無事に降りることが出来、ランデイングに向かっていると連絡。
まだ12時過ぎたばかりで、運動にとゆっくり歩いて帰りますと伝える。
しかし重いパラバックを担いでいることもあり30分位歩いたあたりから流石に
疲れてきた。
もし途中車が通りかけたらヒッチハイクをお願いしてみよう。
と思っても、田舎の中の田舎。
虫が鳴く音が聞こえるだけで人がいる気配が全くない。
まるで無人島を歩いている気分。
そんな中しばらく歩くとようやく車の音が前方から聞こえてきた。
進行方向逆なので流石に声をかけるつもりはなかったが、車が突然停まる。
車に乗っていたのは尾神エリアの校長だった。
心配かけて怒られるのかなと思っていたが、そんな様子もなく何より。
米山までは思ったより遠いですね~と尋ねると
今日のコンデイションでは行けないよ。
とあっさり。

ランデイングするちあき
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ランデイングする夕子さん
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思っていた以上に米山までは距離があった。
次回の目標にしたいけど、上昇気流が強い春でないと難しいかな。


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