九號の巣窟

九號の巣窟

月光花




悲しげに咲く花に 君の面影を見た
大好きな雨なのに 何故か今日は冷たくて

淡く儚く 夜に揺られて 溜め息一つ 堕ちた花びら

月の欠片を集めて 夢を飾り 眠る
時の砂散りばめても あの頃へ 還れない

ふと見上げた星空 また君を探してた 
いくつ夜を越えれば 涙は”強さ”になる?

季節は巡り 森は染められ 風は奏でて 思い溢れて

逢いたくて 愛おしくて 触れたくて 苦しくて
届かない  伝わらない 叶わない  遠すぎで
今はもう  君はいないよ

散り逝くと知る 花はそれでも 強く生きてる 色鮮やかに

月の欠片を集めて 夢を飾り 眠る
時の砂散りばめても あの頃へ 還れない
逢いたくて 愛おしくて 触れたくて 苦しくて
届かない  伝わらない 叶わない  遠すぎて
今はもう  君はいらないよ 


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