おいしくありたい! あたふたカナダ生活記

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ヘルシー志向のバナナケーキ


スーパーで売っているパンやケーキなどもよく注意して原材料を見てみると、(Hydrogenated vegetable Oil, butter flavour)などと書いてある。Hydrogenated vegetable oldとはつまりはマーガリンやショートニングのこと。それでもバターと同じ風味を持つのは、バターフレーバー、つまりは「バターエッセンス」が入っているってこと。気になる方は注意して買いましょう。

学校で仲良くなったイラン人のおばさんが「ショートニングなんて体に悪い!バターも体にはよくないけど、自然のものっていう観点からすれば、ショートニングよりもましかもしれないわね。代わりにサラダ油を使ってできないかしら?」と言っていたのを思い出して、作ってみました。
まぁ~。。。確かにバターを使ったほうがもっとコクが出るんでしょうけど、バナナはもともと風味が強いので、サラダ油を使っても、十分おいしくいただけました。息子はこのバナナケーキの大ファンで、「もっとちょうだい」を連発してくれます。

共立て、別立てで仕上がりが違います。
個人的には別立てのほうがきめが細かく、フワっとして好きですが、共立ては簡単でボール1つとハンドミキサー、ゴムベラがあればできてしまいます。
ここでは、簡単な共立てレシピを紹介します。

パウンド型1個分 (型には紙をしくか、バターもしくはマーガリン、ショートニングを塗って、小麦粉をふっておきましょう)

薄力粉(Pastry & cake flour) 170g
砂糖         100g 
(甘さを控える場合は砂糖を減らした分だけ、牛乳を増やしてください)
ベーキングパウダー  6g
牛乳         60ml
卵      2個
サラダ油   50ml

1. 卵と砂糖をボールに入れ、できれば湯煎して白っぽく、もったりするまで泡立てる。
2. 一度ふるった小麦粉とベーキングパウダーを2~3度に分けて1にふるいいれ、だまがなくなるまで切るようにさっくり混ぜる。
3. 2につぶしたバナナ、牛乳、サラダ油を加え、ざっと混ぜ合わせ、型に流しいれ、一度 型を落として生地の中の大きな空泡を抜く。
170℃のオーブンで30~40分。竹串をさして、何も付いてこなければ出来上がり。

表面がいい色だけど、中に火が通らない場合は、アルミホイルで表面を覆って色の付きすぎを防ぎます。

 生地の真ん中を水でぬらしたナイフで切り込みを入れると、膨らんだとき、きれいな裂け目ができます。

バナナは黒くなりかけた、よく熟したものの方が風味が強く、おいしいケーキになります。
簡単なので、面倒くさがり屋さんでも作れちゃいます。


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