古代のロマンをたずねて part.3

古代のロマンをたずねて part.3

伊射奈岐神社二社



イザナギノミコトはなくなったイザナギノミコトを追いかけて黄泉の国へ行き禊払いをして、アマテラスノミコト、ツクヨミノミコト、スサノオノミコトの三貴神を産み、引退します。

その隠棲の地に関して、記紀では陰陽とも取れるほどの大きな違いがあります。
『古事記』では、「淡海の多賀に坐すなり」とあるのに対して、
『日本書紀』では、「幽宮(かくりのみや)を淡路の州(くに)に構(つく)りて、寂然(しずか)に長く隠れましき」とあります。

『古事記』では淡海、つまり近江で琵琶湖とされ、
『日本書紀』では淡路(淡路島)とされるのです。

ちなみに、淡路島の伊弉諾神宮も、琵琶湖の東にある多賀大社も名前は同じ多賀です。

また、日本地図を良く見てみると淡路島と琵琶湖の形が似ているではないでしょうか。
淡路島を180度回転してみると、なんとちょうど琵琶湖の形に重なるのです。


陰陽で考えると男神は山、女神は海。
イザナギ、イザナミの夫婦が淡路島と琵琶湖そのものではないかとすら思えるのです。

この話は、私の師匠でもある pleさんのブログ で初めて見たときに大変興味深いと思いました。
その後、『パワー元気をもらう神社旅行』 辰宮太一著 という本でもそのような話を読み、益々面白いなと思っていました。


そして、pleさん説によるとその二つの神社のちょうど中心にあるのが、吹田にある二つの伊射奈岐神社だというのです。


そう言われてみると、気になるではないですか。
今回、その二つの吹田市山田東にある伊射奈岐神社と吹田市佐井寺にある伊射奈岐神社に行くことにしました。



まずは、山田東にある伊射奈岐神社です。




イザナギ神社・山田



御祭神は、伊射奈美命

ここは、山田戎神社ともいわれています。
今日は、十日えびすで多くの人で賑わっていました。


参道にある狛犬がちょっと変わっています。
カエルか恐竜のような狛犬なのです。
「狛恐竜」とでもいった方がよいかもしれません。



狛犬・左

狛犬・右



そしてもう一つの吹田市佐井寺にある伊射奈岐神社です。
二つの神社は歩いて20~30分くらいです。



着きました。
かなり急な階段です。





階段



空に向かって登っていくような感じです。





鳥居



ここはさっきの伊射奈岐神社と違って、人が少なく静かで落ち着いた神社です。

御祭神は伊射奈岐大神です。




イザナギ神社



どちらもかなり古そうな素敵な神社です。
地元の人に大事にされている感じがします。


念願の伊射奈岐神社二社を参拝出来て大変満足です。




ちなみに、イザナギノミコトを祀る神社は日本各地にあります。


伊邪那岐神社 (奈良県北葛城郡上牧町) 式内社「大和国葛下郡 伊射奈岐神社」

伊射奈岐神社 (奈良県天理市)式内社「大和国城上郡 伊射奈岐神社」

伊射奈岐神社 (吹田市山田東)式内社「摂津国嶋下郡 伊射奈岐神社二座」の一座

伊射奈岐神社 (吹田市佐井寺)同上

伊邪那岐神社 (奈良県葛城市(旧 當麻町))

伊弉諾神社(奈良県生駒市)式内社「大和国添下郡 伊射奈岐神社」

伊弉諾神宮(兵庫県淡路市)の旧称「伊弉諾神社」


う~ん、すべてのイザナギ神社に行ってみたくなってきました。



それはさておき、今日はまだまだ時間があったのでこのあと神社を二つとお寺を一つ行ったのでした。
つづきます。




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