古代のロマンをたずねて part.3

古代のロマンをたずねて part.3

西明寺・高山寺




高雄山神護寺を後にして、槇尾山西明寺と栂尾山高山寺へ向かいます。


西明寺は空海の高弟、智泉(ちせん)が神護寺の別院として開創したのが西明寺の始まりです。


その後幾度かの変転をたどった後、後宇多(ごうだ)天皇より名前を賜って現在の西明寺となりました。


西明寺・門





境内は広くはないのですが、新緑が美しく落ちついた良い感じです。




槇




お経の声が聞こえてきました。
良いお寺です。




西明寺





西明寺を後にして、高山寺へ向かいます。





私は今回『古寺名刹巡拝の旅』にある神護寺が一番の目的で来たのですが、来てみて以外にも、この高山寺が一番好きでした。




しかも、入口から少し入ったこのあたりが素晴らしい。
こここそ正に世界遺産にふさわしいのだと思いました。






世界遺産




写真では伝わらないかもしれませんね。
この辺りの神々しさは実際にその場に行ってみないと言葉では言い表すことは出来ません。




そして、新緑もまぶしいくらいに輝いています。





新緑



仏足がありました。




仏足




本堂はひっそりと自然の中に溶け込んでいます。
建物がどうだとか宗派がどうだとかそんなことを超越した全く別の次元の素晴らしさがあります。




お寺と言うよりもこの辺り全体が何か目に見えない大きな力を持っているかのような感じがします。


世界遺産に選ばれた理由がなんとなくわかったような気がしました。




高山寺




全く期待していなかった高山寺です。
こんなに素晴らしいとは思いませんでした。
違う季節も見てみたいです。
また来たいと思いながら後にしたのでした。


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