古代のロマンをたずねてpart.2

古代のロマンをたずねてpart.2

若桜神社




でも、それだけではもったいないので、桜井をちょっと散歩してみました。


桜井の磐余あたりは私のとって、大変興味をそそる土地です。


磐余は飛鳥以前の古代王朝にとっては重要な地域でもありました。



越をバックに近江から大和入りした継体天皇が宮を作ったも磐余でした。
それに、磐余の海柘榴市は古代の大和で最も賑わった交易市場でもあります。




ところで、宮名に磐余をつけた大王は何人かいます。


まず、応神仁徳王朝の始祖である神功皇后(架空の人物ということになっていますが)の宮が、磐余の若桜宮です。



次は、履中天皇の磐余稚桜宮(イワレワカサクラノミヤ)
三番目は清寧天皇の磐余甕栗宮(イワレミカクリノミヤ)、
四番目が継体天皇の磐余玉穂宮(イワレタマノホミヤ)
五番目が用明天皇の池辺双槻宮(イケノヘノナミツキノミヤ)です。



また、宮ではありませんが、神武天皇の和風諡号は神日本磐余彦尊(カムヤマトイワレヒコノミコト)です。
日本の第一代目の天皇の名前に、磐余がつけられている意味は大きいと思います。


磐余は古代史好きにとっては憧れの土地というか、気になって仕方がない場所だということには違いありません。



今回は宮跡を見つけることはできませんでしたが、桜井の駅の近くの若桜神社へ行くことが出来ました。


若桜神社には小さな井戸があり、その井戸が桜井の地名の由来だとも言われています。


若桜神社




さて、磐余が気になってしまって話が進みませんでした。
この続きは次回にさせていただきます。



















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