行き当たりばったり珍道中（旅行記）
日記に書いたものをまんま載せてます。
旦那と結婚20周年記念に何処かへ行こうという事になりこの企画（企画かぁ？）が持ち上がりました。
当初の予定は先週の木曜でした。それが1週間伸び今週木曜（4/20）からの旅立ちに。
行き先は変更になる恐れ（笑）があったのでココでは発表しませんでしたが
栃木県の日光方面に行って参りました。
旅立ちの日。
朝のばーど＠ずーむいんの平井さんの天気予報では『雨』アタシの嫌いな雨と・・・（凹）
旦那の言い分「神社・仏閣には雨が似合う」
その根拠は何よ？どこにあんのよ？！アタシは初っ端から文句付けましたね、はっきりと（笑）
朝の7時前に家を出発。車は一路、東北自動車道へと進む。
（埼スタが出来たお陰〔？〕で浦和インターが出来てウチから東北道が近くなりました）
（（埼スタとは『埼玉スタジアム2002』の略です））
日光有料道路へと道を変え日光へ到着。
・・・はいーんだけど途中から雨が降り出し、日光市営駐車場では土砂降りの雨（悲）
前日から雨の予報が出ていたのでチャッカリ者のアタシは冬のジャンパーとブーツを
ちゃーんと用意してました。モチ、自分の分だけ（けっけっけっ）
旦那はこの雨を甘く見ていて「そのうち小降りになるだろう」と薄い上着だけで
車を降りました。後にコレが命取り（大袈裟）になるとも知らずに・・・。
東照宮参道。既に道は大水が流れて。旦那のスニーカーはこの時点で グチョグチョに濡れて
しまってました。（あー、何だかエロい表現だな）
東照宮に来るのは実に20年ぶりです、アタシ。
兄と母がアタシが結婚する前に連れてきてくれて以来ですから。
その時は中まで拝観しなかったので今回はゆっくりたっぷり見ようと来たのにこの雨だよ
何度かココにも書いてますがウチの旦那は建設関係の仕事をしています。
なので東照宮並びに近隣の神社・仏閣の建物がとても気になるそうです。
その昔は出来れば「宮大工」さんになりたかったそうな。初耳ですが（笑）
で、旦那は建物の美しさ、その技巧の素晴らしさを。
アタシは旦那と一緒に美しさや技巧もだけれど色彩の素晴らしさに目を見張りましたね。
例え土砂降りの雨だってソコは観光地。
普段より少ないだろうけどそれなりにお客さん（？）は来ている。
中には海外からの観光客の団体さんも。
日本の「婦人会」っぽいおばさま方の集団も。
そういう「日本人集団」の後ろとかを歩いているとたまたまその人たちの為の解説とかを
有り難くも耳に入れる事が出来るのだ！（笑）
（（ま、アタシの場合、「るるぶ」「まっぷる」で事前学習してたから頭には入ってたけどね））
有名な「三猿」が何の変哲もない建物にいたり、「眠り猫」なんて『ココです』の看板が
なければ見落としそうだったりするんだけれどそれはそれ（笑）
特別「名」もない彫刻も素晴らしく、一箇所一箇所に目を見張り眺めながら歩いたので
「普通に見て歩く」よりもうんとこさ時間を掛けて見まして。
「眠り猫」の門の先にある「家康公の墓所」に続く階段は 滝の様な雨水が流れている！
その階段をボシャボシャ、ズボズボと歩くんですな、コレが（笑）
お天気でもきつかろう階段を雨水という抵抗を受けながら必死に（大袈裟）登りまして。
到着した時には悪天候と普段の運動不足にも耐え登った自分を褒めてあげましたよ（アホｘ）
流石、将軍様の墓所。それはそれは大きく立派で美しい。
思わず「ほぉ～！」と感嘆の声をあげてしまったバカ夫婦（笑）
墓所を一周してキツイ階段、杉並木を通って。（いや～花粉の時期が終わってて良かった/笑）
帰りがけに「鳴き龍」を見ましてね。
ココも修学旅行で見た覚えが有る。（全部見たんだけどねｘｘ）
その昔は龍の所でそれぞれが手を叩いて反響を聞いたのだけれど今は係りの方が拍子木を打って
聞かせて下さるのですね。知らなかったよｘｘ
龍の頭の横の方から拍子木を打つとそのまま「カンカン」だけ鳴るのに
龍の頭の真下から打つと「キーンキーン」と響くのですよ！
その響きから「鳴き龍」と呼ばれるらしいのですが。
あ、龍は天井にいます。天井絵なのですね。
みなさま、ご存知なのでアタシの変な解説はいりませんでしたね、コリャ失礼ｘｘ
東照宮を辞した後、丁度お昼時になったので一軒のお店に。
この頃既に旦那は「寒い寒い」の連発。
アタシもブーツも穿いてたGパンもビチョビチョだったけれど震える程の寒さではなく。
お店の中には一台のストーブ。旦那は迷わずその近くの席を陣取りまして（笑）
先にいた60代後半と思しきご夫婦と「寒いですね」なんて会話をしながら火に当たる旦那。
そのご夫婦、茅ヶ崎からいらしたのだという。
旦那さまは前日に中禅寺湖の方を巡ったらしく
「昨日はあっち（中禅寺湖方面）で雪が降りましたよ。冬でした」と笑っていらしたけど
”冬～！？”とアタシたちはビックリして笑えませんでした。
旅日記の続きです。「2」ですが1日目の出来事ですｘｘ
土砂降り、滝のような雨水の攻撃（？）の中、今にも壊れそうな￥100店の折り畳み傘を
差し、グチャべチャな靴とGパン。
寒さは一気に2ヶ月ほど戻ったかの様な中、お昼を食べに入った一軒のお店。
店の前の幟には「日光名物 湯葉ラーメン」の文字が！
これに攣られて入ったのは言うまでもありませんね。
兎に角寒いんだから。あっつーい物でも食べないと、飲まないと「死んじゃう！」（ｂｙ旦那）
アタシたちより先にいた60代後半と思しきご夫婦と店のストーブで暖を取りながらしばし交流。
神奈川の茅ヶ崎からいらしたのだと言うそのご夫婦。
このあと「日帰り温泉」に浸かりにいって帰るのだという。
『いー温泉なんですよ。豪華なホテルなんですけどね。良かったら行ってみるといいですよ』
とおススメ下さった。
持って行った「るるぶ」「まっぷる」を見ると確かにその日帰り温泉をやっているホテルは
昨年辺り改装したらしく綺麗で。でも当然の様に宿泊費もお高い。
そう、アホ結城夫婦、この時点でまだ泊まる宿を決めていなかったのだ！！（一つ目の試練）
茅ヶ崎からいらしたご夫婦が「では私達はコレで」「良い旅を」などと別れを告げ
そこそこ広い店内にアタシたちだけになり・・・。
ストーブと温かいラーメンで身体はほかほかしてきたが泊まるとこがないうちはどーしようもない。
お店のマスターさんにどこか良い宿はないか聞くが
「ホテルなら沢山ありますし、今はあまりお客さんがいない時期（連休前で）なので
どこでも取れると思いますよ。ペンションですか？ちょっと車、走らせると沢山あります。」
という。
ケチケチ旅行な結城夫婦、ホテルなんてお高いトコへは泊まらない！ペンションで充分過ぎる！！
（一番のケチはアタシなんだけどな/がははっ）
「いーから片っ端から（るるぶやまっぷるに載ってるペンションに）電話し捲くれ！」
と旦那の号令。携帯取り出しページの最初に載ってるペンションへ電話しようとしたところへ！
ゴロがっしゃーーーん！！ と物凄い音と共に稲光が！！
アタシャどきっとしてビクっとして飛び上がったよ、マジで。（二つ目の試練）
暫くゴロゴロぴかぴかと稲妻と轟音がなっていたが気を取り直しペンションへ電話。
1軒目「本日、連休前の大掃除の日なので宿泊はお断りしております」
凹。ハナっから断られると人間、落ち込みますね～・・・。
2軒目に電話しようとすると・・・
突然 ガタガタ～っ！ と店が潰れるかと思うほどの地震が！（三つ目の試練）
木造のログハウスっぽいお店なのでマジ大揺れして雷の時よりビビリました、アタシ。
数軒のペンションに電話するも電話に出なかったりやはり「本日お休み」などと・・・。
そんなこんなの間にお店に外人さんの団体さんが入ってきた。
当然、みなさん雨で寒いのでしょう。アタシたちの近くに席を取り（ストーブ効果）
何やら喋り出したのです。が、英語じゃないみたい。見た目ヨーロッパ系の方々。
大きな声で先に入った人が店の入り口にいる連れ（？）に話しかけたりでちょっと閉口。
外人さんにいるのね、「人の迷惑顧みず」な人。はははっ（乾笑）（ある意味試練だわｘ）
外人さんのお喋りが少し収まったところでまた電話をかける。
”あのー、今日なんですがお部屋、あります？大人2人なんですけど”
「はい、ございます。大丈夫ですよ。」
やった！！ 宿泊場所、確保！！
しかもお値段が安い。1泊2食で￥6159。ええ～！ホントぉ？なお値段。（入湯料￥150は別）
「まっぷる」に付いてた地図で場所も確認。ココからも近い。OK,OK！！
雨は相変わらず降り続いているが小降りにはなったし、身体も暖まった。（旦那の靴下も乾いた）
そこで観光再開。
お店を出て左に行くと「二荒山神社」がある。
ココは三代将軍さんの墓所。
初代さんとはやっぱ・・・格が違うのね？立派でこれまた素晴らしい建造物なんだけれど
初代さんと比べれば・・・なのだ。
この日が三代さんの祥月命日なんだとか、命日なんだとかで法要だかあったらしい。
門前の二荒山系列（？）の神主さんがゆっていた。
この神主さん、お喋り好きらしく、次から次へと説明してくれる（笑）
「ココに祭られているのは不動明王さまで以前は東照宮にあったものをこちらに移して云々」
とね。フンフンと頷いてその素敵な（アタシにはそう見えた）お姿を拝見。
たまたまお数珠が欲しかったアタシ、ココに売っているお数珠を見ているとさっきの神主さん
「そのお数珠の中に、ココの不動明王さんがいらっしゃるんですよ。いいお数珠です。」という。
茶色い球の繋がったお数珠のすぐ下にある白い珠。その球に小さな穴がありそこを覗くと
確かに不動明王さまが見える。おぉ、こりゃご利益（でいいのか？）ありそうだ！と購入。
そして三代目さんの墓所を見学し、帰る道すがらにあった「東照宮宝物館」へ立ち寄る。
東照宮、家康さんに国内外から送られた「お宝」将軍家に伝わる「お宝」が飾ってある。
（もちろんレプリカもあるけど、ね）
それらを見て「ほぉ～」とか「へぇ～」とかありきたりな声しか出せないのが情け無い（笑）
「お宝倉」（宝物館の事をアホ結城夫婦はこう呼んだのだ）の入場料に￥100足した値段で
「東照宮美術館」にも入れるのでこっちのチケットを買ったのね。
でもそこは「アホ夫婦」どこに美術館があるのか知らなかったｘｘ！
参道の茶店で美術館の場所を聞き、向かう。
そこは東照宮の社務所の一角にあるのだ。
一言で言ってしまえば「和風」な建物。お庭も素敵。
どこかに同じ様な和風旅館がありそうな・・と罰当たりな発言、結城まりもｘｘ
美術館には近年の作家さんたちの作品がある。が、単に「額に入った絵」ではなく
襖絵だったりするのだ。けどこの襖絵、勿論、紙の襖もあるけど木の襖もあり、それらにも
素晴らしい絵が描いてあるのだ。どれらも名のある画家さんの描かれた絵なのだけれど。
木に描かれた絵を見て旦那はただただ唸るばかり。
建物の中の造作なども建設関係者としては目を見張るものがあったらしい。
木に絵を描くって簡単じゃないもんね。鉛筆やペンで描いてある訳じゃないし。
墨で描くにも滲むからチョークで先に木を塗りその上から墨で描くでしょ。
そういう風にしたのならば、チョークを塗るだけでも時間掛かるしさ・・・と貧困な考えしか
浮かばないアホ結城。
美術館を後にして一路今日の宿へと向かう。この頃にはすっかり雨も上がり陽まで差していた。
あの大雨は何だったのよ！と言いたいほどにどっぴーかんに晴れ渡った夕方でした。
アホ夫婦のアホアホ旅日記はまだ続きますがココで番外編をひとつ（笑）
（その1）
東北自動車道を走行中「をい、雪かよ！？」と思わされることがありました。
それは「雪」ではなく「（桜の）花吹雪」だったのです。
場所的には栃木県に入るか入らないかってな辺りからでしたが。
冬にスキーへ行く時に今回と同じ様にフロントグラス（ガラス？？）に風圧と一緒に雪が
ふわぁ～と流れてくることが多々あったので、それかと思ったのですが良く見ると
周りには咲いている桜の木がいくつもあって・・・。
ウチの方ではさくら（ソメイヨシノ）は既に終わり、八重桜が盛りになっていました。
（出発時点で）なので、こっち（栃木）でももぅ終わってると思っていたのです。
埼玉からそんなに離れていないのにやっぱ違うのね～なんて思ったりして。
青森の親戚の話だと「弘前公園では連休の頃、満開になるんだよ」って聞いてましたが。
同じ関東なのに少し東北よりだからってのと寒さの違いで、なんでしょうね。
（その2）
日光東照宮で見つけたお土産。
ウチのおチビくん、以前から「ママ、僕、『この紋所』が欲しい」って言ってました。
おチビの言う所の『この紋所』ってーのはご存知「水戸黄門」さん（正確にはお付きの人）が
持っている「印籠」の事なんですね。
じーちゃんばーちゃんのいる家庭の子って時代劇を見る（見せられる）確立がご夫婦だけの
ご家庭より多いと思うのです、ウチもそうなんですが。
なので東照宮で見つけた『この紋所』、迷いなく即購入。
勿論、旦那も納得の上です。「おー、良かったなぁ。長い事探したもんな」ってね（笑）
娘へのお土産はアタシがお数珠を買った所にやはり売っていた「数珠腕輪」。
「ブレスレッド型お数珠」ではないのです。あくまでも「数珠腕輪」。
何か拘りがあるのでしょうか？（笑）
心の悩みとか事故とかココの所災難続きの娘のためにファッション的にもいいだろう
水晶の数珠腕輪を購入。コレを普段から身に着けていれば災いを遠のけてくれるかも。
そんな願いをこめて、ね。
行ったその日にその場で宿を決めるほどのアホっぷりな結城夫婦。
そしてその宿へGO!
JR日光駅、東武日光駅を過ぎ大谷川（だいやがわ）の橋を渡り歩くとキツイだろう坂を登る。
いくつかあるのだろうペンションの看板を見ながら目的のペンションへ到着。
電話した時に「洋室と和室どちらがいいですか？」と聞かれ迷わず洋室を選んだ。
だってさ、ウチって完璧日本家屋なので自分達の部屋も和室なのさ。
で、寝てるのは布団。なのでこーゆー時でないとベッドには寝れないのよ。
アタシャ子供の頃からベッドに憧れ続けてんの。いまだにだけど（笑）なので。
旦那は部屋の扉を開いてすぐ「なんだ～ベッドかよ」と言っていた。
そう、ヤツは寝相悪いのでベッドからバタバタと落ちるのだ。
落ちろ～！落ちるがいい ！！（けっけっけっ/悪魔まりもの囁き）
と、まぁ部屋に入り荷物を置きソファーに座って取り敢えずズブズブだったGパンから
パジャマ代わりに持っていったスエットに履き替え。
旦那は「温泉に浸かってくるわ」と支度を始めた。
風邪引かれちゃうとこれから先の旅に支障を来たすから”そうね、そうしな”と同意してやった。
アタシはその間、ゆっくりのんびりTVを見ながらお子にメルしたり友人にメルしたりｖｖ
夕食は6時。ペンションの食事は豪華なのだ（うふふっ）
ってか、はっきり言って「おさんどん」しなくていいのが快感～ｖ
「上げ膳据え膳」ってのが魅力的♪
普段は作って、食べさせて、食器洗って、片付けてってーのをじーさんばーさんにしてる
からしてもらうってのに幸せを感じるのね！
食事は地野菜のサラダ、スープ、魚のムニエル、ステーキ（ご飯もね）デザートのケーキとｱｲｽ。
ああ、豪華！ああ、お腹一杯！しゃーわせ！！（爆）
部屋に戻り7時半からココ所有の露天風呂へ。
でもさ、昼間雨降ってたし、ウチの方より寒い訳よ。
で、夜でしょ？いくらなんでも露天は寒いって！なので身体なんてさっさと洗い
殆どお湯の中に入ってました。
いつもは「カラスの行水」状態のアタシだけれど周りが寒い所為か（いつもより）長く入って
いても平気なのよ。星空なんか見ちゃったりしながらさ。
温泉でホカホカになったあと、缶チューハイ呑んでひっくり返ったら・・寝てました（笑）
爆睡！娘からメルが来てそれで起こされたのよ。がはは～っ。その時9時でしたｘｘ
その後、気が付いたら朝になってましたね。
夫婦で旅行なんてゆーと「ムフフでアハハ」な事を想像なさったかもしれませんが
そんな事、一切御座いません！（断言）
爆睡する嫁に呆れながら旦那はビール片手にTV見てたそうです。（がはは）
部屋の窓から見えるのは山。すぐ裏は林。
「ホーホケキョ」の生声（なまごえってアンタ・・・/呆）
あんなに多い回数「生」の鶯の鳴き声、聞いた事なかったです、マジで。
夜が明けて日光2日目になりました。
朝食は8時から。その前に決めねばならない事がある。
「今日の予定、未定なんだけど・・・」
こりゃ大問題（笑）
取り敢えず、行きたい所を列挙する。
”猿軍団、ワールドスクェア、江戸村、ウエスタン村・・・行きたい”
「アホか！（怒）そんなに一遍に行けるわきゃねーだろ！」
食事の声が掛かり下へ降りると（ダイニングで他のお客さんと一緒に、なのね）
『東武ワールドスクェア、日光江戸村、割引入場券あります』の文字が目に入った。
んじゃー折角だからこのどっちかにしようという事で『日光江戸村』に決定！！
開けて2日目。
行き先は「日光江戸村」に決定。
旦那が前の晩に連泊出きるか聞いてくれてたのでこの日もココへお泊り。
なので荷物は置いて。
このペンションから「江戸村」へは車で30分ほどの距離。
9時少し過ぎたところで出発。
この日もなんだか怪しい天気。まだ降ってはいないものの一応バッグに傘を忍ばせて（笑）
旦那はアタシが爆睡してる間に「まっぷる」「るるぶ」でこの辺（江戸村方面）の地図を見て
いたそうで来た事のある道の如くに迷わず車を走らせる。
偉いぞ！事前勉強は大事よ。アタシが東照宮で散々言った事が身に染みたでしょ？
なーんも知らない旦那にガイド宜しく説明してたアタシだったのだ（がははっ）
『江戸村駐車場こちら』の看板通りに入ると民間の駐車場だった。
けれど都内とかの民間駐車場と違って安い。普通車1台￥700でした。
その駐車場に車は他に2～3台しかないぞ？他のお客さんは来ているのか？？？
生憎とこの辺りから雨がポツポツと降ってきた。早速前日から大活躍の￥100店傘を出す。
入り口からして江戸というか時代劇な雰囲気。
入り口前にある江戸村の事務所、この中にいた社員の方の髪も姿も時代劇なのに笑った。
日光の2日目。江戸村へ到着。
園内に入る少し前からまた雨が降り出した。
進路に進むと観光地にありがちな「来園記念に写真を！」というのがココにもあった。
「撮るだけです。お気に召したら買って下さい」ってヤツね。
アタシャ写真嫌いなんだけどどうやらスルーできそうにない。
だって赤い毛氈の引いてあるベンチに旦那、どっかと座ってやがる！アホか！！（怒）
仕方なしに座って撮られましたよ、おデブ写真ｘｘ
またまた進むと早速なんだか怪しい（笑）人影。ニンジャだ！！
ちょこっと先に「甲賀忍者ふしぎ屋敷」なるものがある。
ちょっと急そうな坂道、その地形にそのまま、斜めなままに建物が建っている。
何でも挑戦してやろう！な旦那、入って行きやがった。
アタシャこーゆーの苦手なんだけど・・と思いつつ入る（入るのかよ！/笑）
遊園地にある「ビックリハウス」とかそんなのだと思ってたら大間違い。
ビックリハウスは平地に中身だけ斜めってる感じだけれどココは地形からして斜めだから
中身も何もかも最初っから斜め。2～3歩歩いただけでアタシャ、ギブ！ダメ、こーゆーの。
何だか酔った様な妙な心持ち（笑）
でも進むしかなさそうだ。前を見ると「脱出口」とある。旦那もどうやらダメそうだ。
自分が運転してない車に酔うヤツだもの、コレ、弱いよな・・・。
2人で脱出口に向かうがコレが思った様に進めない。
普通に1歩歩くのだが斜めってるので半歩くらいしか進まない。
なんとかかんとか脱出口に手をかけたが開かない！！（ぎゃ～～）
そこからまた数歩行った所に脱出口が。
ココは開いたので出る。出る、で・・・る前に3段位の階段に躓いて転んでしまった。
絶対普通の状態では転んだりしない何の変哲も無い階段なのにｘｘ
確りと紫のアザが出来ましたよ、左足のスネに（凹）
ぎゃ～、気持ち悪い～～！と2人でウエップウエップしながら坂を降り。
芝居小屋というかアトラクションの小屋のある一帯へ移動。
行った時間にある小屋へ入る。
「日本伝統文化劇場」ココは花魁さんの芝居小屋。
入り口で赤い着物を着たカムロさんが白い小さい紙をくれた。
コレはなんだ？と思っていると「おひねり」を包む紙だと思い出した。
「るるぶ」「まっぷる」に書いてあったっけ。へーそーかい、とシカトを決め込むアタシ（笑）
花魁さんをされていた女優さん（？）は大変綺麗な方でした。
お芝居も所謂「お涙頂戴」的なもので。
ウチのバカ旦那、最後に花魁さんに向かっておひねり投げてましたよ。しかも千円も！（怒）
その後、他の劇場の時間に合わなかったので村内をぶらぶら。
雨っぽいし平日だしお客さんも数もまばら。すれ違う人がいつも同じ、みたいな（笑）
その後、「日本伝統芸能劇場」で水芸を見たり、「大忍者劇場」で忍者のお芝居見たり
（まっちーん、アタシも見たぞ！！/笑）
見るもの見たしそろそろ帰るか・・・てな辺りで雨が上がっていい天気。
前日に引き続き、どーして帰るって頃になると晴れるのか不思議だ。
普段の行いの悪さがこーゆー所に出るんだな＞旦那！！（爆）
江戸村を出て駐車場に。
駐車場の経営者さんがやっておられるのだろうお土産屋さんを覗く。
「手裏剣」と「クナイ」が売ってるよ・・・。
ゴム製の安全なものと鉄（？アルミ？）製の危ないもの（笑）
おチビに『紋所』と一緒に買って来てと言われた中に「手裏剣」と「クナイ」があるのだ。
アタシは安全なゴム製のを手に取ったが旦那は「こっちだろ」と金属製のモノを。
ソレを買って。
実は江戸村の中に「刀屋」さんがあって、旦那はどうしても刀が欲しかったらしい。
アタシはソレを阻止したのだ、一生懸命。
旦那に刀を持たせるのは危険だから。ただそれだけ。
酔った勢いで家族やわんこに刀で叩く、斬り付ける・・・を食い止める為にね。
普段はそんなアホしませんよ勿論。
酔ってもいきなり斬り付けたりぶったりもしないと思うけど人間、酔うとどんな事をしでかすか
判ったもんじゃない。特にコイツはそーゆー素質（？）があるので。
ところがこのお土産屋さんでも刀を見ている。
が、思った様なのが無かったのだろう、渋々引き上げ。
宿に戻り、お子が帰った頃の時間にメルをして。
おチビに手裏剣とクナイを買った事を報告。すると「刀が欲しかった」との返メルが。
”これこれこーゆー理由で買わなかった”と送ると「納得」とまたメルが来た。
夕飯の時間になりダイニングへ降りると先に3組の人たちが。
2組は家族。もう一組が・・・。
どうやらアタシと同じニオイがする （笑）
女性3人組。年齢は二十歳くらいに見える。体型もアタシと似たり寄ったりな感じ（笑）
そして、どうやら話の内容からしてもやはり同じニオイを感じる。
そう、どーも 腐女子3人組 の様だ（爆）
食事の途中でも娘からメルが来るので携帯を携帯して（笑）
アタシの携帯には「NARUTO」の「カカシ」と「イルカ」の小さいフィギア、「ときメモGS」の
「まどか」の画面クリーナーが付いている。
それを目にしたのだろうアタシと向かい合わせに座る女子が一瞬、アタシの携帯に目をやり
黙り込んでしまった（笑）
その後、旦那がどうしても刀が欲しかったとまたまた言い出し、「手裏剣とクナイがあって
刀がないのは云々」につい、”池袋行きゃー売ってる”と言ってしまったアタシにまたその女子が
黙り込んでしまった（笑）
”コス用の刀が売ってるさ。池袋にも中野（ひびきさーん/笑）にもアキバにも。多分”
じーっと聞いているのだろう女子3人組（笑）
そのうちアタシたちアホ夫婦の会話がコスの話になるとまたまたじっと聞いている風に思える
女子3人組（爆）
「手裏剣とクナイ買ったからまたまり大は『NARUTO』コス、すんのか？」
”う～ん、どうかな？悟空（ドラゴンボール）かもな。でも「シカマル」コスもしたいってゆって
たし”
先にアタシたちがダイニングを出たのでその後、その女子3人組がどういう会話を展開したかは
判らないが、恐らく同じニオイを感じたに違いない（笑）
その晩も温泉に入って爆睡のアタシ。・・・旦那のが先に寝たけどな（笑）
さーて翌日は帰宅する日。
でも最後までハチャメチャな行き当たりばったりな珍道中なのでした。
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