★カナちゃん



■イザ出陣 (カナちゃん7)

■■病院の医局にて■■

【ナナ】 おっはようごっざいまぁーす♪ ←(医局の扉を開けながら)
【●ジ】 お? おはよう、奈菜ちゃん♪
【ヒロ】 皆様、お早う御座います♪
【●ジ】 先輩、本日は宜しくお願い申し上げます。
【■原】 宜しくお願い申し上げます。
【ヒロ】 いえいえ、こちらこそ♪
【ナナ】 それじゃ、関係者全員、アチキの相談室に集まるように報せてくれるかしら?
【●ジ】 おうw 任せとけ、相談室長♪
【ナナ】 それじゃ、相談室で待ってるわねw

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■■相談室にて■■

【ナナ】 旦那様、今カギを開けますね♪
【ヒロ】 あれ? 奈菜ちゃんが鍵を持っているんだね?
【ナナ】 おほほw アチキの部屋ですものw
【ヒロ】 さすが、病院全体の期待の星だね♪
【ナナ】 いやだわw 大袈裟ですよw
【ヒロ】 あ、ゴメン。。。ちょっとトイレに行ってくるね。
【ナナ】 はい♪ アチキはココに居ますから♪

【●●】 コンコンコン♪ ←(相談室の入り口扉をノックする音)
【ナナ】 はぁーい、どうぞぉー♪
【●美】 奈菜さぁぁぁーん!! ←(アチキに向かって走り寄り、飛びついて抱きついてますw)
【ナナ】 えぇぇぇー??? ●美ちゃんが何でぇぇぇー???
【●美】 診療所代表で、奈菜さんたちのリハビリにご一緒しますからぁ♪
     相変わらずイイ匂ぉーい♪ 奈菜さんって本当にイイ匂いですよねぇ♪
【ナナ】 あの。。。いつまでも抱きついてないで、いい加減に離れてくれるかしら?
【●●】 コンコンコン♪
【ナナ】 ほら、誰か来ちゃったから離れてよw。。。
【●美】 えぇー??? イヤですぅ。。。
【ナナ】 病院長とか診療所所長だったら? どうするの?
【●美】 あ、ヤバw ←(慌ててアチキから離れてますw)
【●●】 コンコンコン♪
【ナナ】 はぁーい、どうぞぉー♪
【●ジ】 返事が無いから焦ったぜw
【ナナ】 ゴメンw ●美ちゃんとレズってたからw
【●美】 いやだ、奈菜さん、何もさせてくれないじゃないですかぁー。。。 ←(真顔で言ってます)
【●ジ】 ・・・・・・・・・・。 ←(目が点になってますw)

【ヒロ】 ゴメン、ゴメンw 遅くなっちゃったねw
     廊下で『●雄君』と話し込んでしまったからw
【●雄】 お早う御座います。奈菜さん、お久し振りですね♪
【ナナ】 うわぁー♪ ●雄さん♪(●雄さん=●ジ君の兄上様で、診療所を切り盛りする院長先生です)
     お久し振りですね♪ 敬語はヤメてくださいねw (爆笑中)
【院長】 みなさん、お早う御座います。
【総部】 失礼致します。 ←(総務部長です)
【■原】 すみません、遅くなりました。
【ナナ】 さて、関係者全員集まったところで、手前の彼から本日の段取りの最終確認を♪
【ヒロ】 皆様、お手元の資料をご覧ください。

(・・中略・・)

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■■解説■■

【ナナ】 今日の段取りを説明しちゃいますねw
     『温水プールに入ってリハビリ組』と『商談組』の二組に分かれています。
     リハビリ組は、『カナちゃん・奈菜・■原先生・●美ちゃん・●ジ君』です。
     商談組は、『ヒロ君・病院長・病院総務部長・診療所所長』です。
     ●ジ君も商談組に入るはずだったのですが、アチキのお願いによってリハビリ組へw
     どうしてアチキのワガママで●ジ君をリハビリ組にしたかは。。。ちょっと内緒w
     っていうか、この後、大ハプニングが起こるのですがw
     そのハプニングで、なぜ●ジ君にも温水プールに入って貰ったかが分かりますので。。。
     余談ですが、リハビリ風景は、専門業者に録画&録音させています♪
     病院側で今後の資料として使うため、ヒロ君がプロの業者に発注しちゃいました♪
     カメラ3台と望遠マイク2本で録画&録音されたモノですw
     それを元にして日記を起こしました♪
     さすがプロの仕事♪ すっごく日記にし易かったですわん♪

     ちなみに、温水プールでのリハビリの風景を『商談組』とセンター関係者が観察しています。
     観察場所は、スポーツセンター二階にある部屋から窓越しに行っています。
     その部屋にリハビリ風景の音声を電波で飛ばして聴ける状態になっています。
     その他にも、病院関係者や診療所関係者数名もギャラリーでリハビリを眺めています。

     それでは、イキナリ話が飛びますが、さっそく温水プールでの出来事に入りますね♪

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■■温水プールにて■■

【ナナ】 カナちゃん♪ ほら、温水プールよ♪
【カナ】 うわぁー♪ 大きなプールですね♪
     (↑車椅子で入れないので、奈菜にお姫様抱っこされてます)
【■原】 奈菜さん♪ それでは、●井さんのウォーミングUPをしてしまいますね♪
【ナナ】 はい♪ 宜しくお願いします♪
【●美】 50mプールじゃないですか、コレぇ♪ 大きいですねぇ♪
【ナナ】 こらっ!! べし!! ←(●美ちゃんの頭にゲンコツくれてます)
【●美】 きゃっ!! 何するんですかぁ?
【ナナ】 スイミングキャップを被りなさい!! 髪の毛を全部仕舞うこと!!
     ココはね、市民プールやらリゾートのプールじゃないのよ。
【●美】 はぁーい。。。
【●ジ】 奈菜ちゃん、ちょっとコッチへ。。。 ←(アチキの手を引っ張ってます)
【ナナ】 え? なぁーに? ←(皆から離れた所へ連れていかれちゃいました)
【●ジ】 奈菜ちゃんもプールに入るのか?
【ナナ】 あのねぇーw アチキが入らなかったらカナちゃん怖がるでしょw
【●ジ】 でもよ。。。何もつけないで平気か?
【ナナ】 あはw だから、アンタにも一緒に居て貰うんじゃないのw
【●ジ】 奈菜ちゃんによ、もしものコトがあったら。。。先輩に殺されちまうじゃんよぉー。。。
【ナナ】 ●ジ君?
【●ジ】 何だよ。。。
【ナナ】 アチキの命、アンタに預けたわよ♪ つかず離れず見守っててね♪
【●ジ】 おう、任せとけ♪
【●美】 奈菜さぁーん??? ←(向こうで叫んでます)
     カナちゃんのウォーム終わりましたけどぉー???
【ナナ】 はぁーい♪ 今行くわねぇー♪ ←(叫び返してます)

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■■水深180cmOVER■■

【イン】 みなさん、このプールの一番深いところは180cm以上ありますので。。。
     くれぐれも『水色の底上げ』が無い所でリハビリをしないように気をつけてくださいね。
     (イン=スポーツセンターのインストラクターさんです)
【全員】 分かりましたぁー♪
【ナナ】 インストラクターさんもソバに居てくださるんですよね?
【イン】 はい、もちろんです。
【ナナ】 それじゃ安心だわ♪ ←(意味深w)
【●美】 ドッボぉーン!! ←(3レーンの飛び込み台からイキナリ飛び込みやがりました)
【ナナ】 ●美ちゃん、綺麗なフォームねぇー♪ ちょっといらっしゃいw
【●美】 奈菜さんに褒められちゃったぁ♪ ←(大ハシャギでコッチに来ました)
【ナナ】 べし!! ←(●美ちゃんの頭にゲンコツくれてます)
【●美】 いったぁぁぁーい!!
【ナナ】 アンタね、遊びに来たのなら、今すぐに帰りなさい!! ←(出口を指差しながら)
【●美】 ゴメンなさい。。。もうしませんからぁ、一緒に居させてください。。。
【ナナ】 素直で可愛いわね、●美ちゃん♪ ←(抱きしめてあげてます)
     いい? カナちゃんが怖がるようなことしちゃ駄目よ。 ←(抱きしめたまま耳打ちしています)
【●美】 はい。。。分かりましたぁ。。。

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■■浮いてる♪■■

【ナナ】 カナちゃんおいでぇー♪ ←(アチキは先にプールに入ってます)
【カナ】 あ、ホントに水が温かいですね♪ ←(プールサイドに腰掛けて足を水に浸しながら)
【ナナ】 よいしょっと♪ ←(カナちゃんを抱っこしてプールに入れました)
【カナ】 きゃ!! ←(怖がってアチキにしがみついてます)
【●美】 いいなぁー。。。 ←(抱きしめられているカナちゃんを羨ましそうに見てます)
【ナナ】 何言ってるのよ、●美ちゃんw あんたも手伝いなさいってw (爆笑中)
【●美】 って言っても♪ カナちゃん浮いてますよw
【カナ】 気持ちいいぃー♪♪ ←(ラッコみたいにプカプカ浮いてます)
【■原】 ●井さんw 泳げるんですね♪ ←(そんなことも知らないリハビリ担当医)
【ナナ】 カナちゃん♪ ついでに向こうまで行ってみよっか♪
【カナ】 え? あ。。。 ←(カナちゃんを立たせて水中を歩かせています)
【ナナ】 身体のドコか痛かったりしない?
【カナ】 大丈夫です♪ すっごく気持ちいいです♪ ←(奈菜に手を引かれて水中散歩してます)
【ナナ】 コッチまでおいで♪ ←(カナちゃんの手を離して5mくらい先から呼んでます)
【カナ】 あ。。。奈菜さん!! ←(慌てて奈菜の方に向かって来てます)
【ナナ】 コッチよ、コッチコッチ♪ ←(更に10mくらい先から呼んでます)
【カナ】 奈菜さん。。。
【■原】 え? 本当に泳いでる???
【●美】 カナちゃん、スイスイ泳いじゃってますねぇー。。。
【カナ】 奈菜さん、もぉー。。。 ←(アチキの所に辿り着いてアチキにしがみついてます)
【ナナ】 おほほw カナちゃん、それじゃ今度は、ビーチボールでバレーしちゃおっか♪
     アチキにしがみついてたらリハビリにならないでしょw
     そぉーれw 『ぼん♪』 ←(カナちゃんに向けてビーチボールを打ち上げました)
【カナ】 きゃはw えいっ!! 『ぼん♪』 ←(●美ちゃんに向かって打ち返しています)
【●美】 『ぼふ!!』 うわ!! 痛いですぅ。。。 ←(●美ちゃんの顔面にHITしました)
【カナ】 きゃはははは!! ←(爆笑中)
【ナナ】 ●美ちゃん? もしかして運動音痴? ←(爆笑中)
【●美】 あ、言いましたねぇーw 行きますよぉ♪ 『ぼん!!』
【■原】 『ぼよん!!』 きゃ!! ←(■原先生の背中にHITしました)
     (■原先生、どうやら撮影中のカメラ2台が気になって仕方ないみたいですw)

【ナナ】 あはw ■原先生w よそ見してちゃ駄目ですよw
【■原】 びっくりしましたよw それじゃ行きますよ♪ 『ぼん!!』
【カナ】 えい!! 『ぼん!!』
【●美】 とりゃ!! 『ぼん!!』
【■原】 はい!! 『ぼん!!』
【カナ】 えい!! 『ぼん!!』
【●美】 どりゃ!! 『ぼん!!』
【カナ】 えい!! 『ぼん!!』
【■原】 カナさん上手ですね♪ はい!! 『ぼん!!』
【カナ】 きゃんw 『ぼん!!』
【●美】 『べよん!!』 ←(よそ見しててヘディングになっちゃってますw)
     あれぇ? 奈菜さんが居なくなっちゃいましたねぇ。。。
【カナ】 え? え? 奈菜さん???
【●ジ】 あ? みんなどうした?
【カナ】 あそこで。。。底に沈んでるの奈菜さんじゃないですか?
【●ジ】 どぁぁぁー!! しまったぁぁぁー!!


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■水没。。。 (カナちゃん8)

■■底上げの板から落ちた奈菜■■

【●ジ】 『ドッボォーン!!』 ←(プールサイドからプールに飛び込んで潜水してます)
【カナ】 え? うそ。。。やっぱり奈菜さん???
【●美】 えぇぇぇー!! プールの底に沈んでるの奈菜さんでナンですかぁ???
【■原】 あ。。。あ。。。奈菜さん!!

【●ジ】 『ザバぁー!!』 ←(アチキを抱きかかえながら浮上してきました)
     奈菜ちゃん? 意識あるか? おぉぉぉーい!! 奈菜ちゃん?!!
     みんな、すまねぇー!! 俺、よそ見してたから気付くの遅れて。。。
     (↑プールサイドにアチキを寝かせながら)
【●美】 どいてください!! ←(奈菜に近寄って撮影中のカメラを跳ね除けながら)
     CHU♪ ぷぅー!! ふぅー!! ←(人工呼吸中)
     いやだ。。。奈菜さん呼吸してくださいよぉー。。。
     えい、えい!! ←(心臓マッサージの様に胸を押さえて水を吐かせようとしています)
【ナナ】 ・・・・・・・・・・。 ←(気絶中)
【●美】 もう一回!! ぷぅー!! ふぅー!! ←(人工呼吸中)
     奈菜さんお願い、水を吐き出しちゃってくださいよぉ。。。
     ぷぅー!! ふぅー!! ←(人工呼吸中)
【ナナ】 げふっ!! ←(水を吐きました)
【●美】 奈菜さぁーん!! ←(耳元で怒鳴ってます)
     いやだ。。。呼吸してぇー!!
     もう一回!! ぷぅー!! ふぅー!! ←(人工呼吸中)
【ナナ】 がは!! げぇーっほ!! がふ!! げぇぇぇー!!←(大量の水を吐きました)
【カナ】 奈菜さん。。。奈菜さん。。。 ←(アチキの手を握り締めてくれてます)
【■原】 医局長。。。申し訳御座いません!!
【●ジ】 いや。。。目を離した俺が悪いんだ。。。かえって申し訳ない。。。
【●美】 そんなことは後でイイ!! ←(プール全体に響き渡る程の声で叫んでいます)
【ナナ】 ぐがぁ!! がふ!! げぇぇぇー!!←(大量の水を吐きました)
【●美】 あっ!! ドクター!! 自発呼吸復活です!!
【●ジ】 呼吸よし!! 脈も正常!!
【●美】 奈菜さん? お願い。。。もっと水を吐いちゃってくださいよぉ。。。
【ナナ】 ん? んげぇー!! がっふ!! ごっふ!! ←(水を吐きまくり)
     ふぅー。。。ふにゃ? アチキ。。。どうしたのかしら?
【●美】 奈菜さん♪♪ 良かったですぅ♪♪ ←(アチキの上に覆いかぶさって抱きしめてくれてます)
【カナ】 奈菜さぁーん。。。 ←(アチキの手を握りしめて涙をボロボロ流してます)
【●ジ】 インストラクターさん? 救護室の類ってありますか?
【イン】 え? あ。。。はい、こちらです。
     本当に申し訳御座いません。。。わたくし共、驚きの余り何もできないなんて。。。
【●美】 いや、ですから!! そういうことは後にしましょう!!
     奈菜さんの処置が先決です!!
【イン】 あ。。。はい。。。
【●ジ】 ■原先生、カナちゃんを頼みます。●美ちゃん、俺と一緒に来てくれ。。。
【●美】 はい、ドクター。。。
     奈菜さん♪ 一緒に行きましょうね♪ ←(担架の上に寝かされました)
【ナナ】 ふみゅぅー。。。 ←(呼吸のたびに鼻から水が出て苦しいぃぃぃー。。。)

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■■救護室にて■■

【ナナ】 ふにゃー。。。アチキ溺れたのぉー? ←(記憶に無いんです)
【●美】 プールの底に1~2分沈んじゃってたんですよ、もぉー。。。
【●ジ】 未だ肺に水が入ってるから喋るな、奈菜ちゃん。。。
【ナナ】 溺れてるトコ、ビデオカメラで撮影されちゃった? 間抜けな姿を撮られちゃった?
【●美】 奈菜さんw そゆコト考えられるなら、もう大丈夫ですねw 良かったですぅ♪♪
【●ジ】 奈菜ちゃん、ホントすまねぇー。。。
【ナナ】 おほほw がふ!! アチキが調子に乗ってたのが悪いのよw
     がは!! げへ。。。 ←(吐く息と一緒に水が出てきますの。。。)
     文字通り、思いっきり深みにハマっちゃったわw
【●ジ】 頼むから喋るな、奈菜ちゃん。。。 ←(口元に溢れ出た水を拭きとってくれてます)
     だからよぉー。。。浮き輪でも腕輪でもよぉ。。。
     浮き袋の類。。。何も付けないのかって聞いたんだぜ、俺。。。
【ナナ】 あらヤだわw がふ!! ごえぇー!! ←(喋るたびに水が吹き出てきます)
     アチキが泳げないなんて知ったらカナちゃんに影響出ちゃうでしょw
【●美】 はぁー? 奈菜さん泳げないんですかぁ??? ←(●ジ君に向かって言ってます)
【●ジ】 そうなんだよ。泳げないし、一度水中に潜ると浮いてこないんだよ。
     『けのび』して浮くことは出来るんだけどなぁー。。。
     一度水中に潜っちゃうと、どうしても浮けない人なんだぜ。。。
【●美】 なるほど。。。そういう人って居るんですよねぇ。。。
     そういう人、何人も見て知ってますよ。。。
【●ジ】 本当にすまん。。。よそ見してて、ちょっと目を離した隙の出来事だったんだよ。。。
【●美】 もぉ。。。奈菜さん。。。無茶ばっかりするんですからぁ。。。
【●ジ】 よし!! ●美ちゃん、奈菜ちゃんを駐車場まで担架で運ぶぜ。
     駐車場にある俺たちのワンボックスに処置用の道具が揃ってるから。。。
     (このワンボックスは、病院仕様の民間救急車と同じ造りで、一千万円以上する車です)
     ワンボックスのベッドに寝かせて応急処置しちまうぜ。
     (簡易ICUになる程に色々揃ってるマイクロバス位の大きさがあるワンボックスです)
【●美】 はい、ドクター♪ 奈菜さん、ついでに肺の中を綺麗にお掃除しちゃいましょうね♪
【ナナ】 わぁーw アンタ達二人がね。。。ごへ!! がへ!! ←(水を噴出しながら喋ってます)
【●ジ】 頼むから喋るなって、奈菜ちゃんよぉー。。。
【ナナ】 おほほw アンタ達二人がね、別人に見えるわw げほっ!! がふ!!
     こうして見てみると、とっても頼れるドクターとナースね♪ ごへっ!!
     普段は、避妊しない野獣(●ジ君)と同性も食っちゃうエッチ娘(●美ちゃん)なのにw
【●ジ】 やかましいw 黙って担架の上で寝てろよ、頼むからよぉーw (爆笑中)
     応急処置が終わったらよ、そのまま入院してもらうからなw
【ナナ】 あちき、納期が迫った本業の仕事が。。。パクパク。。。 ←(声が出なくなっちゃいました)
【●ジ】 言いたいことは分かるw でも、せめて日中は帰さないぜw
     経過が良ければさ、夜には帰らせてやるからなw

(・・中略・・)

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■■病院に戻ってICUで処置中■■

【カナ】 奈菜さぁーん!! ←(■原先生が車椅子を押してICUに来ました)
【ナナ】 どぉーも、皆様w お騒がせしちゃって、本当に申し訳ないです♪
【●ジ】 奈菜ちゃん、まだ起き上がるなよ。ベッドに寝たまま話をしろ。
【ナナ】 カナちゃんゴメンねぇー。。。せっかくのデート台無しにしちゃって。。。
【カナ】 わたし決めました♪ 次のデートでは奈菜さんに泳ぎを教えてあげますね♪
【ナナ】 え゛? 誰なの? アチキが泳げないってバラしちゃったのは???
【●ジ】 ぶんぶん!! ←(俺じゃないと手を思いっきり振って否定しています)
【●美】 ぶんぶん!! ←(わたしじゃないと・・・以下同文)
【■原】 ぶんぶん!! ←(同上)
【ヒロ】 あw 教えちゃったのボクだよw
【ナナ】 ふみゅー。。。ヒロ君なの? んもぉー。。。
【カナ】 そうだw 奈菜さんw リハビリの時、今度からは浮き輪してくださいねw
【●ジ】 しかしよw 浮き輪してるリハビリの先生ってのもさぁーwww ←(座り込んで爆笑中)
【●美】 きっと、世界初ですよぉーwww ←(オナカ抱えて大爆笑中)
【■原】 私も聞いたことがありませんwww ←(オナカ抱えて以下同文)
【ヒロ】 でもね、奈菜ちゃんって浮き輪が似合うんだよ♪ ←(彼は天然ですから。。。)
【カナ】 きゃははははwwwww ←(手足をバタバタさせながら爆笑中)
【●ジ】 世界初!! 浮き輪の似合うリハビリ師ぃぃぃー!! ←(座り込んで爆笑中)
【一同】 wwwww ←(大爆笑中)

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■■実は予定されたハプニング■■

【ナナ】 みんな行った?
【●ジ】 おう、みんなICUから出ていったぜw
【ヒロ】 奈菜ちゃん、いくら『台本』どおりの行動でも。。。
【●ジ】 ホントだぜw やり過ぎだよ、アンタはさぁーw
【ナナ】 ふみゅー。。。溺れた振りの予定がね、本当に溺れちゃったんだもぉーん。。。
【ヒロ】 でもね、スポーツセンターの幹部の皆さんが絶賛していたよ♪
     ●ジ君の応急処置、それに、●美ちゃんの人工呼吸などの連携した蘇生の処置にw
【ナナ】 え゛? 見られちゃったんですか?
【ヒロ】 撮影していたビデオの編集が出来上がったから、さっそく観させて来たんだよ。
【ナナ】 あっちゃぁー。。。VTRを観させちゃったのね。。。
【ヒロ】 いやいやw ビデオにはね、「訓練中」の文字(ルビ)を入れて訓練だと思わせているからw
     先方はね、迫真に迫る訓練だと絶賛していたよw
【●ジ】 迫真も迫真っすよねw 溺れた振りが、よりによって本当に溺れて底に沈んでたんだしw
     先輩と俺、奈菜ちゃんの三人しか知らない予定されたハプニング。。。
【ヒロ】 インストラクターにね、蘇生の技術を定期的に訓練して欲しいって発注も承ったよ♪
【●ジ】 うわw 怪我の功名っすねw
【ナナ】 ●ジ君、是非教えてやってね。
     インストラクターさんたち、目の前に居て何も出来やしなくて、あちきショックだったし。。。
【●ジ】 言えてるな。。。あれじゃ何のために雁首そろえて監視してるんだか分からねぇーな。。。
【ヒロ】 VTRを観て、スポーツセンターの所長さんもTOPも、かなりショックを受けていたよw
     そうだw 試に奈菜ちゃんが溺れて、それから蘇生をしている場面をDVDで観る?
【●ジ】 DVDってw マジっすか? DVDにもプレスしちゃったんっすか?
【ヒロ】 撮影してくれた業者がね、『これは蘇生の訓練教育モノとして使えますよ』とw
     試にDVDを製作してくれたんだよ♪
【ナナ】 良かった。。。プレスされたDVDじゃないわ。 ←(DVDの書き込み面を見てます)
【ヒロ】 とりあえず試作品だからねw 教育モノにするのであれば再編集が必要だしw

(・・中略・・)

【●ジ】 ノートパソコン持ってきたんで、コレで観ましょう。
【ナナ】 ICUの中でパソコンなんて稼動させてイイの? もうICUから出してくれない?
【●ジ】 駄目だ!! 未だソコで寝とけw
【ヒロ】 16インチ画面かな? 大きいノートパソコンだねw
【●ジ】 デカイし高いっすよ、それw
【ナナ】 いいからw 早く観せなさいよ♪
【●ジ】 おう、んじゃPlayするぜw


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■ハプニング検証 (カナちゃん9)

■■VTR視聴中■■

(ただいま、アチキが溺れている場面と、●ジ君と●美ちゃんが蘇生をしている場面をVTRで観ています)

【ヒロ】 プールの中でバレーボールを始めたねw
【ナナ】 この後に、台本どおりに『溺れた振り』をするはずだったんですよねw
【●ジ】 台本ではよ、脚がつったってことで水面でジタバタの予定だったんだよなw

【ヒロ】 あ。。。奈菜ちゃんが海底に沈んじゃったね。。。 ←(海底じゃないですからw)
【ナナ】 旦那さまったらw 海底ってw (爆笑中)
     溺れた振りをするために、プールの底上げの板が無い所にワザと行ったんですw
     行ってみたら。。。一瞬にして水面が頭の上にありましたわんw
     水深180ちょいなんて言ってましたけど、実際には190cmはありましたわよ。。。
【●ジ】 そうだよなぁー。。。奈菜ちゃん170cm以上身長があるのになw
     今録画を見てたらよ、足を踏み外した瞬間に頭が見えなくなってるもんなw
【ナナ】 そうなのよw 上を見上げたら水面が見えてビックリしちゃったw
     でね、その後、てんで記憶が無いんですの、とほほ。。。
【●ジ】 何だよ奈菜ちゃん、その時点で気絶してたのかよぉー。。。
【ナナ】 とっととアンタが助けに来る段取りだったのに来ないから悪いんでしょぉーがぁー。。。
【●ジ】 すまねぇー。。。インストラクターに話し掛けられちゃっててよぉー。。。
     ●美ちゃんの『奈菜さんが居なくなっちゃいましたね』の声でハっと気がついたぜw
【ナナ】 ●美ちゃんの声って、透き通る様に綺麗な声で、しかも通る声だからw
【●ジ】 『内緒話が出来ない●美』って有名だぜw
     無声音でヒソヒソばなしをしてても聞こえちゃうほど通る声だからなw

【ヒロ】 あ。。。●ジ君が奈菜ちゃんを抱きかかえて水面に出てきたよ♪
【ナナ】 あらやだ。。。アチキ、ぐったりしちゃってるわ。。。
【●ジ】 おいおい、他人事の様に言ってるなよな。。。意識不明状態だったんだぜ。。。
     ホントによぉー。。。すっげぇー焦ってたんだぜ、こっちはよぉ・・・・・
     演技のはずがさ、マジで意識無いしよ、呼吸もしてないしよぉー。。。
     マジで救急車の文字が頭に出てきちゃったくらいに焦りまくってたんだぜ、俺はよぉ。。。
【ナナ】 医師自ら事故って救急車を呼ぶってのも笑える話よねw
     救急車が事故って、119にダイヤルして別の救急車を呼ぶみたいなw (爆笑中)
【●ジ】 良く笑ってられるなぁー。。。アンタのクソ度胸、俺も見習いたいよ。。。
【ヒロ】 ん? あれ? 演技のつもりが、本当に呼吸が止まっていたんだね?
【●ジ】 はい、マジで自発的に呼吸しようともしなかったんですよ。
【ナナ】 あらw ●美ちゃんが撮影しているカメラマンに体当たりしてどかしているわねw
【●ジ】 ●美ちゃんにはさ、今回の台本見せてないからなw
     まさか『狂言』だとは思っていないしなw ●美ちゃんもマジモード入りまくりだぜw
     っていうかさ、予定外に意識不明だったから、俺もマジモード全開だけどよw
【ヒロ】 ●美ちゃん、手際がイイね♪
【●ジ】 そうなんですよw 一番驚いたのは●美ちゃんの迅速かつ的確な処置ですねw
     ほら、ココで俺が奈菜ちゃんをプールサイドに寝かせましたよねw
     そうしたら、間髪入れずに。。。 ←↑(画面を指差しながら語っています)
【ナナ】 うわ。。。●美ちゃん、即行で人工呼吸と心臓マッサージを始めているわねw
【●ジ】 とうとう●美ちゃんに食われちゃったな、奈菜ちゃんw
【ナナ】 あっちゃぁー。。。アチキ、この時って意識ないのよねぇー。。。
【●ジ】 あ? だから?
【ナナ】 ●美ちゃんのリップテクニックを堪能できなかったわんw ←(アチキ特有のジョークです)
【●ジ】 ばっ!! 奈菜ちゃんよぉー。。。先輩の目の前で。。。
【ヒロ】 ん? 人工呼吸や蘇生の技術を堪能できなかったということでは? ←(彼は天然です)
【ナナ】 おほほほほw そゆこと、そゆことですわん。。。 ←(心なしか焦ってまふw)
【ヒロ】 しかし。。。凄く水を飲んでしまうものなんだね。
【●ジ】 奈菜ちゃんは、水没して直ぐに気絶してますから余計にですよ。
     気管だろうと食道だろうと、それこそ無差別に浸水して行ってしまうものなんですよ。
     口膣も鼻腔も咽喉も開きっ放しですから、水圧に負けて浸水し放題になるんですよ。
【ナナ】 どっひゃぁー!! 凄い量の水を吐き出してるじゃないのアチキ!!
【●ジ】 いや、だからさw 想像を絶する量を飲み込んじまってるんだってw
【ヒロ】 迫真の演技だね♪ アカデミー賞モノだね♪ ←(いや、だから、彼は天然ですから)
     アカデミー賞のトロフィーは、オスカルだったかな? いや、ラスカルだっけ?
     (アカデミー賞で授与される像は、オスカーですからw)
【●ジ】 ・・・・・・・・・・。 ←(リアクション不可能状態)
【ナナ】 あ。。。あらいぐまラスカル???

【●ジ】 でもさ、奈菜ちゃんは直ぐに大量の水を吐き出し始めたから良かったぜ。
     処置していて水を吐き出してくれないと厄介なんだよ。
     特に、肺に水を溜めたままにしておくと心肺機能が痛むは、壊れるわだからな。。。
     塩素消毒された水だからまだしも、雑菌だらけの汚水を飲み込んでいたら。。。
     肺が汚染されるは、腐り始めるは、血中に乗って全身に雑菌を循環させちまうは。。。
【ナナ】 ちなみに、アチキの肺の中。。。今現在どんな感じなの?
【●ジ】 おう!! 任せろ!! 自慢したいくらいにクリアだ♪
【ヒロ】 さすが●ジ君だね♪ 手際がイイからね、●ジ君は♪
【●ジ】 いやいやw 一時期ですね、院内がメチャ大騒ぎでしたよw
     俺は所詮外科医なんで、切り開く以外は大したことできませんからw
     ICUの中に循環器科やら血液内科やら、内科医でも専門医がタムロってましたよw
【ナナ】 へぇー(Maxへぇ) アチキ、血液内科なんて初めて聞いたわ。。。
【●ジ】 内科っていうものもな、色々な専門医が院内に居るもんなんだぜw
【ヒロ】 ●ジ君は、何外科なのかな?
【ナナ】 決まってるじゃないですかw 「なんちゃってヘッポコ外科」ですよ、ねぇー●ジ君w
【●ジ】 俺のメインは、脳外科と神経外科だw 俺、内科はさ、基礎しかわかんねぇーなw
     何を隠そう、奈菜ちゃんが事故った時に一番働いたの俺なんだぜw
     奈菜ちゃんの頭蓋骨を切り開いたのは俺だw
     奈菜ちゃんの脳みそよ、すっげぇー綺麗だったぜぇー♪
     奈菜ちゃんの頭蓋骨切り開いてるトコ、後で写真を見るか?
     CTもMRIもポラロイドでも、デジカメでもデジカムでも何でも色々あるぜ♪
【ナナ】 どっひゃぁー!! 自分の脳みそカチワリ状態♪ 見たい見たい♪
【ヒロ】 二人とも。。。凄い会話だね・・・・・ ←(顔が引きつってますw)

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■■何が出来るかに全てが■■

【ナナ】 何だかんだ言って、契約締結できそうなんですか?
【ヒロ】 ん? 契約自体は初めから締結する前提だよw
【ナナ】 はい?
【ヒロ】 あのスポーツセンターはね、子供向けのスイミングスクールなど出来る所じゃないんだよw
【ナナ】 そうですよねw せっかく築き上げたステータスが台無しになっちゃいますもんねw
【ヒロ】 会員制の、ちょっと高級感があるスポーツセンターだからねw
【●ジ】 あの。。。ちょっとイイっすか?
【ヒロ】 ん? 何かな?
【●ジ】 初めから当院と取引できることが前提での商談だったんですか?
【ヒロ】 あれ? 言わなかったっけ?
【ナナ】 平日の朝っぱらなんて閑古鳥がキャーキャー鳴いてるからw
     その穴を埋める企画があるなら飛びつくでしょ、普通w
【ヒロ】 穴を埋められる企画を、TOPに頼まれて、前々から探し回ってたんだよw
【ナナ】 それを知ってたから、だからアチキが世間話をしてきたんじゃないのよぉー♪
     後は中味ねw 会場で何が出来るのか、どんどん病院から提案して行ったら?
     どんどん企画を作って、会場を借り受けながら色々やれるようにね♪
【●ジ】 総務部が大変だなぁー。。。
【ナナ】 企画部署を別枠で興す? 企画部を作る?
【●ジ】 は?
【ナナ】 なんならアチキが企画制作会社でも興す?
     ●ジ君病院や兄上様診療所の企画制作を請け負うわよ♪
【ヒロ】 面白そうだねw 奈菜ちゃんの飛んでいる発想で色々企画モノが出来そうだね♪
【●ジ】 何だかさ、お二方って洒落になってないなって。。。
【ナナ】 はぁー??? 何でよ???
【●ジ】 普通だったらさ、夢として絵空事を語ってるようなことをガンガン形にしちまうだろ?
【ナナ】 だから?
【●ジ】 本当に同じ人間なのかなってビビってるよ、俺。。。
【ヒロ】 大袈裟だよ、●ジ君w
【ナナ】 院内に新設部署を興すかどうか分からないけど、●ジ君からの相談を受けてということにして、
     企画部署のプランニングをして企画書として纏めてあげるわね♪
【ヒロ】 また仕事が出来ちゃったねw
【ナナ】 おほほw 仕事なんて与えられるものじゃ無くて、自分で創っていくものですわんw
     自分で創るのが仕事♪ 与えられるのは、仕事じゃなくてただの作業w
     ●ジ君? 病院長に今の話を打診しておいてねw
【●ジ】 あ? あぁ、分かったよ。。。
【ナナ】 いつまでに企画書を上げればイイ?
【●ジ】 いつまでって。。。いつまででもイイんじゃねぇーの?
【ナナ】 それも病院長に伺いを立てて、折り返し内線をちょうだいw
【●ジ】 おう。。。分かった。。。
【ナナ】 んじゃ、そゆことでw アチキも帰るわねw
【●ジ】 おう。。。分かった。。。
     って!! ちょっと待てぇー!!
【ナナ】 ぃやんw ←(ベッドから起き上がろうとするアチキを押さえつけて寝かせています)
【●ジ】 まだ入院が必要かどうかの見極めがついてないんだからよぉ。。。
【ヒロ】 ゴメンw ボクは本業の商談があるから、もう出掛けるね♪
【ナナ】 ぃゃぁーん!! 置いてけ堀にしないでくださいな。。。 ←(ジタバタしてます)
【●ジ】 半日くらいジっとしてらんないのかね、この娘はw


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■へもへも (カナちゃん10)

■■病院の総務部設備課にて■■

【ナナ】 こんにちはぁー♪
【課長】 奈菜先生、こんにちは♪ ←(設備課長です)
【ナナ】 いやだわw アチキ、何も資格持ってませんから、先生って呼んじゃ駄目ですよw
【課長】 いやいやw 奈菜さんは病院関係者全員からの相談を一手似引き受けられる先生ですからなw
【ナナ】 あら? 設備課の皆さんは?
【課長】 奈菜先生が大切にしている『畑』で農作業していますよw
【ナナ】 うわ。。。ゴメンなさい。アチキがヤリますから。。。
【課長】 いや、その。。。実は、コレがw ←(と言いつつ書類をアチキに手渡しました)
【ナナ】 業務通達? どっひゃぁー!! 病院長命令ですかぁー???
【課長】 病院長から書類を以って、直々に設備課で管理・育成せよとの通達ですよw
【ナナ】 ほえぇー。。。凄い内容だわ、コレ。。。
     裏庭と中庭の花壇に優先的にサツマイモの苗を植える様に書いてありますね。。。
【課長】 芋掘り大会企画、いつの頃に実施しましょうか?
【ナナ】 あはw 秋口ですが、出来具合によりけりですよw
【課長】 あ、そうですねw 何しろ、農業初体験ですので、色々と教えて頂ければ幸いです♪
【ナナ】 そんなw アチキだって農家じゃありませんからw (爆笑中)
【課長】 いやいやw 医局長から奈菜さんのお噂を色々と伺ってますよ♪ (医局長=●ジ君です)
     約200坪の土地一面に家庭菜園をなさっているとかw
     そんなに土地をお持ちなんですか? 固定資産税も凄くないですかね?
【ナナ】 本来は駐車場になるはずだった土地を、御近所さん達を集めて共同で借りてる土地ですわ♪
     コイン駐車場になって知らない人が近所をウロウロするのってイヤじゃないですかw
     今時のコイン駐車場って24時間営業だし、機械化されてて無人だし。。。
【課長】 言えてますねぇ。。。深夜だろうとお構い無しに騒音を立てられますからねぇ。。。
     ゴミのポイ捨てとか、料金未払いのまま機械を壊して出る者とか。。。
【ナナ】 ウンコ座りの兄ちゃん姉ちゃんの溜まり場になってもイヤですしw
     あ、それじゃ、アチキも設備課の皆さんの所へ行ってきますね♪
【課長】 え? 日焼けしてしまいますよ?
【ナナ】 イヤだわw アチキ、見たとおり真っ黒けざましょ?
【課長】 健康的なチャキチャキの江戸っ子ですなw 粋で往なせな下町っ子ですもんなw
【ナナ】 おほほw ありがとうございます♪ ←(出入り口の扉を開けながら)
     それでは御機嫌よう♪ 『ごんっ!!』 ←(お辞儀して出入り口の扉に頭突きする奈菜)
     あ痛ぁぁぁー!! 角に当たった!! 角っこぉぉぉー☆ (じたばたMax)
【課長】 あぁーぁーぁ。。。奈菜さん? ヘルメット持って行きなさいw
【ナナ】 あい。。。お借りしますわ。。。 ←(安全第一と緑の文字で書かれた黄色いヘルメットです)

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■■病院の中庭にて■■

【ナナ】 皆さん、こんにちはぁー♪
【●谷】 おぉ? 奈菜先生w こんちはw
     ヘルメットなんてカブっちゃってw それにデカイやかんぶら下げてるしw
【●木】 またドコカに突っ込んだんですか? (爆笑中)
【●川】 こんにちは、奈菜先生♪ あのですね、一応耕してみたんですが、こんな感じでイイですか?
【ナナ】 すっごぉーい!! 中庭の花壇って聞いてたんですけどw
     植え込みの開きスペース全部を耕しちゃったんですか?
     うわ。。。いかにも関東ローム層の土だわw
【●木】 関東ローム層と来ましたかw (爆笑中)
【ナナ】 凄い綺麗に耕しましたね♪ お疲れさまです♪
     美味しい麦茶を沸かしてきましたよ♪ 三時のお茶にしませんか?
     はい、コップ♪ 持っててくださいね♪ 注ぎますよ♪
【●谷】 あぁー♪ 旨いですなぁー♪
【●川】 いつ頃に苗を植えたらイイんですかね?
【ナナ】 まだ日差しが強いですから、日が沈む頃にしましょうよ♪
     しかし、こんな暑い中で農作業してて大丈夫ですか?
【●木】 大丈夫ですよw 適当に日陰がありますしねw
【●谷】 病棟が南向きだから、建物が直射日光を遮ってくれてますからなw
【ナナ】 あの♪ アチキ、後で『かかし』作りたいんですけど♪
【●谷】 いいですなw 5~6体作りましょうかw
【ナナ】 え゛? そんなにですか?
【●川】 駐車場脇の花壇に一体、中庭に二体、裏庭に二体ってとこですねw
【ナナ】 あんですと? 裏庭にも『イモ畑』こさえちゃったんですか?
【●木】 裏庭のほうが中庭よりもデカイですよw
【●谷】 一生懸命育てて、盛大に芋掘り大会やりたいですもんなw
【ナナ】 ほえぇー。。。たまげたわ。。。

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■■401号室■■

【ナナ】 こんにちはぁー♪
【カナ】 あれ? 奈菜さん?
【ナナ】 え? アチキは奈菜よw 菜穂ちゃんに見えた?
【カナ】 んーんw わたし、奈菜さんを見間違えたりしませんよ♪
     そういうことじゃなくって。。。あの、大丈夫ですか? 入院しなくてイイんですか?
【ナナ】 入院したわよw 溺れた日に半日もw
【カナ】 えぇー? それだけ?
【ナナ】 うん、それだけw
     大丈夫よw どっちにしても病院の内外周辺をウロチョロしてるんだしw
     何だか知らないけど、病院の関係者全員に覚えられちゃったしw
【カナ】 それはだってw 一日院長やったからw
【ナナ】 オカシクなったらね、その辺に居る関係者捕まえてHELPってするからw
【カナ】 きゃはw 何だか相変わらずですね、奈菜さんもw
【ナナ】 おほほw そうかしらw
     あ、そうそう♪ カナちゃんに相談があるのよ♪
【カナ】 え? わたしにですか? わたしなんかで分かることですか?
【ナナ】 カナちゃんにしか相談できないことなのよ♪ 頼りにしてるわ、カナちゃん♪
【カナ】 うわぁー♪ 嬉しい♪
【ナナ】 カナちゃん、カカシの顔って描ける?
【カナ】 え゛? ←(目が点になってます)
【ナナ】 いや、実はね。。。 ←(イモ畑と芋掘り大会企画を説明しています)
【カナ】 すっごぉーい!! 入院しててオイモ堀大会できるなんてw
     そんな病院って聞いたことないですよw
【ナナ】 そうかもねw 都会のド真ん中にある病院だし、余計に無い話かもねw
     鳩とかカラスとか、鳥達にイタズラされたくないし。。。
     っていうか、都会のド真ん中にカカシが有るのって面白いと思わない?
【カナ】 きゃははははw 面白ぉーい♪
【ナナ】 でしょw でしょ♪
【カナ】 奈菜さん、カカシの顔を描いてみてください♪
【ナナ】 ほえ? アチキが? 絵心全然無いのよアチキ。。。
【カナ】 はい、画用紙と色鉛筆♪
【ナナ】 うわ。。。本当に描くのぉー?
【カナ】 うん♪ 思いついたまま描けばいいんです♪
【ナナ】 えっと、えっと。。。 ←(画用紙に描き描きしてます)

【●ジ】 やっと見つけたぜ奈菜ちゃんw
     あのさ、院内に入ったらさ、必ず院内ピッチ(PHS)を携帯してくれよな。。。
     って、おいw 何だよソレぇぇぇーw ←(いきなり腹抱えて爆笑を始めました)
【ナナ】 え? カカシの顔なんだけど。。。
【カナ】 きゃはははははw ←(ベッドに転げ回って爆笑中)
【ナナ】 何よ。。。二人して。。。

へもへも

【●ジ】 『へもへも』かよぉぉぉー!! (爆笑加速中)
【ナナ】 ほえ? 違ったっけ?
【カナ】 へもへものへじぃぃぃー!! (倍率ドン、更に倍って感じで笑い転げてます)
【ナナ】 何がオカシイんだか分からないわよぉー。。。
【●ジ】 『へのへの』だろ普通w 『へのへのもへじ』だって、普通はよぉーw (爆笑Max)
     ちょっとソレ貸してくれw ←(絵を奪って走ってドコカに行っちゃいました)
【ナナ】 あ。。。え? ちょっとぉー???
     何よぉー。。。さんざん笑うだけ笑って、人が描いた絵を奪い去って。。。
【カナ】 もう一回描けばイイですよ♪
【ナナ】 えっと??? へもへも? へのへの? ←(どっちだか分かんなくなってます)
【カナ】 きゃはははははwwwww ←(爆笑再燃中)

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■■院内にて公開中■■

【●ジ】 よっ♪ へもへも奈菜ちゃんw コレ返すぜw ←(アチキが描いたカカシの顔です)
【ナナ】 へもへも奈菜ちゃんはイイけど。。。コレ、何に使ったの?
【●ジ】 気にすんなw 院内の回覧板に回して、院内サイトに掲示しただけだからよw
【ナナ】 ちょっ!! はいぃぃぃー???
     何てことするのよぉー!! ←(近くにあるナースステーションへ駆け込んでます)
【●ジ】 おい? 奈菜ちゃん?
【ナナ】 回覧板って? どれなの?
【看1】 あ、奈菜先生w これですよw ←(ナースステーションに居た看護師さんです)
【ナナ】 どっひゃぁー!! 回覧済みの判子が沢山押してあるわぁぁぁーん!!
     わたしは見ました・読みましたの判子が、こんなに押して・・・・・・・
【●ジ】 他のフロアでもよ、ちゃんと回覧に回しておいたから安心したまへw
【ナナ】 べし!! べし!! ←(回覧板で叩きまくってます)

へもへも

【ナナ】 こんなヘンテコな絵を回覧してどうするのよ、んもぉー!!
【●ジ】 いや、職場に潤いと笑いをちょっとなw
【ナナ】 いやだもぉー。。。こんなヘンテコリンな絵なのに。。。
     ふみゅぅー。。。病院全体にヘンテコリンが回覧されてるのね。。。
【●ジ】 平気平気w 描いた本人の方がよっぽどヘンテコリンだからよw
     しかしw 『へもへも』ってよぉーwwwww (座り込んで爆笑してます)
【看1】 医局長w 床に座ったらいけませんよwwwww (と言いつつ爆笑しやがってます)
【ナナ】 ふみゅぅー。。。これからしばらくの間は『へもへも奈菜』って呼ばれちゃうのね。。。


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