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May 20, 2011
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テーマ: 読書(9687)
カテゴリ: book
最近、有川浩さんの本にハマっています。

『阪急電車』  、  『空の中』  に続いて、3冊目は『海の底』です。

自衛隊3部作と言われている作品、『塩の街』 『空の中』 『海の底』
それぞれ陸・空・海の自衛隊が主人公になっています。

「奴ら」はぼくらを食いに来た。

なんて帯のついた『海の底』。
舞台は桜まつりで解放された米軍基地。

転勤族だった(今は熊本に留まり、主人のみ単身赴任をしています)私達も、
今からもう18年前から5年ほど横須賀に住んでいました。


舞台となった米軍基地にも、やはり桜まつりで遊びに行ったことがあります。
そしてその横にあるダイエーにもしょっちゅう買い物に行っていたし、
三笠公園だとか京急電車だとか、懐かしい光景が思い浮かんできます。

その桜まつりで賑わう中、「奴ら」が上陸してきます

昔あったウルトラマンみたいな、一見怪物映画の話のように思えます。

でも有川氏の手にかかれば、これに様々な人間模様が織り交ぜられ、
社会風刺あり胸キュンありで、読後心温まる話になっていくのです

逃げ遅れた子ども達を助ける為に、
急遽潜水艦に逃げ込んだ海上自衛官の冬原と夏木。

この冬原・夏木は、実習幹部生なんですがいわゆる問題児。
そんな二人のことを上官が言います。


  我々は有事の人材をこそ育てるべきです。


「奴ら」のことをいち早く察知した明石警部と、
命令が出る前に出動し「奴ら」から人々を救助する滝川機動隊隊長。

明石警部の情報元が、ツイッターという今時なところも面白い。

そして前線に立つ神奈川県警機動隊の凄惨な戦い…

警察の意地や米軍とのかけひきなどで遅々として進みません。

一方、潜水艦の中の13人の子ども達と、
冬原・夏木とのやりとりもまた面白いのです。

同じ町内だという13人の子ども達なんですが、
その関係は子ども社会のみならず町内全体で歪んでいて、
色んな問題を抱えています。

子ども達と2人の自衛官とが過ごした日々の中で、
色んな歪みが見えてきて、少しずつ解決していくのです。

そうそう、吉田茂久という男の子(中3)が、
友達に名前のことでからかわれるからフルネームで呼ばれてふて腐れると、

 「お前らごときの年で名前負けとかきまってたまるか、生意気な。
  おとなになっても人間どこで化けっか分かんないってのに。
  言われて真に受けるほうもバカだぞ。」

そう吉田君に言う夏木。
他にもいい場面があります。

そういえば、『阪急電車』の映画が公開中ですね。
     →   阪急電車 公式HP 
残念ながら熊本では上映していません
見たいのになぁ

という訳でもないのですが、
この『海の底』も映画化されるといいなぁ。
子ども達と一緒に楽しめる映画になると思います。

私の独断と偏見でキャストを考えてみました。

まず海上自衛官から…

人当たりが良くて、女性の扱いが慣れててスマートな冬原には、 
パッと思い浮かんだのが‘向井理’

で、すぐ熱くなってしまう不器用な夏木には、
ヤンキーとめがねちゃんのイメージから、‘成宮寛貴’

潜水艦に非難する子ども達の中から
高校3年の森生望には、‘武井咲’
反抗的な態度の圭介は‘本郷奏多’
でも中3の役は、もうちょっと無理があるかな。

殉職する潜水艦艦長に     ‘石橋 凌’

偉いさんに成り損ねた明石警部に‘柳葉敏郎’
若くて切れ者の烏丸参事官に  ‘堺 雅人’
明石警部の同僚の機動隊隊長に ‘遠藤憲一’

なんか、俳優さんの年齢がイマイチ分からなくて、
それから…と考えて、難しくなってきたのでこの辺で。

みなさんにも、イメージが伝わるかしら?

ちなみに私は、夏木さんが大好きです!

文庫本には短編『海の底・前夜祭』も収録されています。
これもまた面白く楽しみました。

次は、いよいよ『塩の街』を読みま~す

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4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。
停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、
喧噪は悲鳴に変わっていた。
巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!」
自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、
彼らはなぜか「歪んでいた」。
一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、
機動隊は凄絶な戦いを強いられていく
ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント。
   (「BOOK」データベースより)






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最終更新日  May 21, 2011 07:35:20 PM
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