インド料理マスターへの道
サウサンプトンは港町でありながら新鮮な魚は入手困難、豆腐やがんもどき、里芋や大根も簡単には買えないので、当然日本料理のレパートリーが減ります。
せっかくだからイギリス伝統料理に挑戦しようと思ったのですが、乳脂肪、動物性脂肪が高い料理は体質に合わないし、一度にたくさん作っておいしそうな料理(塊肉のローストやパイ)も二人暮らしには向かないので諦めました。代わりに、イギリスではとてもポピュラーなインド料理をだんだんに作ってみたいと思っています。
といっても参考にしているのは“The Australian Woman’s Weekly Cookbooks”(イギリスの料理本は使えないものばかり)。この本を見て、手に入りにくい材料は適当に省き、面倒な手順は勝手にかえて、それでもおいしくできたものを載せていきます。同じシリーズの「japanese」という本は、日本人から見て憤慨するくらい怪しいものでした。そのレベルの本をさらにアレンジしているので、きっとインドの方には怒られると思います。
■ ラム・ド・ピアザ(ラムの玉ねぎざっくり煮)
■ チキン・イシュテュゥ(チキンシチュゥ・インド風)
■ タンドーリ・チキン