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『プリンセス・トヨトミ』
万城目学 /文春文庫
大阪国、あるかもな
びっくりするほど眠かった…
このことは誰も知らない-四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?万城目ワールド真骨頂、驚天動地のエンターテインメント、ついに始動。特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」も巻末収録。
バンバンtvで流れてた映画の宣伝に洗脳されました。
大阪国総理大臣てなんじゃい?と思いますよねぇ気になりますよねぇ。
そして岡田将生くんのなんとカッコ良いことか…
大阪国なんてあるわけないだろ! …いやでももしかすると…、
と思ってしまうほど、大阪の人って大阪の人なイメージです。
面白くないわけじゃないんですが…うぅーん…
スケールが大きいのに、どうしてかこじんまりした印象がぬぐえません。
そうかと思えば、絶対それは無理!と思う所がさらっと流されてたり。
ラストで上手い具合に種明かしされてますが、
わたしは納得出来ませんでした。
正直、読むのがすっごい辛かったです…
地理や歴史や、とにかく大阪についてがとにかく詳しいですが、
でも物語に必要ないだろうと思ってしまった前半部分。
知ってる人はさぞ楽しいんでしょうが、わたしは4回眠りこけました。
つまり「大阪大好き!!」がテーマなんだろうなぁ。
それでも面白いなぁと思った所が、登場人物の名前。
主要人物のほかに脇役までちゃんと気にしてあって、
気付いたときにニヤリとしてしまいました。
(ちなみにニヤリと出来たのは主に戦国鍋のおかげ。ありがとう七本槍!!笑)
それと奇しくも大阪全停止の日である5月31日に読んだこと!
…だから何だってこともないんですが、ちょっとテンションあがりました
映画は小説とまた違う気がするので、
機会があったら見てみようかな。
だって原作には岡田将生くんみたいなの出てこないんだもん…
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