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『屍鬼』
小野不由美 /新潮文庫
こわかった。色々。
また読み返したら意見も変わるかも。
1巻―
ふふふふふ…今年の夏休みに、ついに読みました。
一度読みかけて脱落したんですが、どこで脱落したんだわたし?
面白くて止まらなかったです。
脱落した主な理由はなんといっても登場人物の数。
でもアニメ版を見ていたおかげでそれほど混乱せずに読めたかも。
いやむしろ脱落したかったのはアニメ版かも…。
とにかくあの珍妙な髪型が気になって仕方ない。笑
律ちゃんの髪とか辰巳の猫耳とかね…
アニメ版で大嫌いだったそんな辰巳ですが、
小説後半、彼の言葉がいちいち納得できちゃいました。
屍鬼、かわいそうな生き物です。
なんとなく反転→
徹
を見てて特にそう思いました。
あの子が起きても起き上がらなくても辛いのには変わりないなんて、
辛すぎます。ひどすぎます。
どうして記憶も感情もそのままなんだろう?
もっと自己中になれれば楽だろうにな…
決して共存できない人間と屍鬼。
だから、自分たちが生きるために相手を殺す。
その当然の理由のために先頭にたった敏夫を糾弾なんてできないけど、
手段が目的のようになってしまった彼らの姿は恐かったです。
自分の属する場所ってなんなんでしょう?
その外側はどうでもいいのかな。。。
考え出すと止まりません…
うだうだ考えてる静信の気持ちがちょっとわかるかも。笑
すごく濃い夏休みになりました。
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