犬と油揚げ*いちのせきから愛をこめて?

犬と油揚げ*いちのせきから愛をこめて?

不定期ぺの子新聞⑤



あんまりなんべんもあたちが紫になるので、ママはさすがに
おかしいと思ったらしく、病院に電話・・・ちょうどお盆になる日の
土曜の午後だったから、市内の小児科はみーんな休診。

総合病院その①に電話したら、「うちで生んだんじゃないなら来ないで欲しい」
と言われ〔ひと月後子の病院で問題の事件が起こったのだ!!〕結局
一番最初に電話して、断られたぺの子の生まれた病院のナースステーションに
直接ママは電話をしたらしいの。

ママの図々しさ〔笑〕があたちを助けてくれたわけ~。

さすがに、赤ちゃんになれている看護婦さんたちは、この子の様子は
ただ事じゃないと、すぐ先生を呼んでくれたんだけど、先生お子さんと
遊びにでもいっていたのか、来てくれたのは夏の夕日が沈む頃。

最初は、吐いた位でよぶな~って感じだったってママ言ってたわ。
だけど、ミルクを飲んでパープルなあたちを見て、さすがに変だと
わかってくれて、速攻あたちは入院。

生まれたフロアにまた戻っちゃった。

おかしいとわかった後は、先生夜遅くまで色々調べてくれて、ママとうとうとしていた頃
多分「アカラシアか先天性食道狭窄症だろう」と。

だいぶ色々調べて、外国の文献まで調べてくれたらしいことは、後で
先生の残したカルテを見て、ママ知ったんだって。いっぱい辞書をひいた後が
残っていたって笑ってたわ。

結局、ここにいたのでは治療できないと言うことになって、次の日日曜日だったので
明後日,月曜日、あたちは仙台の大学病院に行くことになったのよ・・・


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