世の中にはヴェーダ数学と言うものがあるらしい。ちょっとマンガで読んだら出てきたのだ。
気になってインターネットで調べてみると、たとえば2つの数字の掛け算をするとき、
・1の位の和が10になる。
・10の位以上の値が同じ
のとき、計算結果は
=(10の位以上の値)×(10の位以上の値+1)×100+2値の1の位の値をかけたもの
となるそうです。なんだかわかりにくいので例を書くと、
23×27=2×(2+1)×100+3×7=621
54×56=5×(5+1)×100+4×6=3024
122×128=12×(12+1)×100+2×16=15616
とかです。10の位の計算部分は100を掛けているので、下2桁は1の位の積ですね。2桁までなら何とか暗算できるかな??。これはつまり、
AB×AC
と言う式があり、Aには任意の正数、BとCは1桁の正数でB+C=10とすると
ABは(A×10+B)、ACは(A×10+C)なので、
=(A×10+B)×(A×10+C)
となり、
=(A×10+B)×A×10+(A×10+B)×C
=(A×10 ×A×10
+B ×A×10
)+(A×10+B)×C
=(A×10×A×10+B×A×10)+(A×10 ×C
+B ×C
)
=A×10×A×10+B×A×10+A×10×C+B×C
=A×A ×100
+B×A×10+A×10×C+B×C
=A×A×100+A ×10×B
+A×10×C+B×C
=A×A×100+A×10 ×(B+C)
+B×C
となり、B+C=10なので、
=A×A×100+A×10 ×10
+B×C
=A×A×100+A ×100
+B×C
=( A×A+A
)×100+B×C
=( A×(A+1)
)×100+B×C
=A×(A+1)×100+B×C
と言うことになるのかな。うーん、難しい(ちょっと面白い)
でもせっかくなのでちょっと発展させて、
AB×CDを考えると
(A×10+B)×(C×10+D)
=(A×10+B) ×C×10
+(A×10+B) ×D
=(A×10 ×C×10
+B ×C×10
)+(A×10+B)×D
=(A×10×C×10+B×C×10)+(A×10 ×D
+B ×D
)
=A×10×C×10+B×C×10+A×10×D+B×D
=A×C ×100
+B×C×10+A×10×D+B×D
=A×C×100+B×C×10+A×D ×10
+B×D
=A×C×100+ (B×C+A×D)×10
+B×D
ですね。こう書くと自分でもよく分からないんですが、つまり、
23×45が有った場合、
2×4= 8
10の位同士をかける
3×4+2×5= 22
各々の 1の位と10の位をかけたものを足す(たすきがけ)
3×5= 15
1の位同士をかける
として、
8
00
22
0
+ 15
=1035
これなら、 がんばれば何とか2桁の掛け算が暗算でできるかな?
と、今日はそんなことばかり考えてました。
嗚呼、今日は式がいっぱい。
遠隔操作事件について 2014/05/17 コメント(2)
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