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さわやかV
私は今20歳ですが（ただし精神年齢）、病まず、死なず、老化せず、にチャレンジしています。永遠の若さと美貌、優雅にしなやかに年を取りながら、この宇宙の壮麗さ、奇蹟、素晴らしさをみつめていきましょう1
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2008年11月12日
カテゴリ： カテゴリ未分類
母を沖縄市にある中部徳洲会病院へ連れて行った。MRI検査と心エコー検査を行なうためでありました。脳に大きな腫瘍が出来ておりますので、それが進行していないかどうかを調べるための検査であります。
MRIとはMagnetic Resonance Imaging system（磁気共鳴画像装置）の略でありまして、脳や脊髄などの断層撮影をいたします。心エコー検査とは、心臓超音波検査のことです。この検査によって血管の状態が分かるそうです。
雨の中を車を走らせて、午後3時半に病院に到着し、受付を済ました。それから１時間あまり待たされまして、ようやく心エコー検査となりました。次にMRI検査となりましたが、先客が数人おりましたので、２時間余りも待たされました。
９０歳の母はさすがに疲れたようであった。そこで、気兼ねする母をなだめながら、ソファーの上に横にさせた。横になった母は楽になったせいか、途端に良く喋るようになった。
「あれ！ お父さんはどこ？ そう言えば最近、見たことがない、一体、何処へ行ったの」
父は６４年前に戦死している。母は過去の世界に戻っているのだ。そこで、私も過去に戻って答えた。
「お父さんは与那原の訓練学校で教官として、中隊に勤務しております」
「それで、見えないんだね、いつ帰ってくるんだろう･･･？」
「そうかい、・・・お父さん、・・・会いたいな～」
母はそう言って鼾をかいてしまった。それから３０分ほどして目覚めた時、ようやく呼び出しがかかった。車椅子から降りて、MRI室へ入ったが、私は追い出された。しばらくして、ゴ～ゴ～、ガ～、ガ～というやがましい騒音が起こった。それが調子やテンポをいろいろと変えながら４０分以上も続いた。
最後に医者の呼び出しがあり、診察結果を告げられた。
「別に、悪いところはありませんな。血管も若いし、脳腫瘍も進行していない。血圧は１２０の６０、異常なし。こんな９０歳、見たことがありません、ぐわっはっはっはっはははは～」
すると、母が立ち上がってカチャーシーを踊り出した。看護婦が声を上げて笑った。医者も苦笑しながら、母に合わせて踊り出してしまった。凄い気力、パワーであります。
病院を出ると、外は真っ暗になっていた。８時前になっていたのだ。母の老人ホームに着いたのが８時３０分だった。
母を残して帰ろうとすると、顔を歪めて後を追ってきた。いっしょに帰る、と言うのであります。そこで、「今から仕事だから、ここで待っていてください。それに、今日は給料日ですから、お金をたくさん持って帰ります」 と申し上げると、母は笑顔を満面に浮かべて言った。
「え～、ほんと？ じゃ、二人でカラオケへ行って、美味しいものを食べに行こうね！」
私は大きくうなずいて、車に乗った。バックミラーに、看護師に体を支えられて、手を振る母の姿がいつまでも写っていた。
MRIとはMagnetic Resonance Imaging system（磁気共鳴画像装置）の略でありまして、脳や脊髄などの断層撮影をいたします。心エコー検査とは、心臓超音波検査のことです。この検査によって血管の状態が分かるそうです。
雨の中を車を走らせて、午後3時半に病院に到着し、受付を済ました。それから１時間あまり待たされまして、ようやく心エコー検査となりました。次にMRI検査となりましたが、先客が数人おりましたので、２時間余りも待たされました。
９０歳の母はさすがに疲れたようであった。そこで、気兼ねする母をなだめながら、ソファーの上に横にさせた。横になった母は楽になったせいか、途端に良く喋るようになった。
「あれ！ お父さんはどこ？ そう言えば最近、見たことがない、一体、何処へ行ったの」
父は６４年前に戦死している。母は過去の世界に戻っているのだ。そこで、私も過去に戻って答えた。
「お父さんは与那原の訓練学校で教官として、中隊に勤務しております」
「それで、見えないんだね、いつ帰ってくるんだろう･･･？」
「そうかい、・・・お父さん、・・・会いたいな～」
母はそう言って鼾をかいてしまった。それから３０分ほどして目覚めた時、ようやく呼び出しがかかった。車椅子から降りて、MRI室へ入ったが、私は追い出された。しばらくして、ゴ～ゴ～、ガ～、ガ～というやがましい騒音が起こった。それが調子やテンポをいろいろと変えながら４０分以上も続いた。
最後に医者の呼び出しがあり、診察結果を告げられた。
「別に、悪いところはありませんな。血管も若いし、脳腫瘍も進行していない。血圧は１２０の６０、異常なし。こんな９０歳、見たことがありません、ぐわっはっはっはっはははは～」
すると、母が立ち上がってカチャーシーを踊り出した。看護婦が声を上げて笑った。医者も苦笑しながら、母に合わせて踊り出してしまった。凄い気力、パワーであります。
病院を出ると、外は真っ暗になっていた。８時前になっていたのだ。母の老人ホームに着いたのが８時３０分だった。
母を残して帰ろうとすると、顔を歪めて後を追ってきた。いっしょに帰る、と言うのであります。そこで、「今から仕事だから、ここで待っていてください。それに、今日は給料日ですから、お金をたくさん持って帰ります」 と申し上げると、母は笑顔を満面に浮かべて言った。
「え～、ほんと？ じゃ、二人でカラオケへ行って、美味しいものを食べに行こうね！」
私は大きくうなずいて、車に乗った。バックミラーに、看護師に体を支えられて、手を振る母の姿がいつまでも写っていた。
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お母さん元気でうれしいですね
さるすべり9722
さん
パワーをもらえますね。明るいお母様、すばらしいです。
(2008年11月12日 20時07分54秒)
Re:お母さん元気でうれしいですね(11/12)
さわやかV
さん
さるすべり9722さん
＞パワーをもらえますね。明るいお母様、すばらしいです。
-----ありがとうございます。生来、楽天家で、気力がありましたので、９０を過ぎても気力充実で、やる気満々だと思います。それが、老化した体を支えている事が痛く感じられます。
(2008年11月12日 20時19分21秒)
＞パワーをもらえますね。明るいお母様、すばらしいです。
-----ありがとうございます。生来、楽天家で、気力がありましたので、９０を過ぎても気力充実で、やる気満々だと思います。それが、老化した体を支えている事が痛く感じられます。
(2008年11月12日 20時19分21秒)
激戦での苦労は計り知れません！
ひーさん4779
さん
さわやかさんはお父様の顔は覚えているのでしょうか？
お母様も女で一つでさわやかさんたちを育て上げられたのですね～。
私のおばあちゃんもかなりの痴呆症で、昔にスイッチが入るんですよね～良く分かります。
でも私は怒って対処していました（２０年前）がさわやかさんは「ゆきちゃん」のお母さんのように相手を想う対処の仕方をされているんですね＾＾
(2008年11月13日 00時21分32秒)
お母様も女で一つでさわやかさんたちを育て上げられたのですね～。
私のおばあちゃんもかなりの痴呆症で、昔にスイッチが入るんですよね～良く分かります。
でも私は怒って対処していました（２０年前）がさわやかさんは「ゆきちゃん」のお母さんのように相手を想う対処の仕方をされているんですね＾＾
(2008年11月13日 00時21分32秒)
Re:激戦での苦労は計り知れません！(11/12)
さわやかV
さん
ひーさん4779さん
-----３歳の時に戦死しましたが、よく憶えております。伊江島で戦死しましたが、凄まじい砲撃で燃え上がる島を、海を隔てて、涙ぐむ母と最後まで見つめておりました。 (2008年11月13日 10時45分53秒)
-----３歳の時に戦死しましたが、よく憶えております。伊江島で戦死しましたが、凄まじい砲撃で燃え上がる島を、海を隔てて、涙ぐむ母と最後まで見つめておりました。 (2008年11月13日 10時45分53秒)
沖縄で病気になったら
north5 bilog
さん
おとさんも那覇市民病院に入院したことがありますが、沖縄の病院って、ほんとに若い職員が多くて、全てが明るくて、又あの病院に入院したいって鑑みるほどです。
ちなみにご存知だと思いますが赤道交差点の近くの病院、その設立趣旨は別として、うちなんちゅー、やるじゃん、って思うほどのすばらしい医療施設でした。 (2008年11月13日 11時04分52秒)
ちなみにご存知だと思いますが赤道交差点の近くの病院、その設立趣旨は別として、うちなんちゅー、やるじゃん、って思うほどのすばらしい医療施設でした。 (2008年11月13日 11時04分52秒)
Re:沖縄で病気になったら(11/12)
さわやかV
さん
north5 bilogさん
-----それは中部病院ですね？ ７年ほど前に新館が完成し、沖縄一の医療施設を備えていると思います。
その前身は、激戦地の中を逃げ回っていた戦争孤児や、傷病者を米軍が収容して、治療や看護したのが始まりで、民家の空き家やテント小屋が最初は利用されたようです。終戦を迎え、沖縄中部病院と名がつけられております。全て米軍によるものでした。初代院長は幸地医師です。
(2008年11月13日 13時01分57秒)
-----それは中部病院ですね？ ７年ほど前に新館が完成し、沖縄一の医療施設を備えていると思います。
その前身は、激戦地の中を逃げ回っていた戦争孤児や、傷病者を米軍が収容して、治療や看護したのが始まりで、民家の空き家やテント小屋が最初は利用されたようです。終戦を迎え、沖縄中部病院と名がつけられております。全て米軍によるものでした。初代院長は幸地医師です。
(2008年11月13日 13時01分57秒)
Re:母、気力充実(11/12)
atiti2951
さん
おはようございます＾＾
嬉しいですね～＾＾
90歳でお元気なのは羨ましいです。atitiはまだまだ先ですが元気頂けます＾＾これからもどうぞお元気で＾＾ｗｗｗｗｗ (2008年11月15日 09時36分37秒)
嬉しいですね～＾＾
90歳でお元気なのは羨ましいです。atitiはまだまだ先ですが元気頂けます＾＾これからもどうぞお元気で＾＾ｗｗｗｗｗ (2008年11月15日 09時36分37秒)
Re[1]:母、気力充実(11/12)
さわやかV
さん
atiti2951さん
-----こちらこそatitiさんの素晴しさをいつも頂いております。ありがとうございます！
これからは、不老不死の時代に突入すると思いますよ！ そうなれば、５百年後、アンドロメダ宇宙ツアーへ行きましょう！ ・・・？？？すみません、まだ、大人になれていないようです。 (2008年11月17日 19時43分32秒)
-----こちらこそatitiさんの素晴しさをいつも頂いております。ありがとうございます！
これからは、不老不死の時代に突入すると思いますよ！ そうなれば、５百年後、アンドロメダ宇宙ツアーへ行きましょう！ ・・・？？？すみません、まだ、大人になれていないようです。 (2008年11月17日 19時43分32秒)
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