その7。



chijmes

18時すぎ、ドレスアップ(笑)してエントランスへ。
正面玄関を出ると、正統派サファリ帽にサファリルックを着込んだナゾ
のおじさんが佇んでいた。時代が時代なら、今にもトラ狩りにでも行き
そうな勢いである。
私の中でもSHIさんの中でも同時に“近づいてはいけない警報”が鳴り
響いたらしく、打ち合わせナシでおじさんから目を逸らす(^-^; なの
になのに、つつつ。。とおじさんは私達に近寄って来て徐にこう言うの
だった。。。「TAXI?」
。。。むむっ!もしや貴方ってば。。ベルキャプテン??(*.*;
今朝の武田真治風美青年はどこ行ったんじゃ~~!?←混乱してます。す
みませんm(__)m

18:30すぎ、Chijmes(チャイムス)到着。周りを囲んだ真っ白な塀は高く、
中は全く外からは見えず。入口入って正面に形のいい尖塔を持つ大き
なチャペルが鎮座していた。内部は見事な作りで、窓という窓には華麗
なステンドグラスが嵌められている。天井は高く、内部も外もとにかく、
輝くまでの白が基調となっている建物は、見事なまでに美しい。今更結
婚願望も無いような無神論者の私でも、ここでウェディングなんてした
ら素敵だろ~な~、というくらい壮麗かつ荘厳な雰囲気。
そこから、これまた天井高めな白亜のコリドー(回廊)がぐるりと、中庭
を中心に敷地を囲むようにしてある。中庭は一段掘り下げてあり、そこ
もパティオみたいになっている。そのコリドーの部分を改装した所と一
段下の所にレストランやカフェ、バーが並ぶ。
古くからある修道院を約S$1億かけて大改装した、という話題のニュー
スポットがここ、チャイムスなのだ。う~む、女性が好きそう。。(^-^;
ここに来るまでほとんどナイショ!だったSHIさんも喜んでくれてる。

予約の時間までほんのちょっとだけ間があったので、コリドーの一画、
というか、一辺にある小さな店が並ぶショッピング・モールへ。
ここがまた、気になるモノ満載!小さな雑貨屋やテーラー、画廊が並ん
でいるが、一店一店がセンスが良くて、こういうの大好き♪なSHIさんと
私は半分小躍りしながら、ちょっと挙動不振のまま端から端まで流して
歩いた(^-^;;
中でも一番中庭に近い所にあった、小さいけれどかなりセレクトされた
アジアン雑貨のお店の品揃えに心を囚われるが、時間切れで何も買えず。
店内全品40%OFFで、日本では見た事ないような安南焼の品物とかもあ
ったのに~~(T◇T)ああ悔しや悔しや。。
でもどのガイドブックを見ても、チャイムスにはセンスのいいレストラ
ンがいくつかある、って書いてあるだけで、こんなに素敵なモールがあ
るなんて書いてなかったぞ~!ドンドン!←ちょっと怒ってる(-.-;

ちょっと遅刻して、コリドーの一画にある「Maison de Fontaine」とい
うフレンチ・レストランへ行き、戸外で軒下って感じの席を選んで座る。
ここは『地球の歩き方』によると“3年連続シンガポールのベストレス
トランに選ばれる等、味は保証付き”で“ワインリストも豊富で、デザ
ートも美味”。。そうとくりゃ~何イクか!!と血気盛んで熱く燃える
SHIさん(^-^;

確かにここはグラスでいただけるワインの種類が、白3種赤3種シャン
ペン1種と、こういうレストランにしては多め。しかも全部お薦めだと
言う。。とりあえずグラスでシャンパンを頼み、値段別に3種あったコ
ースメニューのうち、真ん中の$40ちょっとのお値段のコースを頼む。
ちなみにここのコースはプリフィクス。前菜5種、メイン肉3種魚3種
の計6種、デザート3種から1つづつ選んで自分でコースが作れる。
ワインリストを残してもらい、運ばれてきたシャンパンで乾杯!(^O^)

chaijms french

SHIさんはワイン好きだけどあまりリストは読めない、私はワインはか
らきし分らないけどリストは読める。足して2で割ってもしょ~もない
私達がワインリスト眺めつつ、あ~でもないこ~でもない言ってたら、
ウェイターのおに~さんがつつ。。と寄ってきた。私があまり呑めない
のでグラスで頼みたいんだけど。。と言うと、おに~ちゃんはにっこり
笑って、二人別々に「貴方の選んだ前菜とメインには赤のこれかこれ、
貴方の選んだのには白のこれか赤のこれが合いますよ」とすごく丁寧に
教えてくれた(^-^*この気配りと嫌味じゃない雰囲気にすっかり気を良
くした私達は、各々薦めのワインを1杯づつ頼む。
そうこうしているうちに前菜の「オイスターとミューゼルのチーズ焼」
が来た。メニューで料理を選んでいる間、ずっと私がオイスターオイス
ター言ってるのに、鮭だと勘違いしてたSHIさんが運ばれて来たモノ見て
私に聞く。「これ何だったっけ??」
だ・か・ら!オイスターとミューゼル、カキとムール貝ざんすっっ!(-"-

oyster in singa
                ↑これっス(笑)

これがまた、火の通りが絶妙(@.@; 生に近くて、とろんと生クリーム
で伸ばしたようなチーズソースと合う合う。ワインにぴったり!の代物。
早くもシャンパン、赤1杯目を制覇したSHIさんのナゾの笑顔につられて、
先刻とは別のおに~さん接近(^-^; お薦めワインのもう1杯の方をオー
ダー。その間、私の呑み切れない白もちびちび味見で、すっかりご機嫌で
いつもより余計にハイ!になりつつあるSHIさん。。。(^-^;
パンも美味で、これまた早速SHIさんはお替りをもらう(^.^;;;

メインはSHIさん←ランプステーキ、私←白身魚のサーモン&いくらソー
スかけ。SHIさんのステーキは、フレンチレストランとは思えないボリュ
ーム。厚みも大きさもたっぷりあって、食べ応えあり。しかも柔らかく
てジュ~シ~。私の魚料理も、ふっくらしてて美味。あまり塩分が効きす
ぎていなくて、オイルも少なめなのがここのお料理の特徴のようだ。
素材の味がいきていて、かつ絶妙の火加減・味加減。付け合せの野菜が
温野菜で、グラッセじゃないのが、また胃に優しい(^-^
お喋りしながら、段々日が暮れてゆく美しい中庭を眺め、ごくごくワイ
ン呑みつつ、ゆっくりとだけどもりもり食べるナゾの女2人組。。(^.^;ヾ

メインも中盤に差し掛かった頃、またもやアヤシイSHIさんの動きと視線
を察知しておに~ちゃん登場(笑)SHIさんは、お薦めされなかった唯一の
赤のグラスワインへの興味捨てがたく、それを「お願いっヽ(^o^)丿♪」
私はシャンパンなら呑めるかも。。と、もう1杯シャンパンを注文。
。。ここでSHIさん、「グラス3杯以上呑むんだったら、ボトル1本でも
同じなのよね~~(笑)」そ。。そうっすネ。。。(-.-;
でもいろんな種類呑めたから、とご満悦の様子。
しかも確かに運ばれてきた赤ワインの香りも味も、SHIさんの選んだメニ
ューには合わず。むむむ。。若いのにヤルな、に~ちゃん。。

残しておいたパンをまんまと下げられてしまい、ちょっと悲しいSHIさん
と私の前にコースデザートが運ばれてきた。
魅惑のマンゴームースはとろんとろんの食感で、あくまで濃厚。。味も
香りもシンプルな感じも満足。量も多すぎず、満足満足(^-^**
気が付けば周りの席もほどほどに人で埋まっていて、恋人たちが囁くよ
うな、日本で言うならトレンディードラマのロケ地になりそうな場所で
すっかり呑んだくれて、陽気にハイ!ハイっ!(笑)な私達。。。(-.-;
SHIさんがトイレに行ってる間に、いつもSHIさんのナゾの微笑みにすぐ
反応してくれてたおに~ちゃんが寄ってきて、ここはどう?美味しかっ
た?楽しかった?と聞いてきた。すっごく良かった!と答えると、次は
いつ来れそう?と、嫌味ない感じでさらりと聞いてきた。
「ん~じゃあ、クリスマスディナーを食べに!」と答えると、じゃクリ
スマスにね!とおに~ちゃんは笑った。

チェックを頼むと、最初にワインをお薦めしてくれたおに~ちゃんがレ
シートを持ってきてくれた。おに~ちゃんはニコニコ笑いつつそのレシ
ートを見て「たくさん呑んだね!美味しかった?」と言う。
2人でブンブン!と首を縦に振り、口々に美味しかった~エクセレント!
でり~しゃす!と言うと、おに~ちゃんは爽やかに笑って送り出してく
れた。21:20すぎ。
ここはサービスもお料理もグ~!しかもしっとりとした雰囲気で、若者
向けというより大人向けなお店。お騒がせしてすみませんでしたm(__)m

モールのお店は全部閉まってたので、チャイムス内をぐるりと歩く。
ここに着いたときはまだ空が明るかったが、もうすっかり夜。塀の向こ
うにほんのちょっとだけしか高いビルが見えないので、ぱかっと夜空が
開けていて、すっかり別世界に紛れ込んだ気分になる。古き良き時代の、
西洋人が憧れたエキゾティックなシンガポールを彷彿とさせるこの景色
は、一度来てみる価値はあると思う。

酔っ払い2人、チャイムス前でTAXI拾ってホテルに帰り着いたのは22時。
22:30すぎには荷造り済ませて就寝。
実はこれから、今回の旅で一番過酷なスケジュールの日が始まるのだ。。
ただ、この時点では、この過酷なスケジュールに波乱がたっぷりトッピ
ングされるとは。。。私にもSHIさんにも想像だに出来なかった。。。

                       その8。に続く。。


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