≪☆女神☆の広場≫

≪第七話≫

<一時の>

さてさて

夕べは久し振りに

彼とお話が一杯出来て

凄く楽しかった

だいぶ元気を取り戻してたし

今取り組んでいるプロジェクトを

熱く語る姿は光り輝いていた

やっと将来の不安から解放されたのね

まだまだ色んな問題が有るけど

それは貴方の持って生まれた

持ち前の才能がカバーする事でしょう

そしてお互い別々の場所から見た

火星の話も終わりが無い位沢山話したね

これは私にも言えることだけど

宇宙の広がりについて語る貴方は

私の言葉を失う位

激しく燃えて

まるで限り無く燃え続けている太陽の様

またしても

そんな貴方に惚れ直した私

このまま永遠に時が止まって欲しいと

願いながら・・・・・

ふと

いつの間にか

自然に感じてしまったのか

恥かしいけど・・・

またしても

貴方を思って萌えた身体が疼いて

貴方の熱弁を聞きながら

下着を汚してしまった私

その事を悟られない様

少しぎこちない

照れ笑い含めながら

相槌を必死に入れていた私

でも貴方は

そんな私の事を気付いていたけど

わざと気付かない振りをしてたわね

だけど

別れ際に

そっと

『俺も共に逝ってたよ!じゃぁ・・・ま

た・・・』

と言って照れているのがはっきり分かった

それから暫くの時間

どれ位だろう?

ボーとしてて

貴方が言った言葉を

一つ一つ噛み締めていた

やっとだいぶ時が経ってから

下着を汚した事に気付いて

急いで洗面所へと向かった私・・・

付いてしまった染みを

懸命に洗いながら

何故か切ない・・・

涙が・・・ポトリ・・・・・・・

尚更

更なる恋慕

私の肉体を滅茶苦茶にして欲しい

交わりたい・・・・

『愛しています』

煩悩の渦が・・・・

今日もまた・・・・・

私を苦しめる




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