グランド・キャニオン ツアー
まだジェットラグ(時差ぼけ)があるみたいで、朝の4時ごろ目がさめました。24時間眠らないカジノを見てみようと、1階に降りていくと、男性も女性も数は少ないですが、ちゃんと遊んでました。
朝ごはんにとコートヤードカフェで夜食を注文。気になっていた“Two Buttermilk Biscuits with Country Gravy”1.99$を頼むと出てきたものは・・・。ホワイトシチューに埋もれたグジュグジュの物体。失敗でした。なんとか半分ぐらいはいただきましたが。まだ、“Two buttermilk pancakes with ham and fried egg”にしとけばよかったな。
部屋に戻って、ツアーの準備をしてシアトルベストコーヒーで、ラテとチョコクッキーを買って口直し。ホテルでくれたfun bookのクーポンで1割引になりました。
6:45の集合時間より少し早く、ヴィジョンツアーの人と会えて、バスに乗り込みます。エクスカリバーとルクソールでお客さんを乗せて、7:30にノースラスベガス空港に到着。カウンターで手続き。まず、ツアー料金225$を払うて、隣のカウンターへ。はかりに乗って、重さをチェック。荷物も一つずつ重さを量って、荷物札をつけます。
お客さんが続々と集まり、ロビーは満員に。まず、バスでグランドキャニオンに行く人たちが出発。飛行機組みの日本人は約30名。日本語ガイドのカネコさんがまとめてお世話してくれます。参加者全員のパスポート番号を航空局に問い合わせて、テロリスト?でないかをチェックしてると、ホントかウソかわからない説明もありました。飛行機は19人乗りのプロペラ機で、昔のように酔う人は少ないんやて。でもちゃんと酔い止め飲んでいきました。おかげで、酔わなかったし、他のお客さんでも気分が悪くなった人はいなさそうやった。
私の乗った123便は8:40に離陸してフーバーダム、ミード湖やコロラド川を飛んでグランド・キャニオン空港へ。高度が低いので、岩肌や地面のようすが手に取るように見えておもしろかった。
55分で到着。海抜2200mのキャニオン村には学校(子ども220名)やお墓(3名)、病院もあるんやて。学校は週休3日やそうです。2005年にグランド・キャニオン国立公園を訪れた人は年間650万人、一日当たり18万人ってすごい数やなあ。面積は四国と同じくらいやて。
9:50に53人乗りのバスがスタート。10:05にブライト・エンジェル・ロッジに到着。さあ、グランド・グランドとご対面です。雪のグランド・キャニオンを想像していましたが、今年は暖かいそうで、雪はありませんでした。気温はマイナス4度やそうやけど、風が吹かなきゃそれほど寒くはなかった。グランド・キャニオンは影とともに見ないと、のっぺりしてつまらなそうです。冬の午前中で影がのびていて壮大ななかにも表情があります。黄色、ピンク、茶色などの20億年の間に堆積した地層が目の前にある不思議。自然の偉大さに圧倒されます。
ゴルファーの青木さん似のカネコさんの説明はとってもおもしろく、谷間まで降りるトレイルの最初のところを歩いたりもしました。
50分間景色を堪能した後、 次のマーサー・ポイントにバスで向かいます。集合時間に遅れてくる人、いますねえ。このときは中国のご一行。全然悪びれもしてへんかった。 マーサー・ポイントでも50分見学。ポンデローサっていう松は、こんなに細いのに樹齢800歳を超えてるんやて。
自然の岩を利用して作られた展望台から下をのぞくと、高所恐怖症でなくても恐ろしい。カネコさんが、柵のない岩のところに連れて行ってくれたけど、強風が吹くとほんまに吹き飛ばされそうやった。
まだまだ見ていたいグランド・キャニオンと名残惜しいけどお別れ。バスでQuality Innというホテルのレストランでランチ。40分ぐらいで大急ぎで食事。思ってたほど悪くはなかった。サラダやチキン、ビーフの煮込み、フルーツもあった。
13時にまた同じ123便でラスベガスへ。帰りはほとんど寝てしまいました。バスでそれぞれのホテルまで送ってくれて、オーリンズは最後、15:30ごろ戻ってきました。お天気にも恵まれ、ほんまによかった。今度は何日か泊まって、グランド・キャニオンを味わいたいと思いました。
ホテルで少し休んでから、夜のラスベガスに繰り出しました。
夜のストリップ
オーリンズからフォーコーナーのバーバリー・コースまで15分に一本シャトルバスが出ています。それに乗ってストリップへ。
そこから“deuce に乗ってダウンタウンまで行きます。ラスベガスに行かれたことのある方も“deuce” はご存じない方が多いと思います。ストリップ大通りを南北に走る路線としてCAT 301(302)に替わって、2005年 10月 27日から登場した2階建バスのことです。 フラミンゴホテルの前のバス乗り場から、なんとか乗りこめました。 料金は2$、2階に上がると前から2列目の席が空いていてラッキーでした。ライトアップされたストリップを、見渡せる。ストリップ(正式にはThe Strip)っていうのは、ラスベガスを南北に走る目抜き通り、Las Vegas Boulevardの俗称やそうです。ガラスに車内が映りこむので、なかなかうまく写真が撮れへんかった。
このバスの終点近く、ダウンタウンにある、フリーモント・ストリートのアーケードで、音と光のショーがあるんで、それを見にいくんです。
ABCストアーまで派手です。
このアーケード自体、派手なネオンがきれいやねんけど、「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」っていうショーはすごかったよ。いくつか映像パターンがあるみたいやけど、私が見た7時からのは、宇宙戦争みたいなのやった。7時になると、それまでアーケードで煌いていたネオンがすべて消え真っ暗に。ショーのはじまり、8分間夢の世界へ。携帯の動画で撮ったのでよかったらどうぞ。
「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」の動画1
「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」の動画2
「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」の動画3
アーケードのスクリーンに、韓国のLGのマークがついてました。こんなところで、韓国に出会えるとは、びっくり。
帰りもまた“deuce”で。行ったばっかりでなかなか来なかったけど、最初の方に並んでたんで、最前列に座ることができました。
それに、知らないおじさんが、もう自分は使わないからって、今日まで有効の30日パスをくれはった。なんてラッキーなんやろ。
ベラッジオの前で降りて、晩ごはんは、パリスにあるル・ビレッジ・バッフェへ。9時近かったからか、並ばずに入れた。税込みで26.88$。ラスベガスの消費税は7.75%やそうです。
このホテルは、外観だけではなく、内部も徹底的にパリにこだわってて、天井には青空、足元は石畳で、フランスの街並みにいるみたい。(行ったことありませんが)
お料理もおいしい。ローストビーフなんか、オーリンズと大違い。しっとりと柔らかくておいしかった。でも、オーリンズはホースラディッシュがついてたな。カニもこっちのほうがおいしい。でもマッシュルームスープはもひとつやったな。スープはみんな塩辛いし。
デザートにはクレープを焼いてもろて、自分で溶かしバターと煮バナナを乗せたらおいしかった。ソフトクリームも自分で操作して出したよ。
バッフェだと、ついいろんなものが欲しくなって食べ過ぎてしまうなあ。
おなかいっぱいになって、またバーバリー・コーストからシャトルバスに乗って帰ってきました。
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