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2006.05.26

『ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く』

(5)

テーマ：最近、読んだ本を教えて！(24298)

カテゴリ：映画・本・音楽・スポーツ

ついに　　デビューしました！

実はこの本、ホテル宿泊客のお忘れ物として、一年以上前から身近にありました（笑）。

けど中々手に取れずず、でも一月に一度忘れ物BOX内を整理する時には捨てられず、自分も他のスタッフも、いつかは必ず読むだろうと残しておいたもの。

ようやく今回ページを開いたのは、もちろん映画上映の騒ぎにつられて、です・・・♪

映画の上映スタートにより、多くの方がブログに感想を書いて下さいましたよね。　

これらをまとめると、

例に習い、本の方が歴史的背景を含む描写が細かく面白い。映画は、端折りすぎて初めて謎解きに接する方には難しい部分があるものの、頻繁に登場する象徴/図形を視覚でも理解できて面白い。

なるほど、予備知識を持って映画を観れば一番面白いかもと理解し、本の上巻だけ読んで映画を観る事にしました。（と言うか、お客様の忘れ物は上巻だけだったんです・爆！）

試みはあっけなく失敗～。

” 　突っ込みつつも、主人公ラングレー役には私の一番好きな俳優、トム・ハンクスさんしか有り得なかったし、ソフィーとファーシュさんの配役もイメージピッタリだと納得しました。

ただ、思っていた以上に推理小説と言うか、ヒーロー物だったかな～。

ラングレーは作者ダン・ブラウン氏のシリーズに度々登場するそうだから、当たり前と言えば当たり前ですが、TVでもキリスト教の秘密みたいな特番が組まれたし、もう少しドキュメンタリーに近いお話かと勝手に想像していたから。（※インディ・ジョーンズシリーズとは比較になりません・笑）

もう一つ残念だったのはトレイラーから、犯人が分ってしまった事。。。　まだストーリーをご存知無い方、公式サイトのトレイラーは観ないようお勧めします。。。。

一方、二人の学者に意見交換させる事で多少柔らかくはしてあるものの、キリスト教が欺瞞に満ちたとんでも無い宗教と表現されているのに驚きました。コンスタンティヌス帝やクレメンス五世は極悪非道人？断定的に語られている為、全て信じてしまいそうに。

これは史料が足りない上に神秘と奇跡の混じった分野である事と、基本はスリルを楽しむ推理小説だと思いなおし、早速　 『ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く』 　　を購入。

う～ん、まだ半分しか読めていませんが、、、、、　　格段に難しくなりますね！　

中世の、皇帝・教皇・地名・宗派・建造物。学生時の世界史以来、久々に登場する名前のオン・パレードに時々止まってしまう（笑）。

単に、急速に傾いた世論を元に戻そうとされるだけかもしれないけれど、とにかく作者サイモン・コックス氏の研究の成果と個人的考えとは理解しつつ小説と読み比べる事によって、同じ題材をより広い視野で勉強できるのは確か。

こんな事、『ダ・ヴィンチ・コード』　から得た予備知識と未だ冷め切らない好奇心が無ければ、もう一度勉強する気にはなれなかったな。　

その意味で最も、ダン・ブラウン氏に感謝です。

今回一緒に購入したのは、　 『グーグル完全活用法』 　と　 『ヤフー・ジャパン完全活用法』

通勤時の時間潰しとして活躍してくれそうです♪

Mei

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