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2006.10.01

私が思うに、カナダに住むと5割に増し扱い

洋服のセンスと、スリム度です。

私はカナダ全土を回った訳ではないし、Montrealのカナダ人は素敵な服装をされた方が多かった気がしたけれど、少なくともVaocouver人にとっては、日本では超標準のセンスと体型が、『かなりお洒落』　で　『かなりスリム』　と映ります。

ただしその基準に馴染んでしまうと、当然帰国した時に逆現象が起こってしまう訳で　実際自分は、二度の留学で二度とも感覚がズレてしまいました。

別に日本人のセンスが良くてカナダ人のセンスが悪い、とかではないけれど、要は外見に対する執着心が、全く違うんですね。

基本的にVanacouverでは、男性も女性も年中アウトドア系。マウンテンパーカーにバックパックは人民服？状態。500CAD（5万円）持っていたら、カシミアよりもGore-texを買ってしまう。ちょっとカナダに滞在すれば、用も無いのに入念に化粧をしたり着飾る事は、面倒と言うかfakeと言うか、かなりバカバカしい事に思えて来て。。。。

それでも1度目の留学時は、帰国した時がちょうどスキーとアウトドアのブームに重なった為なんとか誤魔化せたんです。カウチンセーターとかも流行りましたし(笑)。　

髪の毛巻き巻き名古屋嬢全盛期にヒョッコリ帰って来たから、明らかに浮いてしまいました（汗）。例えカナダに行ってなくてもああまでの格好なんてとてもできないけれど、我ながらカジュアル過ぎは否めず

そして、1度目の留学から、日本的自分らしい格好に戻るまで3～4年かかったのと同様に、今回も帰国から4年、ようやくこの秋から装いを楽しめる感覚が戻って来た気がします。

不思議なんやけど、感覚が復活する瞬間って分るんですよね。必要に迫られて購入していた感のある洋服が、普通に欲しくなる。わざわざ時間を作って買い物に出かけるのも、“あんな足に痛い物、何で昔は履けてたんだろう？”敬遠していたハイヒールを履き始めるのも、感覚が戻りつつある兆し（笑）。　

人が洋服やお化粧にお金と時間をかけようがかけまいが、不要な殺生と環境破壊を引き起こさない範疇である限り、どちらでも良いと思っています。（毛皮は絶対に反対。普段使いなら、皮製品も合皮で十分）

自分の場合、ヘアサロンやエステとゴージャスな洋服に大金を費やす余裕は無いし、かけたいとも思わないです。

ただ、女性と生まれたからには、いつでもどこでも、最低限のラインは守りたいかな。

そしてその気遣い（身だしなみ）を楽しめるなら、とても得した気分♪♪

逆にカナダに行く時は、現地的格好に染まるまでに半年かかりません。多分次回も3ヶ月でバックパッカーと化します（爆）。

それはそれで自然だと思う。

ただその分、今はカナダで難しい事を楽しみたい