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2024.11.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類
睦美、ベッドの中で、
「マテリカルゴールド。みんな…、頑張ってるね~~。」



マテリカルゴールド。つまりは、阪部洵のいたジャズバンド。
阪部洵を失って後の新たにサックス奏者の加入で、
バンドネームも改めての再結成となったのであった。
バンドのリーダーから睦美宛に、ラインで知らされていた。
「眞鍋ちゃん、気が向いたらたまに聴きにお出で。」と。
そのメッセージに、「ありがとうございます。機会があったら是非。」と、送ってはいた。
阪部洵が在籍していた頃の「シャーマン・オッズ」改め、「マテリカル・ゴールド」







「ふんふんふん。おとうさん、今度、またジャズコンサートかぁ~~。はははは。好きだね~~。…けど。」
両腕を上に高く、
「う~~~ん。はは。眞鍋さんか~~。…どんな人なんだろ。」
そして、クシャリとしながら、
「…ってか。私だけ、顔知らないって~~。…もぅ~~~。」
鼻の下までお湯に浸かりながら…。






翌日、耀司、また麻沙美をヨシカワ音楽教室に。
「こんにちは~~。今日もよろしくお願いしま~~す。」

事務局員の有紀と奈織、
「は~~い、いらっしゃ~~い。」

そして、その後から宮下朋佳(みやしたともか)が息子の蘭夢を連れてヨシカワ入り。


「蘭~~夢君。こんにちは~~。」

宮下が高井戸に、少し顔を赤らめながらもペコリと、
「こんにちは~~。今日も、よろしくお願いします。」

耀司、恐縮しながらも右手をヒラヒラと、
「いえいえいえ。こちらこそ~~。」


「あぁ、こんにちは~~。」
低姿勢で高井戸の前を。少し顔を赤らめて。

耀司、睦美に、ニコニコと、
「こんにちは~~。」

そして睦美、麻沙美と蘭夢に、またまた低姿勢で、
「今日も、頑張ってね~~。」
左手を振って。そして。腰を上げてそのまま低姿勢でソロソロと。

そんな…、少し顔を赤らめた眞鍋を見て彩未と万智、そのまま眞鍋を目で追うように…。

万智、彩未に、
「ねね、彩未さん、眞鍋さん、また顔…、赤く…。」

彩未も万智の声に2度程コクリと、
「うんうんうん。」
そして…。
「うん…???」
今入って来た高井戸と宮下を見て、
「うん~~~???」
顔を傾げて…。

そんな万智を見て彩未、
「彩未さん…???」

彩未、顔を傾げて、訝しげに、
「ん~~~~~。ん…???」
いきなり目を見開いて、そして眞鍋の方を見て、
「まさか~~~。」

万智、そんな彩未に、
「へっ…???」

彩未、万智を見て、
「あ。はは。」
そしてまたチョコンと顔を傾げて、
「あぁ、うん。…まぁ…。…けど…。…一応は…、予感…、だけだけどね~~。」

そんな彩未に万智、眉間に皺を。
「予感…???」

彩未、
「はいはいはい。仕事、仕事~~。」






…そして…。音楽教室のレッスンを終えての耀司と宮下。
そして麻沙美と蘭夢。廊下を歩きながら…。

すると…。何処からかピアノのメロディが耳に入ってくる。

宮下、
「あら。」

耀司、
「おや。」

ふたり共に、そのメロディに吸い込まれるように。
すると…。今はレッスンのしていない教室からのピアノの音。

宮下、ピアノを演奏している女性の姿に、
「凄いわ~~、眞鍋さん。」

その声に耀司、
「えっ…???…宮下さん、ご存じなんですか、眞鍋さんがピアノ弾くの。」

「もちろんですよ~~。」
高井戸を見ながら。
「ウチの子もね~~。あんな風にピアノ弾けたら~~。…って言うか、その為にここ、来ているんですけど…。」

その声に耀司、
「はは。…ですよね~~。」

宮下、
「眞鍋さん、元ピアニスト。」

瞬間、耀司、
「えっ…???…そうなんですか…???」

その驚きに宮下、
「あら。高井戸さん…、ご存じ…。」

耀司、急に困ってしまって、
「あ、いえいえ…。…って言うか…。」
すぐさま頭の中で、
「…あれ…???…汐梨…、言ってたっけ…???…と、言うか、俺、聞いたの忘れてた…???」

宮下、
「…と、言っても、私も本人から聞いた訳じゃないんですけどね。同じレッスンのママ友から…。事務局の人たちが話しているのが聞こえたらしくって。凄いって思ったんですって。」
そして宮下、
「凄いですよね~~。眞鍋さん、韓国人であんなに奇麗で、しかも、ピアノも弾ける。…ん、だけど~~。彼女、結婚してらっしゃらないのかしら。見た目、どう見ても20代には見えないですよね。…恐らく…、30~~。半ば…???…ん~~。中々、近くで眞鍋さん、見る事、出来ないんですもん。他の事務局の人たちはきさくに声、掛けてくれるけど~~。席も奥の方だし~~。」

そこに生野、ふたりににこやかにお辞儀をして。
そして教室から聞こえるピアノのメロディに、
「ほほぅ~~。今日はリストですね~~。ラ・カンパルネ。うんうんうん。」

耀司、事務局長に、
「えっ…???…さすが、聞いていてすぐに何の曲か。」

生野、
「ははははは。お蔭様で。」









ママでいい…。   vol,101.   「…ってか。私だけ、顔知らないって~~。…もぅ~~~。」

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最終更新日  2024.11.01 05:28:46
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