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2024.11.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート
汐梨。

部屋着の芙美花、
「勘弁してよね~~~。」

ゆっくりと耀司、その後ろから汐梨がリビングに。
テーブルにはラップされている焼きそば。

芙美花、
「もしかしたから、眞鍋さんたちと一緒だから、食事はしてくると思って~~。先に食べてよって思ったんだけど~~。いきなり電話で。うっそ――――――って。まっ。怪我してて、食べたいかどうかは…。…おばちゃんが病院に迎えに行ったからって~~。」

耀司、

右手で椅子を引いて、椅子に、
「ヨッコイショ。」

芙美花、
「麻沙美~~。焼きそば食べよう。おばちゃん、夕食…。あ、この時間だから、もぅとっくに…か。」

汐梨、
「あん。私は大丈夫。はは、麻沙美~~。焼きそば食べる~~???」

麻沙美、ニッコリと、
「うん。お腹空いた~~。」

「まっ。家では食べて来たんだけどね~~。美味しいもの、見ちゃうとね~~。」







晄史、睦美、誓、電車の中で…。誰も声を…。

けれども…、晄史と誓、ふたり、共に、


その声に晄史、誓、お互いに顔を。
「え…???」
「へへ…。同じ事。」


ふたりに挟まれての睦美、コクリと、
「うん。…私も…、さっきから、その事…。」






母の暁美に今日の事を話して。

暁美、
「え――――――――っ!!!」
そして、睦美を見て、
「あんた、本当に大丈夫なの…???」

睦美、母に、コクリと、
「うん。…けど…。高井戸さんが…。」

瞬きしながらの暁美、
「うんうんうん。…でも、入院は…。」

晄史、
「あぁ。それは…、お医者さんも、特に、入院するほどの…。」

暁美、頷いて、
「そぅ~~。…大変だったね~~。」

誓、
「あ。晄史。」

晄史、誓に、
「うん…???」

誓、目を真ん丸にして、
「ほら。あの人にも、連絡しないと。車まで。」

瞬間、晄史、
「あっ!!!」

睦美、
「えっ…???…車…???」

晄史、
「うんうんうん。僕と誓、タクシーで救急車、追い駆けるつもりだったんだけど…。ほら。芸能人の、タレントの…。」

睦美、
「あぁ~~~。河原崎栄伍。」

誓、
「そのマネージャーさんの…、運転手…???…なのかどうかは分かんないけど…。ホールから車、出してくれて…。」

睦美、
「えっ…???…じゃあ…、あなたたち、その車で…???」

晄史、コクリと。
「うん。ハッキリ言って、タクシーだったら病院、行けなかったかも。何処の病院かも分かんなかったから。」

暁美、
「河原崎栄伍って、あの…、バラエティに出てる河原崎栄伍…???」

3人共に、
「うん。」

晄史、
「救急車まで呼んでくれて。」

暁美、
「あら。」

晄史、
「あっと。名刺、貰ってるんだった。」
バッグから名刺を…。そしてスマホで…。

誓と睦美、晄史に寄り添い、名刺を…。
「芸能プロダクション創健社マネージャー辻元香世子…。」

スマホから声。
「もしもし。辻元ですけど。」

晄史、スマホに、
「あ、辻元さんの携帯番号で良かったですか。僕、今日、品川のマリアナホールで、階段から転がり落ちて、救急車を呼んでもらって、車まで。」

スマホから辻元の声。
「あ~~。あの時の~~。」

「あ、はい。眞鍋(まなべ)と申します。今日は、本当にありがとうございました。お蔭様で、今は自宅に…。」

事務所だろうか、未だに外出着のままの辻元。
「あら、本当~~。じゃあ、特にどこも…。」

スマホから、
「えぇ。私の姉は大丈夫。」

「お姉さん。」
「あ、階段から転がり落ちた女性の方です。」

「あ~~。はいはい。」
一拍置く。そして、
「へぇ~~。あの女性の方、特にどこも…。」
そしてまた一拍。
「凄いのね。階段から落ちて、特にどこも…。」
目を動かす。
「あ。…でも、男性の方は…???…ストレッチャーで運ばれた。」

晄史、
「あ、あ~~~。その人、なんですけど~~。」
誓と姉を見て。
「…実は…。」

そのイントネーションで辻元、
「え…???…まさか…。」

瞬間、晄史、
「いえいえ。」
右手を振って。
「その人なんですけど…、左肩の打撲と、右足の軽い捻挫で…。」

「うそ。」
スマホから。

辻元、瞬きしながらも、
「いやいやいや。へぇ~~~。あんな状態で階段から落ちて、いや。打撲と捻挫。はは。おやおやおや。凄い。」

遠くから、「お疲れ様で~~す。戻りました~~。」の声。

辻元、スマホに、
「いやいやいや。…で、彼は…???…あの男性。病院で…、今も…???」

晄史、
「あ、いいえ。もう…、今頃は自宅に…。医師からも、入院する必要はないって言われて。」

スマホから、
「へぇ~~~。そうなんだ~~。あちこち怪我、もしくは骨折はしているんじゃないかな~~って、心配は…。」

晄史、
「本当にありがとうございます。それに…、車まで…。」

辻元、貌を振って、
「いいえ~~。…まっ。丁度ね~~。タイミング良く~~。ウチの河原崎も、あぁいうの見ちゃうと、黙っていられない性格だから。」

スマホから聞こえてくる声、
「あ、はい。」








ママでいい…。   vol,115.   「名誉の負傷~~。」

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最終更新日  2024.11.15 05:02:54
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