みっきーとぽちすけ、コータロー、アン、タイボーのおさんぽ日記

みっきーとぽちすけ、コータロー、アン、タイボーのおさんぽ日記

’06年GW 九州車中泊旅行 熊本~田平


2006年GW 九州車中泊旅行 熊本 ~ 田平(5日目)




2006年5月1日~5月7日(6泊7日)の九州車中泊旅行 での5日目

熊本 ~ 雲仙 ~ 島原 ~ 長崎 ~ 佐世保 ~ 神崎鼻 ~ 平戸 ~ 田平  の日記デス。


私たち夫婦にとって初めてのルーフテント泊旅行。


この1年で日本の最端地を制覇だぁ!

と、この日は走りました。




もし、 同じような旅行をお考えの方 は参考にしてくださいね!







《九州車中泊旅行5日目(5/5)-行程-》






九州自動車道で見た朝日


九州自動車道から見た朝日

九州らしい朝日を見ました。

自動車道上でなければ立ち止まって
ゆっくり見てたかったな。







雲仙市   小地獄温泉館

島原市   姫松屋

長崎市   オランダ坂、新地中華街
     大浦天主堂、福砂屋 他

佐世保市   アメリカンバーガーショップ
ミサロッソ、神崎鼻

平戸市   平戸温泉 楽天の湯

道の駅 昆虫の里 たびら 泊







チーズまんじゅう(1)



宮崎名物 チーズまんじゅう



チーズまんじゅう(2)



いろんな種類があって
ついついいろいろ買ってしまいました♪















九商フェリー内のたびぐるま


九商フェリー内のたびぐるま


フェリーの高さ制限に引っかからなくて
良かったぁ♪












《九州車中泊旅行5日目(1)~島原へ~》






5時起床。

前日、フェリー会社に問い合わせたところ、
「1時間くらい前にお見えの方は
だいたい希望の便に乗れてます」

と聞いていたので、
7時の便に乗りたい私たちは
フェリー乗り場に6時の到着を目指して
熊本へと向かう。

途中、だんだんと空が明るくなってきた。
重なる山が朝日に照らされてとても幻想的に見える。

これが九州の夜明けかぁ~ と感動。

自動車道路上で動く車の中でしか
写真撮影出来なかったけど
本当にこの目でその様子をみて大感動でした。



フェリー乗り場には
予定より30分以上も遅れで到着。
でも、なんとか乗れそうな感じ。

誘導員さんが何やら手を上に伸ばして、
車に近づいてきた。
どーやらルーフテント付の我が家の車の高さを
チェックしているらしい。
誘導員さんのOKがもらえたので乗船手続に行く。

ターミナルに近づいて、 2人で爆笑!!!
みんなで5年前九州旅行をしたときの記憶が、
この建物を見て蘇ってきたのだった。
「あの辺でダルそうに座ってたよねー」
等々と思い出す。


我が家のたびくるまの車高は
思っていたよりも高くなかったらしく
(旅行前に、高さ制限2.3mの駐車場に
入れるコトは確認していたけど、
そのときも結構ギリに見えたんだけどなぁ。)
2.1mの船の車両甲板になんとか納まった。

45分の船旅。 なかなかいいものだ♪
船内では朝食をとったり、旅のプランを考えたり、
TVでニュースを見たりして過ごした。



島原に到着すると、
まずは前日入れなかった温泉へ。
朝9時からやっているところを見つけたので
そちらへ向かう。
途中、これまたみんなで来たことのある地獄谷を
車窓から見る。
変なことだけはしっかりと覚えているモノで、
「あ、あそこの駐車場にとめたよねー」
なんて言いながら。

そして、目指す温泉が…

案内板も出ていたけど
なかなか見つからなかった。
案内の通りずんずん進んでいけば
良かったんだけど、
慎重なぽちすけは こっちではないかも…
と、思い始めて引き返した。
その後迷っているうちに到着。


まだ、お風呂は開いていないらしい。
しばらく駐車場で時間をつぶす。
私たちの他にもバイクのカップルがいた。
あっちも前日お風呂に入りそびれたっぽいなー
なんて思いながら、お風呂が開くのを待つ。
お風呂のオープンの時間が近づくと、
どこからともなくたくさんの人が集まってきた。


お風呂はレトロな感じで、
お湯は思っていた以上に白濁。
しかも入浴するときは、まだこの日
全然、人が入っていないからか、湯の上に
湯の成分で出来たような膜まで張っていた。

2つ浴槽があり、ひとつは結構熱め。
あんまり長い時間入っていると
のぼせそうだったので程々にして
ぬるめの方のお湯につかる。
上がる前にもう1度熱めのお湯に
ちょっと長めに浸かってみる。
とーってもいい感じ♪
前日入りそびれた分、
温泉の成分が見にしみる感じで
本当に気持ちがいい。
洗面所が小さくてドライヤーを使うのに
一苦労だったけど、 良い感じのお風呂デシタ。

みっきーがお風呂から上がると
ぽちすけは休憩室で、すーっかりくつろいでいた。
「ここに新聞があって、最終日だったら、
東北旅行で最終日に立ち寄った
花巻の大沢温泉みたいな状況になりそーだ」


(東北車中泊旅行では、
大沢温泉の休憩室でくつろいで
宿泊した気分になって
その後愛知まで帰宅した私たち。。。)






《東北車中泊旅行5日目(2)~島原へ~》






小地獄温泉館


小地獄温泉館

名前がカワイイよーな
コワいよーな。。。

朝一番で入った湯船には
湯の花が膜を張ったような状態♪





島原名物 具雑煮 (姫松屋にて)


島原名物 具雑煮(姫松屋にて)

土鍋の蓋を開けると
中にはボアボアのお餅が5つも♪

ボリューム満点★

かなりイケてました!










熊本から島原へ向かう船の中で朝食を食べたものの、
ゆーっくりとお風呂に入りお腹が空いた私たち。
元々は お昼に本場の長崎ちゃんぽんを食べよう!
と計画していたけど、
まだお昼を食べるのにはちょっと早い。

でも・・・お腹が空いた!

それなら・・・ と、来た道を戻る方向にはなるけど、
朝食にも向きそうな島原名物の 「具雑煮」 なるものを
島原に食べに行こうか! とぽちすけが言った。

確かに。
長崎チャンポンなら本場の…とは行かなくても

長崎以外の地で食べられそうだ。
「具雑煮」 は聞いたこともなかったし、
みっきーの大好きなバイク雑誌に載ってるくらいで
他のガイドブックにはほとんど取り上げられていない。



お目当てのお店に営業時間を問い合わせると
朝10時から開店しているとのこと。
ちょーどいいかも ♪とフェリーで降り立った
ターミナルの横を通り過ぎて、
島原城の横にあるお店へ向かう。

まだ、お昼の時間には早いので、
お客さんはチラホラいる程度。
何を頼もうか? と悩んだけど、
結局2人とも 具雑煮 を注文。
ぽちすけがトイレに立った一瞬の隙に、
具雑煮はテーブルまで運ばれてきた。
席まで戻ってきたぽちすけ 、「うぁー、早ぁ!
確かにまだ10時半。
朝食にも、昼食にも中途半端な時間だけに
注文したものが運ばれてくるのは早かった。


土鍋の蓋を開けると、
中にはボアボアのお餅が5つも!
(テーブルの横には
コレで○○○kcal(確か200kcal)
みたいなことが書かれていたけど
「ほんまかいな~」 と言うようなボリューム。)

出汁の良い香りが漂う。
そして味は… うまいっ!
その名の通り、 かなりの具だくさんっ♪
これはかなり気に入った!!!
長崎ちゃんぽんでなくて正解っ!!!

(ただ「具雑煮」が美味しかっただけでなく、
そのあと「長崎ちゃんぽん」にしなくて良かったなぁー
と言う出来事が長崎の中華街であったんデス。)


お店を出るころには、
店内はお客さんで結構賑わっていた。
様子を見ているとどーやら地元の人が多そう。
満足してお店を出て、
ふらりと外側から島原城を見る。
何かイベントをやっているらしく
駐車場は混み混み状態だった。
中には入らずに、外堀だけ見て満足♪














長崎中華街


長崎・新地中華街にて


少し中に入った道沿いにあるお店は
そこそこ空いていて良かったです♪










トンポーロー


トンポーロー
(長崎・新地中華街にて)

中のお肉も
外のモチモチの皮も
美味しかったです♪











《九州車中泊旅行5日目(3)~長崎観光~》






次は 長崎 へ。

長崎は5年ほど前にゼミ仲間と
九州を旅したときにもまわった街。
あのときは年末年始で、
中華街もお休みのところが多かったなー。

今回はGW中なので、 お店は開いてるだとうけど、
混み混みだろーなー
と覚悟して向かう。
長崎の街に近づくと懐かしい感じに。

確か前回の九州旅行でも、
「うわー、斜面に建物が張り付いてるー」
と、坂の多い長崎を見て思った。今回もそう。
でも、3月末に韓国の釜山を旅した私たちとしては
その町並みはどこか釜山に似ているよーな気がした。
道を走っていて
「トンネルを抜けるとそこは…
斜面に張り付いた家!」
と言う状況もそっくりで…。

途中、私たちが長崎に足を運んだら
ぜひ食べたい と思っていた
カステラ屋さん 「福砂屋」 の看板が。
何かわからなかったけど、後でわかったのは、
そこの工場だったらしい。
本店や工場が大好きなみっきー。
あー、立ち寄っておけば良かったなぁー。



長崎の市街地は車で渋滞していた。
観光客のレンタカー、タクシー、
地元の人のマイカー、そしてちんちん電車。
見ていて混乱しそうな状況。

そして、運転中のぽちすけがぽそっとつぶやいた。
「路面電車が走ってるところって、
どうやって運転していいかわかんないよねー。」
確かに。右折時なんて
どの位置に止まるのかよくわからない。
名古屋の基幹バス通りのバスレーンも
よそから来た人にはわかりにくいだろーけど
(一番右車線から左折したりするから…)
ちんちん電車は…
私たちにはよくわからないねぇ。。。

地元の人の運転を見ながらなんとか右折し、
ルーフテント付の我が家の車がとまれそうな
コイン式の駐車場に車を駐車。


身軽になった私たちは
自分たちの足で長崎市内を歩きまくることに。
長崎ではちょうど 「長崎さるく博」
と言うイベントもやってるし。
(「さるく」とは長崎の方言で「あるく」こと。)


車をとめた駐車場の近くに、
あの 「福砂屋」 があった。
しかも店内から人が溢れんばかり。
店員さんが手動で自動ドアをやってるような状態。
(↑この状況を見てぽちすけは
「ココも勝ち組だ。
三重県伊勢市の『赤福』を思い出させる

と言っていた。)

この人だらけの店内を見て、
とりあえず帰りに空いていたら寄ろう と言う結論に。
(結局オシャレな支店が
近くにあったのでそちらで買いました。)


まずは 長崎の中華街 へ。
さすがにGW中。人でごった返している。
お昼過ぎの時間帯で
お昼を中華街で食べようする人たちで
どのお店も長蛇の列っ!
そのうちの1軒を指さしたぽちすけ。
「行こうとしていたお店、アレだよー。
島原で具雑煮を食べてきて良かったね。」
んー、これまたスゴイ人盛り。
あの列に加わり待っていたら
お昼はおやつの時間になっちゃうねー。

店の前に
「これ以上のお客さんはサバきれないからお断り!」
と言ったよーな内容の看板を出して
クローズドのところも。

恐るべし、GWの中華街!!!



前回の九州旅行でごはんを食べた
中華料理屋さんも混み混み。
お店の前を通って、
懐かしさがこみ上げて来たなぁー。




私たちはこの中華街で
トンポーロー
をおやつに食べよーと思い
2往復ほどしたところで、
ぽちすけが1つのお店に決める。

あんまり流行っていなかったけど、
テイクアウト専門のお店で
出来立てを出してくれるために
ちょっと待ち時間がある。
まあ、腰掛けるところもあるし…とのーびりと
混み混みのお店を見ながら待つ。

久々に食べるトンポーローの味は…
うまかった!!!

中のお肉はもちろんのこと、
私たちは外のモチモチの皮も
かなり気に入りました♪


他店でまたおやつをつまみながら、
次なる目的地・ オランダ坂 へ!
途中、朝立ち寄った温泉で見かけた
名古屋ナンバーのキャンピングカーを見かけて
「私たちと同じルートを通ってるねー。」


坂は日頃運動不足の私たちにとって厳しかったけど、
オシャレな建物を見ながらの散歩は楽しかった。
知らず知らずのうちにいっぱい歩いていたよう。

グラバー園の前に立ち並ぶお店を見ながら
大浦天主堂 へ。
人が多くて写真を撮ろうとすると
必ずかなりの大きさで他人が写ってしまう。。。
とりあえず写真だけ撮って、
美味しいカステラを探しに。
たくさん並んだお店の中でも1軒、
客引き上手な感じのお兄さんが
しゃべくりまくってるところがあった。
そのお店は変わったフレーバーのカステラがあって
試食が出来たので立ち寄ってみる。
よく冷えたカステラは美味しかったし、
0.5号サイズの小さくて
手軽な大きさのモノがあったので
迷わずチーズ味とプレーンのモノを購入。



駐車場までふらふらして戻るときに、
「福砂屋」 のオシャレな感じの支店を発見し
お店に入ってみる。
最初に入った本店のような混み具合ではなく、
すんなりと購入できそうだったので、
ここで自宅用、実家用、普段お世話に
なっている人用のお土産を購入。


「福砂屋」の紙袋をぶら下げて歩いていると、
家族連れのお母さんらしき人が
ガイドブックを持って私たちに近寄ってきた。
「すいませ~んっ。その袋!
そのカステラやさんは
どこにありますか?」

みっきーはぽちすけに連れられて
歩いていただけなので
(社員旅行の社長さんのよう。
もちろん、ぽちすけは幹事の平社員さん。)
ぽちすけにおまかせ。

さっき寄ってきた支店よりかは
本店の方が説明しやすかったので
そちらの方を案内したらしい。

が、私たちがその後に立ち寄った
周辺のデパートにも 「福砂屋」 は入っていた。

「なんで、あの人たちこんなに福砂屋があって
店が1軒も見つからなかったんだろーなー」
ぽちすけは首をかしげていた。

確かに。
この地で歩けば福砂屋に当たりそーな感じだ。




その後、地元デパートで長崎らしいものを
いくつか購入し、次の目的地へ。






《九州車中泊旅行5日目(4)~佐世保へ~》






オランダ坂にて


オランダ坂にて

長崎は坂だらけでした♪















次の目的地は 佐世保

長崎で思った以上にのんびりしてしまったので、
佐世保の次に向かう 日本本土最西端「神埼鼻」
日の入り前に着けるのかが心配だったけど…。
「佐世保バーガーがどうしても食べたい!」
と言うぽちすけのために佐世保へ。


ぽちすけはたくさんのお店をピックアップしていたが、
結局そのうちの2軒へ行くことに。

まずは1軒目 「アメリカンバーガーショップ」
一応、ガイドブックの地図をみてナビで探す。
うーん。。。
だいたいそばまで来ているよーな感じだけど
お店が見当たらない。
諦めて次のお店へ…と思ったけど、
もう1度、ガイドブックとにらめっこして
1本中の道に入って探してみる。

はーーーっけんっっっ(発見)!!!!!

なんだかちょっと嬉しい。
駐車場のないお店なので、
みっきーが車内に残りぽちすけが買いに行った。

お店に着いたときには、周辺の道路に
車はほとんどとまっていなかったけど
いつの間にか店の前の通りには多数の車が。

注文してから作るタイプ(モスバーガータイプ?)
なので、注文してから待つこと………30分っ!
私たちの前の人が4つほど注文していたとは言え、
ちょっと時間がかかり過ぎだなー。

辺りは暗くなり始め、
神埼鼻への到着時間も気になるのにぃー。



待って食べた初めての佐世保バーガーは…
うーん。。。極めて家庭的な味!
我が家で作ったよーな感じのハンバーガー。
ここのモノはサイズもそれほど大きくなく、
うーん。。。
30分も待って食べる価値はあるか?

と聞かれると 「ビミョ~」

ぽちすけもあまりに普通の味で落胆したのか、
2軒目は立ち寄っても立ち寄らなくても
どちらでも良いと言う。

でも、 せっかくだから、お店の前を通って、
空いていたら頼んでみよーか 、と言うコトに。



2軒目の 「ミサロッソ」
お店の前に待っている人はなく、
どれくらいかかるか? と尋ねてみると
待てる範囲の時間。
お店の前には
「只今、待ち時間○○分」 のような
案内があったところを見ると、
昼間は結構混んでいたのかなー、 と言った感じ。

言われたとおり、割と早い時間で
ハンバーガーが出来上がった。


ココは店内でも食べられるタイプのお店。
私たちに時間がないからと言って、
お店の前に停車した車の中で
食べるのはちょっと気が引けたので
ちょこっとだけ移動して、車内で食べることに。


こちらのハンバーガーはかなり大きいっ!!!
みっきーの顔のサイズといい勝負かぁ???
(いや、みっきーの顔の方が圧勝だったけど。)
これは結構期待していたモノかも。

パクリと食べてみる。

うーん、美味しいっ!!!

ピザとハンバーガーがウリのお店。
バンズが自家製とかでこれが美味しい!
良かった、2軒目のお店に立ち寄っておいて。
そうでなければ、
私たちの佐世保バーガーのイメージが
「あれ?」 と言った感じで終わるところだった。










佐世保バーガー(ミサロッソにて)


佐世保バーガー
(ミサロッソにて)


佐世保バーガーの大きさにびっくり!
顔と同じくらいのハンバーガーに大満足♪
(写真は食べかけデス。。。)






《九州車中泊旅行5日目(5)~日本本土最西端~》






もう辺りはだいぶ暗い。
これは 日本本土最西端・神埼鼻
着いたときはきっと真っ暗だ。

「どうしよう?」 とぽちすけに尋ねたところ、
「いやー、行くしかないでしょー。
ココまで来たら。」


そぉ、私たちの目標は
『この1年で日本4極制覇!』
に、 佐多岬 に着いたときになったんだもんなぁ~。
どーか、神埼鼻が
コワイところではありませんよーに!



こんな真っ暗な中、
日本最西端の地を目指すアホは
あまりいないと見えて、
私たちの行く道に車はほとんどいない。
「あー、コワイぁ~」 なんて思ったけど、
本場の佐世保バーガーを食べてご機嫌のぽちすけは
「最西端へ向かうのみ!」 と言った感じ。
「コイツ、私よりアホだ」
と、みっきーが思った瞬間だった。


最西端に向かって走っていると、
どーやら漁港の集落と
思われる住宅街へつっこんだ。
「最西端」がこんなところにあるのか?
と言ったような雰囲気。

行き止まりになったところで
車をとめてあとは徒歩で向かう。
駐車場までは比較的明るいのだけど、
歩く道は街頭ひとつない。
本当にコワイ!!!

おまけに一番頼りになる懐中電灯は
ルーフテントの中。
ここで展開して取り出すのも面倒だしと
ちょっと頼りないライトを2つ取り出して向かう。

辺りは真っ暗で何が何だかわからない。
お化けは怖くないが、
ナントカ狩りとか言うのには
絡まれたくない!
弱気になるみっきー。


「別に無理して最西端を目指さなくていいよ~」
と訴えてみたが、ぽちすけは
「1年間で4極制覇」 と言う言葉に
ぐぐっと来てしまったよーで足を止めない。

ナントカ、真っ暗な中、ガイドブックの写真で見た
「最西端の碑」 を発見。

海に面していて、辺りが真っ暗だからか
結構コワイ位置にある。
海に落ちないよーにして写真撮影。
この写真撮影の最中、
ぽちすけがふと疑問に思うことがあったらしい。

「最西端の地なのに
その言葉がどこにも刻まれていない!」

と、真っ暗な中、ごつごつとした岩場を海側の方へ。
なーんと、こっちの方に
「日本最西端の地」の文字が!


今まで、東・南・北と3極で写真撮影をしてきたけど、
海側に文字があったのはココだけ。
文字を入れて写真を撮ろうとすると
海は写らないワケで。。。

なんだか、最端地と言った感じではないなー とっ。
真っ暗でとーってもこわかったけど
笑わせてもらったかな~。




本当は 「橋でつながった最西端の地・宮ノ浦」
にも足を運びたかったけど
こんな遅い時間では・・・ と言うことで
この日は平戸大橋を渡るだけ渡って
どこかで温泉に入ろう!
と言うことになった。



この旅、やたら眠たいみっきー。
(今思うとたぶん妊娠していたから。)
ウトウトとしていると、
いきなりの急ハンドル~っっっ!!!
「な、何事かぁ~???」 と思って
目を開けると、ぽちすけが
「今、首に鎖をつけたパグ犬が
嬉しそうに道路を横切って行った…」

どこかの迷い犬を危機一髪で轢かなくて良かった~
とホッとするぽちすけ。
こっちの心臓は縮み上がりましたが。
死ぬかと思ったよぉぉぉ。


ぽちすけはやたら小さな生き物に優しい。
みっきーなら自分が大事だから危険を冒してまで
ハンドルは切らない!と言い切るけど、
ぽちすけはきっと何かをよけて
自分は犠牲になるタイプだなー
と再確認。
(私も助手席で一緒に…かなぁ。運命共同体だ。)



途中、 「道の駅 昆虫の里 たびら」 を偵察。
まぁ、程よく空いてるし、
トイレに近いところに駐車できそうだったので
今夜の宿泊地の候補ひとつに。





《九州車中泊旅行5日目(6)~平戸へ~》






日本本土最西端 神崎鼻にて


神崎鼻にて

これで日本本土最端地4極制覇だ!

真っ暗で怖かったなぁ・・・。










ライトアップされていてキレイという 平戸大橋 は・・・
ちょっぴり期待はずれ。
ちょっとライトのカラーが安っぽい気がする。。。

通行料は100円かかるけど、この遅い時間帯に
日帰りのお風呂に入れることはありがたいので
橋を渡って温泉へ。

さすがにGWのど真ん中・・・。
目的とする旅館の駐車場は満車。

旅館のロビーで、今日は日帰りで入浴できるか
と言うことと
駐車場はどこに停めたら良いかを尋ねる。

旅館の人は私たちの車のナンバーを見て、
「名古屋からなんですか?」 と尋ねた。
正確には 「2人の実家があるのが名古屋で、
今は名古屋の北にある町なんですけど…」

住んでるところについて答える。
すると、マイナーな町なのにもかかわらず
「あー、知ってますよ。数年前までうちは修学旅行で
○○高校に利用してもらってたんですよ。でも、今は
修学旅行先を北海道に変えられちゃったよーで…」

と残念そうに話す。そして、続けて、
「今からお風呂に入って愛知県に帰るのかい?」 っと。
「いやー、これがテントになっていて…」
この車の上で宿泊する事を説明。
その後も 「1部屋くらいならうちにも空きが…」
商売上手な旅館のおじちゃんは
「泊まって行けよ~」 と言わんばかりだった。
でも、 私たちは車中泊が好きだから…ねぇ。



今夜の宿泊地はここへ来る途中に偵察した
「道の駅 昆虫の里 たびら」
平戸島からもう一つ橋を越えたところにある
「道の駅 生月大橋」 が候補。

そのもうひとつの橋を越えるのに
いくらかかるのかがわからなかったことと、
今夜は風が強くなりそうなので、
出来ればルーフテントを展開するのに
風がない方がいいと考え、
風の弱そうな 「道の駅 昆虫の里 たびら」 へ。



「道の駅 昆虫の里 たびら」
程よく車中泊組がいる。
今夜はここで1杯やって夜を明かすコトに決定!










よろしければ 九州車中泊旅行6日目の日記 も続けてどーぞ!




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