今日も歩いて健康になろう

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疲労回復(カフェインのとり方)


最近このテーマへの依頼が増えているのですが,
皆さん夏バテでしょうか・・・?

今日は疲労回復のためにやってしまいがちなことを,
いくつかお話してきました。
疲労回復のためにやってしまいがちなことの中に,
コーヒーや栄養ドリンクを頻繁に飲むということを挙げる方がいらっしゃいます。
コーヒーや栄養ドリンクには,カフェインが入っていますので,
カフェインの覚醒作用で,
一時的に元気が出てきたような気にはなります。
しかし,実際は疲労がなくなったわけではなく,
疲労にふたをしてしまったような状態だと
思っていただくと良いのではないかと思います。
カフェインは,人にもよりますが,
6時間くらいは覚醒作用が働くと言われており,
長い方だと20時間以上も影響する場合があるそうです。
なので,午後から飲んだ場合でも,睡眠に影響を与える可能性があります。
眠りにくくなったりするだけでなく,
眠ってからの,眠りの質が悪くなってしまう場合があるのです。
カフェインに敏感だと思われる場合は,
午後から飲むのを控えるなど,注意された方がいいかもしれません。
また,カフェインを最後に飲んでから,
からだから抜けるまでには48時間ほどかかると言われており,
抜けると,リバウンド現象で,だるくなったり,
眠気がひどくなる,頭痛がするなどの離脱症状が出る場合があります。
カフェインはコーヒー以外にも,
栄養ドリンク,カカオ(チョコレートやココアなど),
ウーロン茶やジャスミンティー,緑茶,紅茶などの,
茶葉で出来たお茶や,コーラなどにも含まれています。
それらを合わせて飲んだりすると,
カフェインの摂りすぎにもなったりしますので,
カフェインに敏感だと思われる方は注意してみてくださいね。
アメリカなどでは,パニック障害や,うつ病,アルコール依存症など,
メンタル的な問題を持っている方は,
カフェインを摂らないように医師から指導を受ける場合もあります。
メンタル面にも影響があると考えられているからです。

疲労回復のためにコーヒーなどを飲む場合,
実際の疲労が取れたわけではないので,
急場を乗り切るために利用するという形で取り入れ,
カフェインでふたをしてしまった疲労は,
その後,しっかり睡眠など休養を取り,
疲労を取り除くことが大事だと思います。


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