今日も歩いて健康になろう

筋肉は脂肪よりも重いという話

筋肉と脂肪の重さ posted by (C)みえこ５５

以前１日１時間のウォーキングを、
半年続けて１０キロ近く痩せたご婦人がいました。
いつもLLサイズの服を着ていたのですが、
見事に９号サイズになりました。

久しぶりにその人に会ったところ、
ずいぶん太って見えたので驚きました。
せっかく続いていた、ウォーキングをやめてしまったのでした。
体重は３．５キロしか増えていないとのことですが、
見た目には７～８キロは増えたかのように見えました。
運動をして痩せると、筋肉が増えます。
同じ体積であれば、脂肪に比べて筋肉は約１．２倍の重さがあります。
ですから、運動で痩せた場合、
体重が減らない割には、見た目がほっそりしてきます。
ところが、運動をやめてしまうと、
筋肉が落ち、脂肪が増えるので、
体重がそれほど増えていなくても、
見た目がかなり太った感じになってくるのです。
運動をしながら減量をすると、目方的には減りが悪いのですが、
スリムで引き締まったからだを創ることが出来るのです。

年齢とともに、筋肉の減り方は加速します。
筋肉は脂肪を燃やす工場のような役割をしているので、
筋肉が減ると脂肪がつきやすくなります。
また、筋肉にって私たちは腕を曲げたり、立ったりと、
からだを動かしていますから、
日常生活を送るうえで、疲れやすくなったりもして、
生活の質が落ちることになります。

年齢とともに体重を落とすことよりも、
筋肉を落とさないことに注意が必要です。
体重の増減に関しては、脂肪や筋肉の割合が、
どう増減したかがとても重要になってきます。
年を重ねてから、筋肉によって体重が増えることは、
実は喜ばしいことでもあります。

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