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並男です。先週末、大田区の池上本門寺に桜を見に行った。今年で建立400年の五重塔と桜の花が絵になる寺で自分も桜の時期に行くのは初めてだった。(併設された池上梅園については以前掲載)東急池上線の池上駅から商店街を抜けて行くと間もなく、長い階段が見える。妻はこの階段を見上げて 「ギャー」 と言う…ここから階段の方を見上げると、ちょうど近代的高層建築物が何も無く一瞬ここが東京であることを忘れかける。それなりの数の花見客がいるにもかかわらず、落ち着いた雰囲気なのは境内の広さと建物の重厚さのお陰か。どの建造物も、赤が主張し過ぎず・こてこて飾り過ぎず形も上品だ。五重塔の脇に展望台のような場所があり、絶好の撮影スポットとなっている。関東地方に現存する五重塔の中でも最も古いとされている塔は裏へ回ると支え棒が付けられている。広い墓地も併設されており、力道山もここに眠る。ここから墓地を抜け、歩いて10分程度の商店街にも長い桜並木があるというので帰りはそちらを通り、都営浅草線の西馬込駅から電車に乗った。続きの浜離宮恩賜庭園については、後ほど妻が公開予定。
2008年04月05日
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並男です。朝起きたら、景色が白くて驚いた。昨日から物凄い大風、夜の間に雪まで運んできたようだ。風の強さは相変わらずだが、寒さはだいぶ和らいできたようなので朝のうちに熊谷市役所脇の中央公園へ様子を見に行ってみた。日が射しているので、今の時間にはほぼ解けてしまっているだろうが、10時頃にはまだ大分雪が残っていた。花壇の花も、雪に囲まれて寒そうだ。まさかこんな風の日に散歩はすまいと思っていたが…いた。マンションの長老、山田翁。ここの階段で滑ったというので、早く帰るよう勧めたが公園の番(?)を自らの任務と信じ切っている。毛糸の帽子が今にも飛ばされそうだ。妻は妻で「こんな日こそ買い物日より!」と訳のわからぬ事を言って八木橋に出掛けた。まあ、あれだけの重量があれば風に飛ばされる事もあるまい…
2008年02月24日
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並男です。1月2日は皇居にて一般参賀。数年前に一度行った事があるが、妻が久しぶりに見たいというので早めの時間に東京へ行ってみた。9時半頃に皇居に着いたが、もう相当な人出。既に万単位であろうか。夥しい数の観光バス、地方からのツアー客も多いようだ。第1回の皇族方お出ましは10時10分との事だが、この様子だと2回目に回されそうだ。二重橋駅方面から誘導され、見事な松の木が数百本も並ぶ道を進む。警備に当たる警察官の数も相当なものだ。中に1人、馬に跨る凛々しい女性が。簡易な手荷物検査とボディチェックを受ける。ボディチェックは金属探知器と素手の2段階、無事通過。ここで暫く列に並んで待たされる。10時頃いよいよ列が進み始め、門をくぐって入場。快晴の下、皇居の内側から眺める緑と、その向こうの丸の内ビル街が美しい。後方にはもう数千人という行列が待っている。この横長の優美な建物に、皇族方が控えている。中央が少し突出していて、そこにマイクが設置されている。さらに待つこと30分程、天皇皇后両陛下はじめ成人の皇族方がお出まし。妻は雅子様がお目当てらしく「あの水色の人だよ!」と喜んでいる。皆、途中の道で配られた日の丸の旗を振りかざし、或いはデジカメやハンディカム、携帯のカメラを高くかざしている。少し間を置いて陛下のお言葉を賜り、再び旗を振る音がガサガサと響く。ほんの5分程度の間だったか、間もなく御退出。自分達も流れにのって坂下門から退場。到着から退場まで2時間程かかっているが好天の下、内からも外からも見事な景色を堪能した。この後、本郷の実家へ行き、近くの湯島天神にも寄る。こちらも合格祈願の学生を中心に混雑、絵馬がこんもりと飾られている。去年も掲載した、獅子舞のおみくじ自販機。妻は、おみくじ自体はどうでもよく、要するに獅子の舞いが見たいらしい。200円投入してひと踊りさせ…出てきたのは大吉。とりあえず、めでたし。
2008年01月04日
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並男です。今話題の「ミシュランガイド東京」を入手。発売当初から妻も見たい見たいと言っていたが、あまりの人気ぶりにどこも即完売だったのか、或いは地方まで流通しなかったのか?近隣の書店でお目にかかる事も無かった。先日東京出張の際、大手書店に再販本が山積みされていたのでやっと手にする事が出来た。東京都限定、その中でも3分の1近くを銀座・六本木・麻布エリアが占めている。ごく限られた区域の高級店ばかり、自分は行った事のある店が無い。妻は1件だけ、六本木のラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションに行ったという。ここに載った店はどこも人気が沸騰し、席の確保が大変だと聞く。自分も妻も、そこまで食べ物に執着している訳ではないので落ち着くまで当面、本を眺めて楽しむだけの目的となろう…レストランのみの本と思っていたが、巻末の方は一流ホテルのガイドとなっている。こちらもさすがに、大部分がシングルで一泊3万円からの高級ホテル。実家のある文京区からも1件、フォーシーズンズホテル椿山荘が選ばれている。格付け順の筆頭に掲載されているのはミッドタウン内のリッツカールトン、何とシングルで一泊7万5千円から…自分は一生無縁だろう。ちなみに、よく言われるミシュランの「星」とは「☆」と思っていたが、花の形をしているのが意外だった。この本はあくまで舌の肥えた高尚な人達の評価本であって、我々庶民の評価と必ずしも合致するものではないだろうが、料理のクオリティーから空間の快適度まで総合的に評価されており、とりあえず「読み物」として楽しんでいる。
2007年12月30日
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並男です。 先日妻が熊谷駅献血ルームに行った時、気になる絵が飾られていたと言う。自分も久しく献血をしていなかったので、気になって翌日行ってみた。待合室にあったモノクロの絵、妻が言っていたのはこれだ。この献血ルームを描いたもの、これは版画だろうか。描線があまりに綺麗なので、版画だという確信が持てない。白と黒だけで見事な表現、しかも熊谷風景とあって親近感が湧く。茂木敏男という名前が表示されているが…手作り風のカレンダーもある。これは妻沼聖天の辺りを描いたものだ。11・12月をめくってみても熊谷風景。カレンダーの隅には「茂木サイクル」とある、妻沼で自転車屋を営んでいる人だろうか。絵が気に入ったのでどうにも気に掛かり、場所を調べて見に行ってみた。妻沼聖天に程近い裏道に、古びた小さな自転車屋はあった。昔からの、ごく普通の店のようだ。店内にはやはり絵が飾られている。気にはなるが、さすがに自転車も買わずに中に入るのは気が引ける…遠巻きに覗いて去る。よく見ると、この近辺の何軒かの商店店頭にはディスプレイ・イーゼルがあり、茂木氏の絵が飾ってある。やはりこの辺りではちょっとした有名人のようだ。これは見事な龍の絵。緻密で黒い部分が多く、迫力がある。ネットで検索してみたら、茂木氏の作品をここで2点見つけた。祭風景を、輪郭と陰影のみのシンプルな表現で重厚感ある1枚に仕上げている。白と黒のみの世界が、やけに鮮やかに目に映る。茂木氏の作品はもっと熊谷市民に広く知られても良いだろう。自分も多くの作品を見てみたい。くまがや館のギャラリーで展示会でも開いてくれないものか…
2007年11月10日
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並男です。昨日は首都圏のJR自動改札機の機能がダウンした。ちょうど出張で東京方面に行く為、電車に乗ることになっており出掛けにTVのニュースを見て「首都圏とはどこまでを指すのか?」と思っていたが熊谷駅に行ってみると案の定このような張り紙があり、駅員が声を張り上げていた。張り紙には有人改札を通るよう書いてあるが、駅員殿は「改札を解放しています、そのままお通り下さい」 と繰り返している。通勤ラッシュの時間帯、現状の職員数では今更目視による対応も無理だろう。切符の者も定期券の者も、自動改札機をただ素通り。自分も、定期ではない通常のSuicaを手に、そのまま通ってしまった。上野駅も同じ。各線の集中するこの駅では、自動改札機が全部合わせて50台以上はあるのではないだろうか…それが全て機能しないとなると、大混乱となる。やはり素通りさせる以外にないだろう。いいのだろうか?と思いつつ、そのまま改札の外に出る。自分のSuicaは入場も退場も記録なし、要するに無賃乗車となってしまった。今日は妻が電車で出掛けているが、「昨日にすればよかった!」などと言っていた。新聞によれば、原因は各機に毎朝送られるSuica使用不能カード等のデータが機械の許容量を超えてしまった事にあるようだ。午前中には復旧したようだが、自分と同じようなSuica利用者も多かっただろうし「改札解放」と言われて切符を買わずに乗車した人もいるだろう。首都県全体の機能ダウン、JRの損失はどれ程の額になるのか…昨日はもう1つのニュース。以前掲載した国立新美術館などをデザインした、建築家の黒川紀章氏が亡くなった。謹んで御冥福をお祈りする。
2007年10月13日
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並男です。妻がストライキ中につき本日も自分が臨時当番。群馬県太田市の常楽寺に行ってきた。彼岸花の名所として知られており、熊谷中心地から車で30分強といったところか。雨天ではあったが、露に濡れる花もまた良し…という事で本日太田行きを決行。駐車場までの入口から既に彼岸花の行列が迎えてくれる。そして境内は、至る所に赤い彼岸花。雨のせいで、やや来客が少なかっただろうか。我々にとっては好都合。境内の集会場のような所では、近隣の人が集まって楽しく唄を歌っていた。年輩の人の集まりで、曲目は何故か「翼を下さい」等のフォークソング。「70年代フォークソング合唱をBGMに、寺で彼岸花見物」という、奇妙なシチュエーションだった…何故か笑いがこみ上げてくる。大部分が赤い花だが、白も所々に点在。近くで立ち話をしていた老婦人が 「白い彼岸花が見たくて神奈川から来ました」などと話していた。妻が「別府沼公園教えてあげたいね」と言う。池では鯉が泳ぎ、睡蓮・古代蓮もある。蓮の咲く季節も見てみたい。彼岸花と共に萩も多く見られる。他にも秋の花が咲いており見頃。「源氏物語絵巻展」…境内にこんな案内があったので覗いてみた。緻密な切り絵で表現された源氏物語の世界の絵が、20点程あったか。黒の輪郭線も全てカッターでくり抜かれたものらしい、とても切り絵とは思えない見事な仕上がり。 特に御簾の柄の表現などは素晴らしい。思わぬ場所で、見応えのある展示を見せて貰った。
2007年09月23日
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並男です。 暑い熊谷を離れ、人里離れた田舎で休日を過ごす。涼しげな古民家が並び、昭和前半にタイムスリップした気分になる。 井戸のポンプ、山積みされた薪…懐かしい雰囲気だ。仕事も街の喧噪も忘れ、こぢんまりした小綺麗な宿で静かに1泊。…と、妻がこう書き出せと言ったが。実は、ここは東京都小金井市・小金井公園の中にある江戸東京たてもの園。失礼した。 数多くの古民家・幾つかの懐かしい乗り物などが展示されており、それぞれ中を見学できるようになっている。 武蔵野の自然が残るこの区域、これらの写真だけ見ると本当に田舎に休養に出掛けたかのようだ。まだ残暑厳しいこの季節、青いドングリは先日の嵐で落ちたのだろうか。中に1つ、「古民家」を通り越して「廃屋」と呼ぶべき小さな家がある。これは「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる、鬼太郎の家を模して作られたもの。こんな所でこんなものにお目にかかれるとは思わなかった。妻と一緒だったが、彼女はここから近い友人の家に行き、自分は神田の古書街へ向かう為駅まで歩いた。 行きは時間の関係でタクシーを使ったが、年輩の運転手は人柄が良く、「公園は広いから」と公園内の目的地を尋ね、たてもの園から近い所に車を付けてくれた。運動の為、歩ける距離は歩く事にしているが、たまにタクシーを使うのも良いものだ。
2007年09月22日
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並男です。荒川河川敷で熊谷花火大会を見てきた。今年は2尺玉が上がるとの事、開くと直径500mにもなるというのでどこから見たらよいものか思案していたが、妻が「ベスト・ポジションを探しながら歩く! 写真はスターマイン狙い!」と言い出し、まあそれも良かろうと…間近で見る道を選択。8時20分頃だったろうか、「八木橋」とアナウンスされただけで花火も上がらないうちから拍手が沸き起こる…やはり期待が大きいようだ。スターマインに始まり、これでもか・これでもかと大玉を連発してくる。終わりかと思うとまだ続く素晴らしいパフォーマンスに、観衆も凄い凄いと興奮。玉が高く上がるたびに、「あれが2尺かな?」と妻が先走る。スケールが大きい…まばらに大きく散っているのが2尺だろうか?これは綺麗な色合いをしている。近すぎて収まりきれないのが残念だ。一体何発上がったのか?数えていないが、長時間に渡り見事な演出をしてくれた八木橋。自然と大きな拍手が会場を包む。今年は見物しながら大移動を行ったので、様々な角度から撮影した。妻が 「今日は疲れたからお願い、明日詳細に載せるよ!」 というのでご期待あれ。
2007年08月11日
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並男です。昨日は我が家の近所・高城神社で胎内くぐりが行われた。去年は確か平日に当たり、自分は見ることができなかった。実は昨日も別件が色々とあったが、今年は見ておきたいと思い、早々に地元へ帰ってきた。土曜日という事もあり、例年に比べてだいぶ人出が多いようだ。 17号沿いの鳥居に見事な輪がかけられ、多くの人がそれを跨ぎ、屋台で賑わうこの参道を通っていく。「茅の輪をくぐって けがれをはらい 夏のあいだの疫ばらい 体すこやか 心ほがらか」との説明書きがある。 その通りになってくれる事を願いつつ、中へ…賽銭箱の向こうからは、ずっと太鼓の音が響いていた。あれだけ長く叩き続けるのも大変だ。賽銭を投げ入れて振り返ると、まだ次から次へと人の波が歩いてくる。うちわ祭の近付く熊谷で、祭の盛り上がりを予感させる祭事だった。昨日は早朝に行田へ。その足で東北道に乗って那須へ行き(どちらも後日妻が掲載との事)暗くなる前に熊谷へ戻って胎内くぐりを見物…濃すぎる1日だった。しかし妻は今日になったら、今度は 「かき氷を食べに行こう!」 などと言い出す…自分は遠慮した。(本日1つ目の日記参照)
2007年07月01日
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並男です。一昨日、群馬県立館林美術館に行ってきた。以前から良い評判を聞いており、また芝桜を見に行った時も案内板を見かけ、近々行こうとは言っていたが。 妻が突然「やっぱり早く行きたいね!」と言いだし、昼下がりに突然出掛ける事に。 まあ館林なら我が家から40~50分で行けるし、ロケーション的にも「大混雑」の心配も無かろう…午後からのんびり出向くのも良い。初めて訪れたここは、広大な敷地・緩やかに流れる水や綺麗に整えられた芝生広場に囲まれた気持ちの良い場所だった。 建物それ自体も、緩やかなカーブを描いていて、近未来的で芸術性の高い作りだ。 六本木の国立新美術館を思い出す。静かに流れる川に掛けられた橋…屋外でこのようなガラス張りの柵がついた橋も珍しい。ここは入口付近、静かな水面に空の青が反射して美しい。まず天井が緩やかに窪んだ形の「第1展示室」で、常設展の彫刻を見る。このガラス張りの展示室は、芝生や遠くの緑が作品の背景となり、彫刻のような立体作品の展示に相応しい部屋だ。 窓側を向いて、逆光で作品のシルエットを味わうのも良い。別棟で、ヨーロッパ田舎風の「別館」という小さな展示室もある。ここには彫刻家フランソワ・ポンポンのアトリエをモデルに再現された「彫刻家のアトリエ」という部屋が。 暖かみのある石造りの部屋に、道具・材料・資料などが所狭しと並ぶ。ポンポンが実際に使用した道具も置かれているという。そして今回のメイン、企画展の「生誕100年 鶴岡政男展 ~無頼の遊戯~」。絵画を主とした157点の展示は、ピカソを思わせるような変幻自在ぶりだ。生涯を通して実に様々なタッチに変化する。ミロやカンディンスキーに影響されたと思われる時代、キュビズムに傾倒した時代、優しいパステル画の時代、等。 見応えのある展示で、自分も妻も満足。車なので荷物も気にならない…という事で、今回は図録を購入。印象が強かったのは、ポコと呼ばれる新宿の女性に題材を見いだした、自由な画風の時代。それから、失恋による絶望を極彩色で表現した「えじき」(写真左)。東京の大きな美術館に並ぶ規模だが、このような広大な敷地は、郊外ならでは。気軽に行ける距離に、レベルの高い美術館…もっと早く気付くべきだった。観覧後、館内にある眺めのよいカフェに。そこは妻が書きたいというので、バトンタッチ。 本日中に掲載との事。
2007年05月06日
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並男です。4月8日に行われた熊谷自衛隊さくら祭に、妻と行って来た。様々なイベントの最後は、ヘリコプターの飛行展示。「輸送ヘリ」は、災害時などに救援物資や被災者を運ぶ姿をよくTVで目にする。間近で見るとかなりの大きさ、それにプロペラとはこんなに長いものか。展示中は後ろが開いていた。中に入ってみたいものだ。 上空には、よその基地から飛んできた飛行機…あれはC-1輸送機だったか?続いて戦闘アニメに出てきそうなF-15戦闘機、飛行を生で見たのは初めてだ。グラウンド中央付近が立入禁止となり、いよいよ展示中のヘリが飛び立つ。エンジンがかかりプロペラが回り出すと、えらい土煙が立ちこめる。ちょうど自分達の頭上エリアを飛んで行った…かなり近い。 祭りの終焉を告げる「蛍の光」が流れる中、最後にもう1台の黒いヘリが飛び立つ。今年は13時頃~のブルーインパルス航空ショーに始まり、閉場の15時まで居座って様々な展示やショーを見物させて貰った。国内が平和だから、つい無邪気に戦闘機やら何やらを興味本位で眺めてしまうが、これらが実戦で使われる日が来ない事を祈りたい。尚、妻からの読者の皆様への伝言 :「自衛隊大特集を見て下さってありがとうございます。 皆様に楽しんでもらいたい一心で、 ついたくさんの国家機密を写真付きで公開してしまいました。 もしも、ある日突然! この “見栄子日記” がプッツリと途絶えてしまったら…その時は、見栄子は防衛庁に 拉致されたものと思って下さい。」さくら祭の展示ごときで、国家機密も何もないと思うのだが…これまでの掲載内容は、カテゴリ「その他熊谷情報」を御覧あれ。 時間が経つと次頁以降の表示となるので、その時は上下にある「前のページへ」をクリックして下さい。
2007年04月21日
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並男です。熊谷市文化センター入口前の道を西へ入っていくと、右手にカフェテラス・アトリエという店があり、市立図書館で借りた本を片手に時々入店する。やや古びた、カフェというより「喫茶店」と呼ぶほうがしっくりする雰囲気。実家のある文京区本郷にはこんな喫茶店が多いので、何だか懐かしく居心地がよい。 木の椅子はシックな赤の布が張られ、背もたれにはハート型のくり抜きが。妻が喜びそうな椅子だ。 昼はカキフライ定食やら各種スパゲティなどがあるが、夜は予約すればコース料理もあり、つまみや酒も色々置いているようだ。貸切パーティーにも利用できるらしい…町の小さな喫茶店ながら、なかなか守備範囲が広い。ブレンドコーヒーを注文し、ジャズ音楽が流れる中ひとしきり読書に没頭…休日、独りになれる貴重なひとときだ。客層はやはり同年代かそれ以上の男性が多いか…自分も、小洒落た店より落ち着けてよい。気取らず入れる店なので、花見や河原バーベキューのついでに寄るのも良いだろう。
2007年03月17日
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並男です。 先日、六本木に新しくオープンした国立新美術館に行って来た。千代田線の乃木坂駅直結、六本木駅からも歩いて5分程度。 黒川紀章氏の設計によるこの美術館は、建物自体が既に芸術品のようだ。優美な曲線が、見る角度により様々な表情を見せる。正面の広場はシンプルで、それがこのビルを引き立てている。この時は陽が落ちる1時間程前だったか…昼間の青空の下では、ガラスに青色が反射してさぞ見事なものであろう。 中へ入るとまた、丸みを帯びたデザインに統一されたモダンな空間が広がる。一面のガラスから夕陽が射し、曲線的な壁や柱に影を映し出す。このガラス面は、ガラスカーテンウオールというそうだ。上方に見える円形のスペースは、ファッション雑誌VOGUEが手掛けるカフェ。妻は、絵を見た後で絶対あそこに行くんだと主張…時間の関係もあり、チケットは「異邦人たちのパリ」のみ購入。藤田嗣治による、頬杖をついた女性を描いたセピア調の絵が印象に残る。また無料で入れるスペースでは、黒川紀章氏の建築模型が多数展示されており、夢のある芸術的建造物(実在・架空共に)のミニチュアを堪能。オープン間もないので混雑してるが、また展示替えの折には訪れたい。
2007年02月17日
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並男です。 昨日は仕事納めで、夜は熊谷市内で忘年会。昨年の忘年会で行った店が候補で挙がったが、残念ながら閉店してしまい、佐谷田の「とうげ」 が浮上。 自分は今まで行く機会が無かったが、熊谷市では宴会場の定番の一つらしい。 17号の佐谷田陸橋を東側へ降りた所にあるので、自分はマンションから自転車で行ける。ちなみに妻は、「あの“とうげ”にこんな立派なホームページがあるなんて!!」と驚いている。飲み放題込みで5000円のコースは、なかなかの内容だった。サラダ、豪華な刺身盛り、海老やゴボウの揚げ物など、肉団子、そして鍋。変わり種で好評だったのは、中華風のパンと餅…肉まんの皮のような白いパンと韓国のトッポギを揚げたような餅に、挽肉のソースが添えられていた。このような庶民的な宴会場で出されたのは意外で、美味かった。次第に酒飲みのピッチが上がってくる。 焼酎のお湯割りならぬ「お湯の焼酎割り」が作られ、焼酎の瓶はあっという間にカラに…日本酒も運ばれてくる。仕事が繁忙期という事もあり、13名のメンバーは互いに仕事上の突っ込み話に。一番口が上手いのはあいつだ、いやそういうお前が一番だろう!(満場一致)この営業マンに騙される奴はバカだ、こいつはキレると焦点が定まらない…等々。しかし。 最も「ザル」と言われる人物がドクターストップで一滴も飲まず、また「潰れると最も厄介な」人物も昨晩接待宴会で潰れたばかりなので自粛。そのおかげで(?)、今回はいつになく無難に終わる。あっさりと良いダシのきいた鍋にうどんが入れられ、最後は煮込みうどん。フルーツも出され、みな満足の様子。2次会は定番・カラオケのシダックスへ…ここでは営業課長のI原氏の独壇場。自分はこの人に出会い、「天性の“音痴”とはこういうものか」という事を知った。とにかく、音程もリズムも決定的におかしい。 だが当の本人はまことに気分良く唄い、聴く者を笑いの渦に巻き込む。 聴いているとだんだん、元の唄がわからなくなる。中でもLOVE IS OVERは本当に最低だったが、何故か成り立ってしまう。決定的に壊れる者も出ずに2次会を終え、時計は2時を回り…それでも「3次会」と言って消えた2名が気にはなるが、とりあえず解散。今日から7日間の休み、今年の年末年始はゆっくり過ごしたい。
2006年12月29日
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並男です。 先日本郷の実家に寄ったついでに、イチョウが見頃の東京大学を散歩。東大はキャンパス内も周辺(国道17号沿い)もイチョウが数多くあり、特にキャンバス内には見事な巨木が並ぶ。子供の頃は当たり前に思っていたが、改めて見ると壮観な眺めだ。古い煉瓦造りの校舎に、紅葉がよく似合う。休日は見物客も多く、近所の人が犬の散歩に訪れたりもする。校舎に絡まるツタも、だんだん枯れてきている。 イチョウは多くが黄色に染まってきていたが、北のほうにあるどっしりしたこの木は、まだ青い。 これが色づくと見事なのだが…あと1週間遅く行ければよかったかもしれない。三四郎池周辺の木々も、だいぶ色づいてきた。しかし改めて一周すると、キャンパス内にはローソン・コープにスターバックスまで。最近の学生は羨ましい限りだ… (注:自分は卒業生ではありません)
2006年11月26日
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並男です。 今日は熊谷えびす祭で、市街地は歩行者天国。今年はご神体稚児行列を見ておこうと思い、時間を合わせて繰り出した。12時半頃に熊谷駅前からスタート、市役所通り~星川を巡ると聞いていたので、市役所通りを北から歩いていくと、ちょうど行列がこちらへ曲がってきた。 御神輿を先頭に、大黒様やらえびす様が登場。 この人形は結構大きい…等身大以上だ。星川の辺りでシャッターを切った瞬間、ちょうど新幹線が通り掛かかり、うまい具合に新幹線の頭が写真に収まってくれた。(一番上の写真)新幹線からも、この盛況ぶりが見えただろうか。メインの国道17号の盛り上がりについては、妻が明日載せる気満々なので、そちらに任せよう…
2006年11月03日
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並男です。先週に引き続き、川越の町並みを紹介。上の写真は、川越のシンボル「時の鐘」のある“かねつき通り”から、一番街に向かって撮った写真。 金沢を思い出すような、情緒ある風景。 豆菓子のまめ屋は丁度交差点の所にあり、とても目立つ。うぐいす豆やらきな粉豆やら、色とりどりの豆が並ぶ。 妻は、菓子屋横丁で散々買い物をしたにもかかわらず、まだ物欲しげだった。荷物になるとの事で、今回は断念。右側の写真…電柱までレトロだ。掛軸などを販売するフカゼン。かなり年季の入った看板。昭和の匂いがする。今日・明日と、川越まつりが開催されている。熊谷のうちわ祭り並みに盛り上がるようだ。 蔵造りの町に祭りの山車、さぞかし絵になる光景であろう。今回の川越は、敢えて祭りの混雑を避けて9月末に行った。芋菓子が気に入って「イモ中毒」を自認する妻は、早くも再び行く気満々のようだ…
2006年10月14日
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並男です。1週間前に川越に行き、歴史ある街並みをゆっくり見物した。ここはメインストリートの1番街、蔵造りの商店が立ち並ぶ。大がかりな時代劇のセットのようだ。妻が大正浪漫通りの店に行きたいと言うのでシマノコーヒーへ。その名の通り、大正時代の雰囲気を漂わせるレトロな建物が並ぶ…奥がシマノコーヒー。不動産店の看板は、文字が右から。最後に立ち寄った山崎美術館も、この通りの外観。こんな美術館は初めてだ。多くの写真を撮ってきたので、また日を改めて載せたい。
2006年10月08日
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並男です。今日はバスケットボール世界選手権の決勝、ギリシャ×スペイン戦。今回はせっかく日本・しかもさいたまスーパーアリーナでの開催だが、諸事情で残念ながらチケットを入手できなかった。サッカーや野球に比べると、日本では注目度の低いバスケ。自分は、数年に一度NBAが来日する時には必ず観に行く。仕事の都合や放映時間の関係などもあり、最近はTV観戦もままならず、若い選手の名前もわからなくなってきたが、それでもスポーツの中ではバスケが一番好きだ。が、興味の薄い人と話すと、誰もが2言目には「マイケル・ジョーダン」…少々辟易し、日頃あえて自分から話題にする事は無い。 が、先日仕事で新都心へ行ったら、駅がバスケ一色になっていて驚いた。改札内の広場の床面には、大きな絵が。 改札を出れば、大きな垂れ幕・参加国の国旗・子供達の絵・グッズ売り場など。 日頃バスケに感心の薄い日本国とは思えない盛り上がりようだ。「バスケットの国」として優勝を期待されつつも、国際大会では不振のアメリカ…今大会は3位。毎回言われる事だが、当たりの激しい「NBAルール」と上品な「国際ルール」の勝手の違い…戸惑いもあるだろう。 そして個性の強いスター選手がケミストリーを生み出すのにも、本来もっと練習時間が必要だろう。 NBAシーズン終了から日のない世界選手権、さすがのチームUSAにも厳しかったようだ。 さて本日の決勝戦、優勝するのはどちらか…
2006年09月03日
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並男です。昨晩は妻と江戸川花火大会を観に行った。1週間前には隅田川花火もあったが、深谷の祭りと重なったので江戸川にした。混雑を覚悟で最寄りの篠崎駅から行くか、小岩からしばらく歩くか、または市川に出て対岸から観るか…迷ったが、小岩駅にしてみた。さすがに見物客でごった返している。自分が昨日仕事だった為、熊谷を出たのは6時頃。小岩駅に着いたのは7時半過ぎ…通り道の商店街にはファーストフードの出店もあり、ケンタッキーではカーネル・サンダースも花火大会モードになっている。商店街では丁度進行方向正面に花火が見える…既に豪華な打ち上げも上がっており、妻も「急ごうよ!」などと言って走り出す。8時近く、江戸川の土手に着くと、もう人で埋め尽くされている。どこで観たらよいのやら…適当に写真を撮りやすい所を選び、立ち見。 風がないので煙がなかなか飛んでくれない場面もあったが、天候にも恵まれ、江戸川に写る夜景と相まって綺麗な光景。写真には収められなかったが、変わり種としてニコニコマークの花火もあった。クライマックスは派手な打ち上げ、トリはシンプルな大玉…見事だった。今日は深谷の花火、そして今度の土曜は熊谷の花火大会。妻はいつになく、写真撮る気満々でいる…
2006年08月06日
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並男です、昨日はうちわ祭最終日、一番の見せ場・お祭り広場での叩き合いを見た。12台の山車が一同に会する様は壮観な眺めだ。8時半頃にマンションを出て歩いていくと、既に広場はごった返し。とりあえず山車の後ろ姿を撮影。前に進のも困難になってきたが、妻が「何が何でもいいポジション!」と言い張り、じわじわと中央へ近づいてゆく。ろくに身動きも取れず、人の熱気で暑い。そこそこのポジションに潜り込んだところで、ちょうど来賓挨拶・紹介が始まる。今年も県知事が訪問。熊谷と合併が予定されている江南町の町長…よく見ると、舞台脇に鎮座するのは我らが筑波区。中央の舞台では、今年の年番から来年の年番への引き渡しの儀式など。直実節が流れ、それが終わると仲町を皮切りに叩き合い再開。まといも舞って華やかだ。数多く撮った写真の中で、自分が今回一番気に入っているのが、この写真。手持ちのデジカメはシャッタースピードが遅く、夜景を撮るとブレる事も多いが、この写真はそれがかえって良い効果を出し、静と動の入り交じった世界が。ここから山車が方々へ散り巡回、祭りは終わっていく…賑やかな3日間だった。1日目・2日目・そして3日目昼間の様子は、カテゴリ「その他熊谷情報」からご覧あれ。マンション前にあるくまがや館で、うちわ祭写真コンクールを開催するらしい。妻は応募する気満々、2人で応募しようと言う。 まあそれも良いかもしれない…
2006年07月23日
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並男です。昭和の面影を残す熊谷風景…八木橋デパート西側の細道を散歩していて、古い商店を見つけた。「瀧澤綿店」との文字が、右側から書いてある。その隣も、これまた年季の入ったクリーニング店。こちらは現在も営業中であろうか。脇へ回るとこんな感じ。この八木橋駐車場方面の脇道は、進入してすぐに二股に分かれる。左を行くと住宅街、今日の写真はこちらの道にて。右を行くと商店街…こちらも、昔のままの古い商店が多く残っており、懐かしい雰囲気だ。この辺りは我が家から近い割に、滅多に来る機会も無かったが、被写体として味のある建物も存在するので、また天候をみて散策に行きたい。過去の写真は、カテゴリ「山戸並男(夫)」からご覧下さい。
2006年06月24日
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並男です。昭和の面影を残す、懐かしい風景。今回は「黄昏」と呼ぶべきではないかも知れない…ここは西日の当たりにくい場所だ。熊谷市・鎌倉町商店街の、コロッケが人気の店・西京屋 (以前ここでも紹介) の所を西へ入ると、廃墟寸前(失礼)の古い木造家屋が。裏へ廻ると、鎌倉町公民館という看板が付いている。かつては公民館として使われていたのだろうか? ネットで調べても、鎌倉町の公民館というのは出てこなかった。外から見た感じ、さすがに人は住んでおらず、物置になっているようだ。この裏通りは、星渓園の緑が見えて静かな雰囲気だ。過去の写真は、カテゴリ「山戸並男(夫)」からご覧下さい。
2006年06月03日
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並男です。昭和の面影を残す風景…今回の写真は、熊谷市街地に戻り、いわゆる「お祭り広場」の近辺。市役所通りを線路の方に向かい、星川通りと当たる1本手前の道で左側を覗くと、古びた懐かしい家が4軒並んでいるのが見える。うち1軒は安良岡という看板が出ている。自分は休日しか来られないので、店が開いているところを拝見した事がないが、調べると金物問屋らしい。一番手前に見えるのは黒澤医院…接骨医のようだ。レトロな建物、看板には「ほねつぎ」の文字。昔ながらの町医者といった感じ、“おじいちゃん先生”が出てきそうだ。自分は素人なので、普通に撮影したところで面白い写真が撮れるものではない…ので、わざわざ黄昏時を狙った写真だけに絞って公開している訳だが、この場所は大通りを挟んだ向こう側に大きなビルや立体駐車場が立っている為、オレンジ色の西日が当たる時間がごく限られている。うまく時間や天候に恵まれないと撮れない。実は今回の写真は、4度目にしてやっと撮れたものだが、それでもまだ納得がいかない。季節によっては、もう少し良い条件で撮影出来るのかも知れない。撮影抜きにしても、ここに全面的にオレンジの光が当たる光景を見てみたいものだ。マンションからも近いので、度々様子を見に行こう。過去の写真は、カテゴリ「山戸並男(夫)」からご覧下さい。
2006年05月28日
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並男です。昭和の面影を残す熊谷風景…今回は市街地から離れて、旧・妻沼町の方面。記録していなので正確な場所は言えないが、こちらは確か市ノ坪かその周辺。信号近くの脇道に、味のある風景が見えたので撮影。いわゆる「長屋」であろうか?工場か倉庫にも見える。最近こんな懐かしい風景を撮り歩いていて、気付いた事が…ここぞと思う場所には、何故かよく消費者金融「マルフク」の赤い看板が付いている。こちらは、もう少し利根川に近い区域だったように思う。この古い民家は、現在も人が住んでいるようだ。妻の実家に、数年前までこれとよく似た家が残っていた。妻も「うちの旧い家にそっくり!」と驚いていた。その実家の家は、明治時代に建てられたらしいと聞いている…この家も、もしかすると「昭和」どころではないのかも知れない。熊谷も少し郊外に出ると田園風景が広がり、このような農村地帯が各所に存在する。この辺りは、浅間・赤城・妙義・榛名・日光の男体山など、名だたる山々も綺麗に見える。たまには利根川の河原でも散歩してみるか…過去の写真は、カテゴリ「山戸並男(夫)」からご覧あれ。
2006年05月20日
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並男です。熊谷の、昭和の香りを残す風景…今回は、熊谷郵便局本局の脇。これは金井畳店。商売とともに大切に維持されてきたであろう、暖かみのある小綺麗な木造家屋。夕陽を浴びて、静かに美しく存在感をアピールしている…思わず立ち止まって撮影。そのすぐ左は小島印判店。こちらも年期の入った建物に、陽に焼けた看板と筆書きの宣伝。お役所前のこの地で、昔から印鑑を扱い続けて来たのであろう。100円ショップでも判子が手に入るこの時代、昔から続く家業を守るのは厳しいだろうが、こういった専門店にしか作れないものもある。もし一生ものの実印を作る機会があれば、こんな店に依頼してみたい。17号の市役所前交差点~市役所に至るまでの、僅か300m程の道には、古い商店(廃業した店も含め)が幾つか残っている。マンションの長老・山田翁も、この辺りがお気に入りの散歩コースらしい。自分も写真に残しておきたいと思う、昭和の香り…その1もご覧下さい。
2006年05月07日
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並男です。熊谷市街地で、一瞬“廃屋”か?と思う、見事に年期の入った建物を発見。高城神社の裏手、我が家から徒歩5分程度の裏道。灯りがついていたので中をちらと覗いて見ると、どうやら理髪店らしい。よく見れば、入口脇に控えめに赤・青・白のストライプの床屋マークがあった。昭和の前半に建てられたのであろうか。建物自体も古く、全体にツタが絡んでいる。すぐ隣の建物にもツタは広がる。ここはスナックのようだ。なかなかディープな雰囲気。ここは狭い十字路で、角に大きな木が立ち、2軒の建物と一体化して異空間を創っている。熊谷の中心部も、一歩裏道や路地に踏み込めば味のある風景に出会える。先日撮影した、出身地の本郷を思い出す。こんな光景には夕暮れ時や小雨の日が似合う…黄昏時を狙って撮影した写真が多数あるので、順次公開させて頂こう。
2006年05月06日
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並男です。これは先日、本郷の実家へ帰った時に撮った写真。自分は古い建物や路地裏の写真などを撮るのが好きで、熊谷でも結構撮り歩いている。妻が時々「今日は日記書く気分じゃないから並男さんの日!」などと突然言い出すので、機会ある毎に少しずつ掲載しよう。本郷には味のある古い建築物が多く、わざわざ遠方から散策に来る人も多い。中でも注目度の高い本郷館…明治38年に建てられた木造の下宿。今も人が住んでいるが、内部の見学はできないので注意。自分は今日から連休。これといった旅行も予定していないので、のんびり過ごそう。
2006年05月02日
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並男です。熊谷の自衛隊で桜まつりと航空ショーが行われたので、妻と観に行った。自衛隊の敷地内に入れる、滅多に無い機会…毎年この時期に一般開放されるが、妻も自分も訪れたのは今回が初めてだった。広い敷地内は、かなりの本数の桜が咲き誇っている。見事なものだ。桜も見物客も、これほどに多いとは思わなかった。さすがに立入禁止区域も多いが、それでも端まで歩くと結構な距離だ。下調べなしで訪問したが、昼12時半…ちょうどブルーインパルスの航空ショーの時間に当たったので、見物していく事に。たくさんの見物客が集まる広場では、音楽と解説アナウンスが響く。様々に陣形を変えつつ、一糸乱れぬ高速飛行。間近で観ると迫力がある。カメラで追うのも大変だ。妻も「凄い!カッコイイ!」とはしゃいでしる。最後の方で、各機がそれぞれ弧を描いて桜の花の形に飛行機雲を作る。たいしたものだ…自然と拍手が沸き起こる。ショーの終わりに、自衛官のピシッと揃った行進、そして鼓笛隊。出店では、こんなものまで売っているのか。高いので買わなかったが…この後、深谷方面を数か所巡って花見。妻が「昨日と今日のまとめで忙しいから、先に自衛隊の日記書いてよ!」というので、割り込ませていただいた。とりあえず今夜中に1つ記事を載せるのでよろしく!との事です…はいはい。
2006年04月09日
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並男です。横浜の山下公園に、巨大なカモメが出現!…と見えるが、これは錯覚。氷川丸が停泊している辺りは、多くのカモメが飛んでいる。餌をあげる人も多いので、人間慣れしたカモメが多数集まってくる。羽ばたくカモメの一瞬の姿を撮影するのが面白くて、夢中でシャッターを押し続けた時の偶然の産物。手前を飛んでいるカモメと後ろの女性がちょうど重なり、腕に大きなカモメが乗っているように見える。平日に1日休む為には前々からの段取りが必要になるが、休んでみれば面白い事もあるものだ…
2006年04月01日
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並男です。妻と一緒に深谷市の花植木流通センターへ行ってみた。ここは数百種もの花や植木が販売されており、そのスケールは関東一だという。多くの梅の花が見られると聞いていたが、梅林があるのはセンター内の試験場の中。そして試験場の入場可能な時間は写真の通り…サラリーマンは見る事ができない。柵の隙間から、ちらほら咲いているのが見えたが、残念だ。が、売り物の小ぶりな木が数多くあり、その中には梅もある。せっかくなのでひと回りする。紅梅が見事に満開だ。まだ花の少ない季節、この梅の木が遠目にも最も目立っていた。これは美しい枝っぷりの白梅だ。さすがによく手入れされているようだ。最後に軽い気持ちで覗いた盆栽コーナーに目を奪われる。持ち歩けるほどに小さな鉢だが、この生命力と、大きな古木に匹敵する貫禄ある枝ぶりはどうだ。花もつぼみも力強い。「萌え」…などと言うと、最近は違う意味に取られるので注意しよう。特にこの渋さ満点の鉢が気に入った。妻も「これ欲しい」と言うが、値札を見ると8万円。さすがに手が出ない。買い物はせずにセンターを後にした。が、あの見事な梅や、手入れの行き届いた美しい松の盆栽に後ろ髪を引かれる思いだ。この歳で盆栽に走ってしまったらどうしよう…この辺りは、裏道を走っていると一般家庭の小さな梅園などもいくつか見受けられる。ただし何もない所なので、走っても走っても似たような風景。道に迷わないよう注意されたい。妻は「同期のヒロシの家がこの辺のはず。探してみよう!」などと言う。よしなさいって…もう1ヶ所、梅の様子を見に立ち寄ったが、妻が今から自分で載せたいというのでバトンタッチしよう。
2006年03月05日
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並男です。昨日は東京に行く用事があったので、本郷の実家へ寄った。妻も誘ってみたが、彼女の返答を要約すると「私は熊谷の取材で忙しいから行かない、でもあの辺に行くなら湯島天神で梅の花の写真を 撮って、お土産にさくら餅を買って来い。さくら餅の記事は後で自分が書きたい。」との事だ。仰せの通り、従った……湯島天神は2月8日~3月8日まで“梅まつり”。文京区は花の名所が多いが、その中でもここの梅まつりは“文京花の五大まつり”の一つに数えられている。例年より開花が遅く、まだ数本しか咲いていないが、それでも屋台が多数出店して大変な賑わいだ。休日は、特設舞台で様々な出し物が上演される。落語、お囃子、日本舞踊、何故だかフラダンスやベリーダンスもあるようだ。早咲きの立派な白梅が開いている。昼過ぎ、ちょうど天気の良い時に撮影。あと1時間遅かったら、雲り空になるところだった。この木は見事に満開。今が一番良い時だ。ほとんどの木は蕾の状態。次の土日あたりに行けば丁度良かったか…任務遂行。湯島天神を後にし、実家へ。親父とお袋は相変わらずだ。お袋にも「天神様に来るなら来週にすれば良いものを。」と言われた……
2006年02月19日
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並男です。旧・大里町の生涯学習センター内にある図書館に初めて行った。生涯学習センターは、久下橋を渡って左の方にある新しい建物。妻は、「ここは知人が工事した所だから、よく見てやろう」と言う…熊谷市との合併により熊谷図書館・大里館などとと呼ばれているようだ。もとが“町”なので、さすがに規模は小さい。が、出来たばかりなので小綺麗だ。建物の図書館部分は半円形の明るい部屋で、なかなか洒落ている。DVDコーナーには4台ほどモニターがあり、親子連れがアニメ映画を鑑賞していた。ぐるっと一回りしていると、兼ねてから読んでみたかった本を発見。画家・佐伯祐三について書かれた『そして、佐伯祐三のパリ』(朝日 晃・著)。妻は目ざとく『ムーミン』の漫画を見つける。イギリスで新聞に3~4コマずつ連載していたもので、トーベ・ヤンソンとラルス・ヤンソンによる漫画の日本語訳。日本でアニメ化されたイメージとだいぶ違い、童話的だ。3コマで完結するのでなく、連続ものになっている。そのせいか妙にぎこちない展開だ…まあ、そこがかえって独特の味を出している。妻が先に読んで、 「スナフキンってほんとに冷めた男だよね!」 などと言っている。14巻まであるようなので、是非とも読破したい。蔵書数は少ないものの、なかなか侮れない図書館だった。
2006年02月04日
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並男です。恵比寿ガーデンシネマでウディ・アレンの『僕のニューヨークライフ』を観た。妻も同行。自分は「全国一斉ロードショー・ハリウッド映画、制作費○億円」といった類の映画はまず観ない。しらじらしい過剰な演出ばかり目について、内容が希薄に感じる。アレンの映画は、決して一般大衆向けではない。好みがはっきり分かれるところだ。知人のT代氏は、「アレンの映画を観ると途中で眠ってしまう」などと、けしからん事を言う。まあいい。奴とは決定的に好みが違うようなので、二度と映画の話はすまい…アレンの映画は、たいてい関東では恵比寿ガーデンシネマで単館上映。彼はほぼ年1本のペースで映画を撮るが、自分は10年程前の『ブロードウエイと銃弾』以来、毎回恵比寿に観に行き、パンフレットも毎回購入している。『僕のニューヨークライフ』(原題『anything else』)も、いつものパターンで美女に振り回されセラピストに自分を解説する、うだつの上がらないコメディ作家の主人公。オロオロする主人公とは不釣り合いに見える、突飛な行動をとる美人ヒロイン。今回はアレン自身は主役ではなく、主人公の脇でアドバイスを与える役回り。脇へ回っても、いつものアレン節。相変わらずのキャラクター。しかし、いきなりキレて自動車のガラスをガシャンガシャンとやった時は驚いた…あんな演技は初めて見た。ヒロイン役にはクリスティーナ・リッチ。あの童顔に、あっけらかんとした小悪魔的役回りがハマる。妻も、「TVドラマ『アリーmyラブ』に出た時みたいなブッ飛んだ役で最高!」と言う。本作は、アレンの出世作『アニー・ホール』の現代版などと言われているが、なるほどその通り。楽しませてもらった。今回は本国でも好評だったようだ。以前、ドキュメンタリー映画『ワイルドマン・ブルース』の中で、自分の映画が本国よりも外国でウケる事に対して「翻訳されると何かが加わるんだ」などど、困ったようなとぼけたような顔で言っていたが。確かに…あの集約された言葉の字幕と、古いジャズ音楽が相まって文学的情緒のようなものを醸し出している。自分もその雰囲気を味わいたくて足を運ぶ。アレンは今年ちょうど70歳だったか…この老人は、あと何本の映画を撮ってくれるのか。生涯現役でいて貰いたいものだ。
2006年01月28日
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並男です。昨晩は、ラオックス熊谷店駐車場出入口のすぐ北…星川通りに出る少し手前にある「肴の蔵」という小さな飲み屋にて、会社の忘年会。ここで行うのは2度目、我が家から徒歩10分程度の所なので、有り難い。13人のメンバーが入るのに丁度良い座敷と、カウンターが4~5席。今回初幹事の新人・T君が、回覧に「集合時間」を記載し忘れたり、当初行田市の旅館で泊まりで行う予定だったものを、そのまま信じてすっかり泊まり支度をしてしまったI原氏がいたり…色々あったが、ともかく時間にルーズな連中が、何時になく定刻に近い時間に集まる。お通しのたこわさ、枝豆、海老の唐揚げ、つくね、チーズ揚げ、手羽先が既に用意されている。たこわさは、ワサビがかなり効いていて美味い。小洒落たものが苦手(?)なS氏は、チーズ揚げに添えられたブルーベリーソースに対し「これはないだろう」と。案外いけると思うが…?続けて出てきた刺身には、オーソドックスなマグロや鰹の他に、肉が並んでいる。これは何だろう、牛か? 何だかわからないが、とりあえず好評。店員が、水槽から何やら取り出して料理しようとしている。カウンター席の客に出すのだろうか。さらに薩摩揚げ、サラダ、揚げ出し豆腐が出され、ビールや日本酒、カクテルも進んで宴は佳境に。上司に両脇を挟まれ、何やら延々と説教される新人T君。あの2人は、飲んで話し始めるとたちが悪い。誰か助けてやれよ…などと言いつつ、少し楽しんでいる。最後に出てきた釜飯は、鯛やアサリ、サツマイモなどがふんだんに使われた醤油味。ダシもきいていて美味。料理も上々、いつも長すぎて締まらない「締め」スピーチも意外と理性的(?)に早く終わり、なかなか良い宴であった。至近距離の2次会会場・シダックスに行くまでの間に、行方不明者が2名。懸命の捜索(?)が行われたが見つからず。まあいい、男なら自力で帰れ。きっと要領よく代行でも手配したのだろう。2時間に及ぶ、懐メロとアニメソング中心の怪しいカラオケ大会も終わり、車で寝る者・代行を手配する者・徒歩で帰る者、それぞれ分かれる。今日から8日間の冬休み…今日は昼近くまでゆっくりと寝んだ。そして明後日・大晦日の晩は、また知人と宴だ。やれやれ…2006.11月追記:残念ながら閉店…!
2005年12月29日
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並男です。今日はマニアックすぎる古本・古玩具店 万代書店 に行ってきた。もともと倉庫だか工場だかの建物を使用しているので、とにかく大きい。ショッピングセンター並みの広さで、2階建て。その中が全て、古本(大部分マンガ)、古玩具、古ゲームソフトにビデオ、DVD…考えられない! よくこんな店が、熊谷に出来たものだ。いや、池袋や新宿では家賃が高くて採算が合わないか…熊谷だからこんな事が可能なのか。うちのマンションから車で約10分。数ヶ月に1度は訪れるが、どうもうっかり長居してしまう。駐車場側の入口を入ると、そこはいきなりガシャポンがズラリ。入って左手に大量のゲームソフト…自分はゲームは全くしないので、詳しい解説はできないが。そして何と言っても凄いのは、模型やフィギュアの数々。この品揃えは、常識を越えている。これだけでコンビニ3件分位の広さはあろうか。レア物には、当たり前のように万単位の金額がついている。ガシャポンものや食玩も、呆れるほど大量に並んでいる。懐かしいものが沢山…ガンダム系だけで大きな棚3つ分、デビルマンもかなりの数。聖闘士星矢の聖衣も、ガラスケースに山と積んである。ピスケスの聖衣が1万8千円、教皇シオンが3万円か…見栄子マンガ(「ホーム」左側「backnumber」にて公開中)の作者・Tommyさんも昔、聖衣コレクションの一部と、セーラームーンの大量のぬいぐるみをここで売却したらしい。今マイブームの「あしたのジョー」の、ジョーと力石が打ち合っているフィギュアを発見。これは、あまり造りが良くないか…値段も2千円台。む、こんなものまである。アントニオ猪木の引退記念フィギュア。両手を上げたポーズで、30センチ程度か…1万8千、結構な値が付いている。店内の一角でビデオを流している。大友克洋の「AKIRA」だ。久々に観た…画面の上に設置されたケースに、「AKIRA」のフィギュアの数々。しばしその場に立ちつくす。特撮モノのコーナーもある。まあウルトラマンや仮面ライダーは普通として。「鳥獣戦隊ライブマン」の“DX超合金ライブロボ”3万5千円!懐かしい。学生時代、友人に引っ張り込まれて…特撮にしては結構複雑で面白かった。今まで気にしていなかったが、ミニチュアカーもかなり揃っている。3千円~のものは、見栄えもよい。自分はスポーツカーよりはクラシックカーが好みだ。怪しいモノを買って帰ると妻に何を言われるかわからないが、これなら理解できるだろう。2Fはマンガにビデオ・DVD・CD、成人男性コーナー、古着などがある。「銀河鉄道999」の、TVと映画のDVDセット・6万円に未練を残しつつ、店を出た。これは遠方から訪れるマニアも多いだろう。妻は、「小金井のオタク悪友・Mを連れてきたら、たぶん3時間は出てこないわよ!」などと言っている。Mさん宅はオタク夫婦だというから、夫婦ともども招待するのも良かろう…最近知ったのだが、山梨が本店で、熊谷含め5店舗あるらしい。
2005年11月23日
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並男です。デジカメがとうとう壊れたというので、妻とラオックスに買いに行った。以前から不具合はあったが、ついに電源が入らなくなった。5年も使ったし、ボーナス月も近い…そろそろ買い換え時だ。以前から、キャノン・カシオ・オリンパスに絞って考えていたが、主に使用するのは妻なので、前と同じメーカーが解りやすいであろう事、持ち歩きに負担にならない軽量なもの…といった観点から、カシオのEXILIMに決定、即購入。以前のカメラは334万画素でデジタルズームのみだったが、今度は半分の大きさで500万画素、光学ズーム3倍、充電の保ち時間もだいぶ長くなり…大変な進歩だ。さて、使用するのは殆ど妻であろうが、これから充電して、日付等の設定やら操作指導やら…自分の仕事だ。 いつもの事だが…。
2005年10月30日
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並男です。 今、「あしたのジョー」を読み進めている。先日東京へ出張する際、電車の中で読む本を用意するのを忘れてしまい、本屋で何か買おうと思ったが丁度めぼしい本が見あたらず…ふと目に付いた、文庫サイズのジョーを手にした。子供の頃アニメで観たが、原作はまだ読んだ事が無かった。少し前に「サザエさん」の原作を読んだ際、短い4コマの世界に絶妙な“間”があり、ブラックユーモア的要素や文学的情緒も感じられ、アニメより断然面白い事を知った。以来、昔のアニメの“原作”に興味を惹かれていた所だ。読み始めたら、やはり面白い。あの力石は、こんなに早い段階で死んでしまうものだったか…力石は、ああまでしてジョーと闘わねばならなかったのか…試合終了後に命はあるのか? その向こうには何があるのか? 何を求めているのか?金でもない・名誉でもない、その「何か」を求めて、男が・生身の人間が…自分の身ひとつで、ひたすら上を目指し闘い続ける…70年代、一世を風靡した理由が垣間見える。仕事もあるので、いちどに買い集めて読むことも難しく、全12巻中、現在家にあるのは7巻まで。今読んでいる所は6巻、力石はもういない。妻も自分がいない間に読んでいるようだ。彼女は、「ベルサイユのばら」と「動物のお医者さん」を文庫版をで持っている。自分も、ジョーの次は「サイボーグ009」あたりを狙っている。そして、見栄子マンガ(“ホーム”ページ左側「Backnumber」参照)の作者・Tommyさんは、アニメ版・ジョーのCDをよく通勤車で聴きながら「憎いあん畜生の顔目がけ、叩け・叩け・叩けー!」と唄っているらしい…
2005年10月22日
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並男です。札幌のモエレ沼公園が今年完成し、今話題になっているイサム・ノグチの展示会を観てきた。東京都現代美術館の広い空間は、ノグチの彫刻展示にふさわしい。幾何学的なパーツを組み合わせ、絶妙なバランスを演出しているアルミ製の“不思議な鳥”という作品。大地に痛々しい凹みがついた、セメント製の“この責め苦しめられた地球”。小さなものでは、この2点が印象に残る。展示室は移り、広く天井の高いホールの中心にただ1つ置かれ、丸みを帯びた台形・重さ17トンの“エナジー・ヴォイド”…圧倒的な存在感だ。これだけの質量の物を、どうやって運搬してきたのだろう。最後に、モエレ沼公園の模型。周知の通りノグチ本人は、この壮大なプロジェクトの完成を見る事なく、この世を去っている。が、彼の魂は間違いなく受け継がれ、この公園に宿っているのだろう。モエレ沼公園のガイドを購入。ピラミッド型の“プレイマウンテン”、なだらかな“モエレ山”…死ぬまでに1度は訪れてみよう。妻は銀座に出掛け、まだ戻らない。昨晩ネット上で何やら事件があったようだが、まあ銀座で買い物でもすれば気が済むだろう。いつもの事だ…
2005年10月08日
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並男です。 数日前、17号沿いに新しい漫画喫茶がオープン。今日は代休で休みなので、行ってみた。籠原陸橋の辺りに、ミルミルという漫画喫茶があるが、その2~300m先に出来た「自遊空間」…ミルミルには痛い場所だ。チェーン店なので、名前は聞いたことがある。確か太田や東松山で見かけた。漫画やインターネットだけでなく、DVD・プレステもあり、2Fではビリヤード・ダーツ・卓球もできるようだ。入って左側の端末機で会員登録を済ませ、受付へ。好きな場所を選べる個室制で、グループ用の部屋やマッサージチェアの部屋もある。クッションやブランケットの用意された小さな部屋へ、靴を脱いで上がる。飲み物はセルフサービスのドリンクバーから持ってくる。漫画は、さすがに若者向けが多い。 さて自分が読むものはあるか…懐かしい、白戸三平の「カムイ伝」が並んでいた。1巻を読んだ。生きること・食うことに必死な人間、自然のままの厳しい動物世界…最近は、なかなかこの様な作品は出てこない。寝転がって本を読めるので、時を忘れてしまいそうだ。24H営業でシャワールームもあり、トイレには歯ブラシや櫛まで置いてある。つい長居をしてしまう人も多いだろう。本来は30分280円、以後15分ごとに100円加算だが、今はオープン記念のキャンペーン期間という事で、入会金無料・使用料も割引中。1時間10分程で、350円だった。コメントで他店名の羅列はご遠慮願いたい。
2005年09月26日
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並男です。 今日は、妻と一緒に練馬区立美術館へ。TV東京の「美の巨人たち」という番組がきっかけで、佐伯祐三という画家に興味を持った。数年前が、丁度佐伯の生誕百周年に当り、大きな展覧会も開かれたようだが、残念ながら自分が佐伯の存在を知ったのは、その後だった。今日(既に“昨日”か)が初日の「佐伯祐三展」は、長い間待ち望んでいたものだ。東京方面には、妻と出かける事は少ないが、妻も佐伯の絵は「お洒落だ」と気に入っているので、一緒に見に行った。あのナイフで塗ったような、流れと光沢感のある独特なタッチ…やはり本物は素晴らしい。川の流れのような道、時を経た建物の外壁、そして空・雲の色が絶妙。殊に、今にも降り出しそうな黒雲の表現は迫力がある。彼の真骨頂・パリの街の描写は、昭和の初めに描かれたとは思えない程モダン。箱根の美術館で見た船の絵がある…ここで又、お目にかかれようとは。佐伯=街並みのイメージがあるが、帆船と海の波が佐伯のタッチによく合う。今回の展示は、約140点。 たった30歳でこの世を去った佐伯。短い人生で、よくこれだけのものを遺してくれたものだ。あの質感は写真では伝わらないが、記念に図録を購入。佐伯は、パリでの師匠・ヴラマングとの出逢いがきっかけでタッチが変わったという。ヴラマングも素晴らしいが、彼の話や絵は、ネットでも本屋でもあまり見掛けない。興味があるのだが、何か良い本がないものか…中村橋駅の反対側に廻り、駅から3分の所にあるあもんというカフェで休憩。この雰囲気は喫茶店と呼ぶべきか…自分はこういう店の方が落ち着く。客の年齢層が高く、常連らしき初老の男性客達は、カウンター席で戦時中の話をしている。クッキー付きの珈琲を注文すると、「お砂糖は白と黒どちらが良いですか」と訊かれて驚いた。そんな事まで気遣ってくれた店は初めてだ。アルカリイオン水で淹れたという珈琲は、すっきりと美味かった。店のオーナーらしき人が、看板を付け替えるような話をしていた。「珈琲という字をもっと目立たせた方が。」などと聞こえてきた。次に来る機会があれば、その時には店構えが変わっているのだろうか。妻はこの後、銀座で友人と落ち合うというので、自分は先に帰宅した。
2005年09月10日
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並男です。 今日は深谷の市立図書館に行った。熊谷の市立・県立図書館が共に我が家の近所にあり、主にそちらを利用するが、深谷の市立図書館にも時折足を運ぶ。 わざわざ行くだけの価値があると思う。美しい円形の部屋に、実に整然と本が並んでいて、とにかく見やすい。特に壁際は、専門書の類が高い所までズラリと収納されていて、圧倒される。品揃えが豊富で、保管状態も良好。 子供用コーナーも充実している。本が綺麗に並んでいる分、全集・シリーズ物が目を惹く。ここへ来ると、文学全集の類を借りたくなる。 今日は川端康成でいくか…すぐ隣に、屋根がドーム型の建物を建設中。覗いて見ると、“生涯学習センター”とある。熊谷市は、こういった文化施設等の面で、周辺の市に遅れをとっている感があり、少々残念に思う。
2005年09月03日
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並男です。今日は東京へ出張。普通に出社すれば、花火大会の事で笑い者にされるのは目に見えている…今日出張が入っていて、本当に良かった。熊谷駅の1番線ホームで、ふと下を見下ろすと…レールのすぐ脇に子猫が2匹…こんな所にいたら、危ないぞ。でも、僕もそっちに混ざりたい気分。いっそ、このまま旅に出ようか………
2005年08月22日
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並男です。 最近、妻が妙に機嫌がよい。ここ何日か、肉じゃが・ぶりの煮付け・餃子など、食事も僕の好物ばかり続く。昨日は高級そうなケーキまで出てきた。TVと携帯を新調したからか? 花火のお祭り騒ぎが近いからか?どうも、それだけではないようだ。今日は、熊谷花火大会…悪い予感がする。
2005年08月20日
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並男です。朝から妻がTV・デジカメ・携帯電話のカタログをどっさり並べ、よくわからないので一緒に見て欲しいと言う。TVは1週間前に故障し、辛うじてビデオチャンネルだけで保っている状態。デジカメはメモリーカード挿入口のフタが閉まらず、携帯は旧式すぎるから機種変更したいと。妻は、カバンの事ならブランド名・形・色・価格・発売年月に至るまで異常に詳しいが、最先端機器に関しては、まるきり駄目。こんな時は、必ず自分が駆り出される。TVは、デジタル放送対応にしておきたいので、少々グレードを上げてもいいだろう。妻も「薄型がカッコイイ」と言う。 吉永小百合と一緒に写ってるものを見て、「これ!」などと言うが、いくら何でも我が家には大きすぎる。 それに、値段を考えてもらいたい。デジカメは…僕自身、キャノンのIXYが気になるが、TVの出費が大きく、携帯をカメラ付きに替えるというので、もう少し我慢するよう説得。 フタを押さえながら使えば済むことだ。ラオックスに出向いたら、ちょうどソニーの23V型TVで、比較的安価なものがあった。このへんが妥当であろう…設置日を来週火曜に決め、その足でティアラ内のドコモショップへ。FOMAで画像・映像系の機能が充実しているものを幾つか選び、そこから妻に選ばせた。高画質で、オレンジ色が気に入ったらしいP900iVに決定。さて、買ったはよいが、説明書を解読して操作指導をするのも、常に僕の仕事。盆休み最終日が、TVと携帯で終わった………
2005年08月16日
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うちの奥さん遊びに行ってしまったので、僕が代筆。申し遅れました、見栄子の夫・並男です。日頃は妻が大変お騒がせしております。今日は市立図書館に行き、本を借りてきた。我が家は、熊谷市立図書館と県立図書館の、ほほ中間点に位置しており、どちらも徒歩15分程度で行けるので有り難い。先日、神奈川から単身赴任で来ている同僚・F部長から「英語の化学物質資料を解読中なので、化学用語が載った英語の辞典を探している。市立と県立、どちらで探したらよいか。」と相談された。「読み物なら市立ですが、資料の類は県立がよいと思います。」とアドバイス。県立に「化学物質辞典」があり、ちょうど知りたかった事が全て調べがついた、と感謝された。
2005年08月06日
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