☆夜明けと雲とすずめ☆

PR

プロフィール

みん☆たん

みん☆たん

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月

お気に入りブログ

オーラソーマ☆大阪・… にゃんこβ*゜さん
~平安楽土~ ゜☆。水葵。☆゜さん
猫と財布に優しい生活 きらら@猫と財布さん
澄み切った空 ミズの木さん
花花大好き katubb2002さん
良いことないかな とまと (=^. .^=)さん
消費セヨ ~限りな… tigger917さん
++ Photo日和 ++ ゜*☆rui☆*゜さん
ふるさと のこぎりそうさん

コメント新着

mio*゜ @ chocolat*さん 松の内すぎちゃった(__)今年もよろしくお…
chocolat*@ Re:絵本講師の「みぽりん」(12/07) 絵本講師になられていたみぽりんさん、お…
mio*携帯@ chocolat*さん ご無沙汰です…半年もm(._.)mごめんなさい …
chocolat*@ Re:いつもの道で*2*ねこさん=^ ・ω・^=(11/23) こんばんは。 猫ちゃん、いい場所、陣取…
2009年04月20日
XML
20日。今日はカルチャーセンターの講座に行ってきました

予備知識や下敷きがなくても分かりやすくてよいです

今回は『阿漕』

「アコギなことして…」の阿漕。。。
阿漕の語源 伝説から創作されたお話

【あらすじ】
男が、日向の国(今の宮崎県)からお伊勢参りをしようと伊勢国(今に三重県)の阿漕浦へとやってきます。
そこで一人の老いた漁師に出会い「阿漕浦」の名前の謂われを尋ねます。

そして実は自分は阿漕の霊であると明かすと俄かに日暮れとなり、疾風が吹き荒れ辺りが暗くなったと思うと漁師の姿は波間へ。

旅の男が阿漕の霊を弔おうと法華経を読誦していると阿漕の亡霊が現れます。
霊は、自分がたびたびやってきた密漁の様子、死後に落ちた地獄の苦しみ(密漁してきた魚や貝が毒魚となって襲ってくる・波はときに氷、時に烈火となり責めさいなむ)を見せ、とにかく助けて欲しいと頼み、また波間へと消えるのでした。


多くの謡曲では
さまざまな罪や執着やで成仏できない亡霊が旅の僧侶の前にあらわれ
切々と恨み辛み、悲苦を語ります。反省したり因果応報を理解したうえ回向を頼んで消えると
大概は法力により成仏する。

でもこの『阿漕』はそういう救いがないのです。

彼は苦しみの因果を頭では理解してるのに
亡者になっても妄執を捨てず拷苦にありながらまだ解ってないような態度だし(殺生を生業とするからいけないのではなくて、我欲に執着しているところが)
苦しみを訴え、助けて助けて求めるのは、法力ある旅の法師でない普通の旅人。


なにより彼の場合、苦しみは己自身が、つくりだし続けているから。

助けるのは法師でなく、まして旅人でもない


最近、ちょっと思いあぐねていることがあったのですが
このお話をきいて、すっと何か靄が晴れました。


手を出さず静観することこそが私の学び。阿漕でいうなら旅人の立場こそと。

思いがけずヒントになりました( ̄人 ̄)

写メは往復にみたご近所の藤です。
他の木に巻き、かぶさって美しい花を咲かせています♪






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年04月22日 08時32分47秒
コメント(2) | コメントを書く
[日々の出来事・お散歩] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: