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17日、 率川(ゐさがわ)神社
桂三枝さん祭りじゃないですよ
百合祭とも云われています。
率川神社は三輪山の大神神社の境外摂社で正式な名称は
率川坐大神御子神社(いさがわにますおおみわみこじんじゃ)
奈良市で最も古い(推古天皇の命により593年)とされる神社です
ご祭神は
媛蹈?五十鈴姫命 (ひめたたらいすずひめのみこと)
別名 伊須気余理比売(いすけよりひめ)
その御父神 狭井大神(さいのおおかみ)
別名 大物主神(おおのものぬしのかみ)
御母神 玉櫛姫命(たまくしひめのみこと)
「古事記」によると
三輪山から狭井川のほとりにて
たくさん咲いている笹ゆりを摘む七人の媛女(おとめ)たちがいました。
通りかかった神武天皇は
媛女(おとめ)たちの先頭にいた媛蹈?五十鈴姫を見そめて結婚
神武天皇は初代の天皇であるため、媛蹈?五十鈴姫は初代の皇后となった。
(諸説あるのですが、大和朝廷以前の奈良には製鉄技術を持つ
強大な豪族らが在った証ともいわれてるそうです。)
今の笹ゆりは古代は「佐韋」と呼び、
佐韋の川なので狭井川となってたそうです。
御利益は、安産・育児・生活一般の守護などで子守明神とも呼ばれるそうです。
御神花はゆり
酒樽を笹ゆりで飾って神前にお供
百合の強い香りは霊力があり、花鎮めのように
疫病を鎮める願いも込められています。
この日ははとにかく百合づくしです

ご神灯も百合。

絵馬もゆり。
本来は三輪山から自生している笹ゆりなのですが
この頃はすっかり減っていて、篤農家が栽培されたり
ささゆり園を作って三輪山の笹ゆり復活をめざしているそうです。
神事では柏の葉を編んだ蓋のある容器で古式ゆかしい神饌を供え
祝詞のあとの神楽では手に笹ゆりを持った四人の巫女(みかんこ)さんの
「うま酒みわの舞」が舞われました。
指先までぴしっと美しく、凛々しくて優美というのか
素晴らしい舞でした
神事には、午後から行列される古代風の装束をまとった
媛蹈?五十鈴姫、七媛女、ゆり姫の皆さんも列席。
神事のあとはお神酒。ゆりに飾られた酒器で
清酒ではなくびっくりするほど美味しかったです。
本殿の隣にある摂社 阿波神社では入れ違いに神事が始まり
たまたま参列させてもらいました。
集まったのは十数人でしたが神職さんはとても喜んでくださいました。
本当に大切にされてる神社で、この日はほのかにいい匂いがしていました。
読んでくれてありがとう

○o。.梅.。o○ 甲東梅林で 2014年03月03日 コメント(7)
梅.。o○o京都御苑 2014年02月25日 コメント(2)
門戸厄神さんへ、厄除け.。o○ 2014年01月27日 コメント(2)