お花見という名の、
拷問を受けてきました。
小さなスナックが主催で、
人工の桜の木を見ながら、
素人手作り弁当を食べつつ、
露骨に安いビールを飲む。
それはまさに、
拷問以外の何物でもない花見。
そのスナックの女性の、
平均年齢は軽く40歳を超え、
僕目線から考えたら、
母親と飲んでるようなもの。
そしてとどめは、
会費が6,500円という、
超ボッタクリ価格。
これを拷問と呼ばず、
お花見と呼ぶ人間の神経には、
ほとほと呆れ返ります。
そんな地獄のような状況でも、
最大限楽しむのが僕の能力。
どんなに悪い状況でも、
そこで最高の結果を出せば、
自分の自信に繋がる訳です。
この場を盛り上げる事を、
今日の使命と決めた僕は、
全神経を集中させ、
盛り上げ役に徹しました。
僕が笑いを取らないと、
今日の花見は失敗同然。
失敗どころか会社は倒産。
それくらいの決意で、
盛り上げ役に徹しました。
それらを全てふまえ、
僕と得意先の部長との会話。
僕「最近どーですか、奥さんとの夜は?
3人目作っちゃう?って勢いなんでしょ?
なんてったって動く生殖器ですもんね。
よっ!この広島の暴れん坊チンコ!」
部「離婚寸前だよ・・・。」
僕「・・・・・・・・・。」
部「娘は家出するし・・・。」
僕「・・・・・・・・・。」
部「借金は増えるし・・・。」
僕「・・・・・・・・・。」
部「・・・・・・・・・。」
僕「飲みましょうか・・・。」
部「飲むなと医者に言われてる・・・。」
僕「・・・・・・・・・。」
部「・・・・・・・・・。」
有り得ないくらい盛り上った。