みきまるの優待バリュー株日誌

みきまるの優待バリュー株日誌

PR

Profile

みきまるファンド

みきまるファンド

Free Space

免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

Calendar

Favorite Blog

ユニプレス(5949)---… New! 征野三朗さん

メモ New! 4畳半2間さん

ガザに続くレバノン… New! Condor3333さん

金融課税強化は大賛… New! MEANINGさん

週間パフォーマンス … New! らすかる0555さん

【年末】12月のおす… わくわく303さん

自民党総裁選 slowlysheepさん

岸田首相、最後のプ… モンゴル2008さん

3261グランディーズ… Night0878さん

AIR CHINAの料金が倍… fuzzo728さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Jul 10, 2016
XML
カテゴリ: 株式投資全般

 今年の難しい相場環境を受けて、自らのポートフォリオを厳しく、厳しく、厳しく査定し続けて来ました。

 私は自分自身に「永遠の3歳児」という自覚があるくらいで、常にPFには「おふざけ」・「お遊び」の部分を意識的に分厚くたっぷり持っています。ちょっと秘密ですが、場合によってはPF1位の銘柄が「壮大で、実験的な、命を掛けた悪戯」という場合すらあります。それは過去の経験から、

ちょっと悪ふざけが過ぎるくらいの、度の過ぎたクレイジーなPFが実際にはちょうどいい。未来のことは本当は誰にも分からないわけで、それを小賢しく予見しようとしてギチギチに割安株で固め過ぎると、将来株価が吹き上がることになる夢株が無くなり、トータルでは逆に弱くて脆いポートフォリオになる。

と言う確かな感触があるからです。

 ただ、今年の体力を奪われる市場動向の元で、私もおちゃらけ続けている余裕が無くなり、以前はPF最上位の一角にいた9201JAL、9202ANAなどの航空会社銘柄のポジションが既に半減しています。

航空会社銘柄のパフォーマンスが歴史的に見て劣悪であることはバリュー投資家の間では常識 ですが、その一方で優待パワーがMAXに高いのも事実であり、私は「確信犯的な楽しい悪ふざけ」としてこの数年大きな資金を投じてきました。

 でも、そう言ったプレイが許されない消耗戦が続き、私も少し真面目にPFを組み直さざるをなくなっているのです。「ちぇっ、こういう悪戯がしにくい相場は嫌だな。ゆとりの無いPFで戦わなくてはならない時って大体ロクな目に遭わないんだよな。」 というのが今現在の偽らざる思いです。

 永遠の名著、 ウォール街のランダム・ウォーカー

R0142386.JPG

の中で、著者のマルキールは、「市場で成功するための3つのルール」として

1. 今後5年以上の長期利益成長率が市場平均以上の銘柄を買うこと。

2. 株価がファンダメンタル価値以上になっている銘柄には手を出すな。

3. 投資家が「砂上の楼閣」をつくれるようなストーリーが描ける銘柄を探そう。

という3か条を提示しました。

 そしてこの中の  3こそが市場で生き残り続けるために最も必要  なものであると私は考えています。  株式投資は理論+アートの総合芸術  であり、負けないためにはしっかりとした投資理論が必要ですし、ゴールをこじ開けて得点を奪うには創造的で独自性のある発想、アートが欠かせないのです。つまり、

健全なポートフォリオには絶対に遊びが必要

 ということなんですね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jul 10, 2016 09:59:58 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: