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今年の難しい相場環境を受けて、自らのポートフォリオを厳しく、厳しく、厳しく査定し続けて来ました。
私は自分自身に「永遠の3歳児」という自覚があるくらいで、常にPFには「おふざけ」・「お遊び」の部分を意識的に分厚くたっぷり持っています。ちょっと秘密ですが、場合によってはPF1位の銘柄が「壮大で、実験的な、命を掛けた悪戯」という場合すらあります。それは過去の経験から、
ちょっと悪ふざけが過ぎるくらいの、度の過ぎたクレイジーなPFが実際にはちょうどいい。未来のことは本当は誰にも分からないわけで、それを小賢しく予見しようとしてギチギチに割安株で固め過ぎると、将来株価が吹き上がることになる夢株が無くなり、トータルでは逆に弱くて脆いポートフォリオになる。
と言う確かな感触があるからです。
ただ、今年の体力を奪われる市場動向の元で、私もおちゃらけ続けている余裕が無くなり、以前はPF最上位の一角にいた9201JAL、9202ANAなどの航空会社銘柄のポジションが既に半減しています。
航空会社銘柄のパフォーマンスが歴史的に見て劣悪であることはバリュー投資家の間では常識 ですが、その一方で優待パワーがMAXに高いのも事実であり、私は「確信犯的な楽しい悪ふざけ」としてこの数年大きな資金を投じてきました。
でも、そう言ったプレイが許されない消耗戦が続き、私も少し真面目にPFを組み直さざるをなくなっているのです。「ちぇっ、こういう悪戯がしにくい相場は嫌だな。ゆとりの無いPFで戦わなくてはならない時って大体ロクな目に遭わないんだよな。」 というのが今現在の偽らざる思いです。
の中で、著者のマルキールは、「市場で成功するための3つのルール」として
1. 今後5年以上の長期利益成長率が市場平均以上の銘柄を買うこと。
2. 株価がファンダメンタル価値以上になっている銘柄には手を出すな。
3. 投資家が「砂上の楼閣」をつくれるようなストーリーが描ける銘柄を探そう。
という3か条を提示しました。
そしてこの中の 3こそが市場で生き残り続けるために最も必要 なものであると私は考えています。 株式投資は理論+アートの総合芸術 であり、負けないためにはしっかりとした投資理論が必要ですし、ゴールをこじ開けて得点を奪うには創造的で独自性のある発想、アートが欠かせないのです。つまり、
健全なポートフォリオには絶対に遊びが必要
ということなんですね。
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