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さて私がライフワークとして取り組み、足掛け4年の期間と「みきまる史上、最大の情熱」をかけてお送りしてきた、遠大な「2013~2017PF概況シリーズ」ですが、ようやく最後までやり遂げることが出来ました。
今は正直ちょっとホッとしていますし、その全体がほぼ優待株で構成された自分の「2017年最終完成型ポートフォリオ」を改めて俯瞰しながら、リラックスして「束の間の休息」を楽しんでいます。
さて今回の「ポートフォリオ概況シリーズ」は、「40年に一度の大相場」とも評された、アベノミクスに湧く良好な相場環境の元で2013年12月26日に始まりました。
ちなみに当時の「PFトップ10銘柄」と、それぞれの勝負の帰結は以下の通りでした。
1位 6059 ウチヤマホールディングス
世界一の高齢化がこれからも類を見ないスピードで加速するここ日本では介護関連銘柄に高い成長性があることに疑問の余地はない。実際この数年でも同業種から多くのスター銘柄が排出された。ただ、とても残念なことに、当時私が白羽の矢を立てたここウチヤマHDは私が願ったような成長を遂げることが全く出来ず、途中で「夢から覚めた」私は泣きながら撤退することとなった。
更にその後「内山さんの代わり」として2015年に新たに選定して主力化した9707ユニマットそよ風(現ユニマットRC)でも再び勝負に負けて敗走し、私の介護関連銘柄への「見立てのとんでもない悪さ」を露呈する結果となった。ちなみに、今現在はその ユニマットRCを再び懲りずに主力化
し、「3度目の正直」を目指して、元気に戦っている。(汗)
2位 6425 ユニバーサルエンターテインメント
今回の記事を書くにあたって過去日記を読み返して自分でもちょっと驚いたのだが、私はもう4年間もユニバEをPF最上位において戦い続けていることになる。今から考えると、私がユニバを主力化するタイミングはちょっと早過ぎたし、他の候補銘柄で勝負していたら今の資産規模は遥かに大きくななっていただろうとも思う。私は「いつも夢見がちな中年投資家」であり、その欠点が如実に表れた結果となった。
ま、看板施設のCOVE MANILAもようやくオープンしたし、2018年中にはオカダマニラはフィリピンナンバーワンカジノの地位を得ることになるだろうと考えているので、このまま引き続きホールドして応援したいと考えている。
3位 3385 薬王堂
当時、他のドラッグストア銘柄と較べて、目が飛び出る程に割安だった為に、専門外の「非優待株」ではあったが思い切って大きな資金を突っ込んで超主力株として戦った。結果はこの4年で「株価10倍」を達成し、私は幸運にも記録的な利益を上げることが出来た。
薬王堂は本当の「ホームラン」だった。大して予測精度が高いわけでもなく、更にあらゆる種類の失敗を未だに繰り返し続けている「万年へっぽこ投資家」の私が日々元気に暮らしていられるのは、たまにはこういう大当たりを掴むことがあるから。今は既に全株を売却済だが、薬王堂との出会いは私にとって「生涯忘れられない素敵な出来事」となった。
4位 7605 フジ・コーポレーション
長年超主力株として戦ってきたが、株価上昇で勝負を終えて今は一旦「優待株いけす」に戻った。それにしてもフジコーポのPFへの利益貢献は極めて大きなものだった。感謝してもし切れない。
5位 3172 ティーライフ
待望の東証1部昇格を果たし株価が急騰したため、今は勝負を終えた。ただ依然としてPF相対上位の位置にはあり、今後も引き続き楽しくホールドして応援していきたい。
6位 3077 ホリイフードサービス
このしばらく前に当時超主力だった3097物語コーポレーションでの戦いを終えたところで、私は「次の外食のスター株候補」を正に血眼で探していた。その中で当時自分が白羽の矢を立てたのが、ここホリイフードサービスだった。ただし、結果は「全くダメ」で結局撤退に追い込まれた。その後、再び考えに考え、「物語コーポを超えられるのは、物語コーポしかない。」という実にシンプルな結論に達して、私は 「第2次物語コーポの闘い」
に踏み出すこととなった。
7位 4298 プロトコーポレーション
ここは当時凄く自信のあった銘柄なのだが、結局は業績も思ったように伸びなかったし、優待改悪→廃止もあり、大して利益を上げることもなく今は完全に撤退した。投資家が持つ自信なんて実際には「ありんこ」程の重さも価値もないし、未来を正確に見通すことなど誰にも出来ないということを残念ながら自分で証明する結果となった。
8位 5185 フコク
自動車部品関連には今も昔も変わらず魅力的な水準の優待バリュー株が多いが、当時私が白羽の矢を立てたのがここフコクだった。ただその後関連銘柄を厳しく比較吟味し続ける中で、「フコクより7264ムロコーポレーションの方が総合的に見てかなり上だな。」という結論となり、「ポートフォリオの内なる戦い」に敗れたフコクは、残念ながら静かに優待株いけすに戻った。
9位 9035 第一交通産業
この4年間「絶対的な割安感」を維持し続ける、タクシー業界1位で、かつ「福証の雄」でもある銘柄。福証から東証へ篭脱けして脱出する銘柄が続出する中、実力十分の「福証の重鎮」第一交通がどういう判断をするのか、興味深く見守り続けている。
10位 9384 内外トランスライン
この後の4年間ずっとPF最上位で戦ってきたが、株価上昇により私はほぼ勝負を終えた。しっかりと利益貢献してくれたことに感謝している。
こうしてみると、4年前のPFトップ10銘柄の中で、今でもトップ10入りしているのは 6425ユニバーサルエンターテインメント
9035第一交通産業
の2銘柄だけです。これは、
「相対的に良い銘柄」というのは常に変化していくという厳然たる事実を反映している
のだと思いますし、
「有効な投資戦略」も同時に変化し続ける厳しい株式市場で生き残り続けるにはそうあるべき
なのだろうとも感じています。
ま、いずれにせよ、これからもこのライフワークの「PF概況シリーズ」を書き続けることを通して、少しでも総合戦闘力が高くて生きの良い銘柄をPF最上位に集結させることが出来るように、絶え間ない努力を続けて行こうと思っています。
それでは引き続き、2017~2021(予定)年のロングスパンでお送りしている、現行の「3代目ポートフォリオ概況シリーズ」をよろしくお願いします。
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