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2010年を回顧
娘宅に待望の双子の孫が
誕生した嬉しい年でした。
孫も小学2年生。逞しく成長に感謝
感謝です。
笠原 輝芳氏が作詞・作曲した
「坂の町 歌のまち・・・」のCDが
2010年9月1日に完成、17日間程経過
しました。
笠原 輝芳氏と親交のあったおわら
道場代表の庵 進氏が後世に
伝えた いとのお気持で、歌唱と
三味線を 担当、 東京でレコーデ
ィングの自費 作品です。
私は、おわら道場に所属のご縁
でジャケットデザインの担当をさせ
て頂きました。
遅ればせ、
近所の友人に笠原氏の 資料を
収集して頂き、拝読。
笠原氏の生い立ち、八尾町で
の生活振り を学習。
その人間性に惹かれ 頭の中に
鎮座しています。
そんな思いから。
改めて、坂の町 うたの町・・・の
ご紹介を再度 させて頂きます。
CDの表面デザイン。
聞名寺と境内に設置 されている
笠原氏 筆書の転刻、「風の盆の
石碑」 の写真で 構成。
笠原氏に対する所感が裏面
に記載。
まずは 歌詞をご紹介。
坂の町 歌のまち・・・
作詞・作曲 笠原 輝芳
あの日別れた眼鏡橋
今日はうれしい出会い橋
この坂登ればなつかしい
あなたの笑顔が待っている
はやる心をおさえてたどる
越中八尾は坂の町
うた人たちがあこがれて
舞人たちが夢にみる
遠くに暮すもどかしさ
虫の音聞いて秋を知り
口づさんでる恋しいおわら
越中八尾は歌の町
何にもないけど またおいで
ただひと言が身にしみて
思い出します町なみを
何かありそな胸さわぎ
風よことしもわたしをのせて
越中八尾へつれてゆけ
越中八尾 風の盆のおわら踊り
の発生の地 八尾町は正しく坂
の町 です。
井田川に沿った八尾町は
石垣が 綺麗です。
井田川禅寺橋はおわら踊り
の彫刻で装飾、 聞名寺が見
えます。
笠原氏の住居、下新町に臨接する
今町の聞名寺の鐘釣です。
日本の道 100選。
諏訪町の町並みです。
笠原氏の魅力をお伝えします。
誠に勝手ですが・・・。
『絵師 笠原 輝芳作品集:世話人、
村田千晴』から拝借しました。
おわら絵の艶の有る描写。
繊細な孔雀の襖絵。
そして、笠原氏の社交性。
風の盆の時期に自宅を雑草園
として、開放。初対面の旅人にも
分け隔てなく親交。
どのお写真からも笑い声が聞こえて
くる臨場感があります。
笠原輝芳氏の柔軟性と寛容性、
開放性に富んだ暮らし振りに強烈な
魅力を感じました。
『風よ今年も私をのせて
越中八尾に連れて行け』
このフレーズが当分の間、
私の頭から離れません。
笠原氏を知る機会を得たこと
に感謝、感謝です。
日々笑進
みき
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