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追伸
紙谷様は番組放映の翌年に
彼岸なさいました。
合掌。
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胃マルトリンパ腫 闘病
聴神経腫瘍の闘病綴り
憧れのパリ6日間の夢旅行から帰国の翌日9/20に
体調不良で受診。
脳腫瘍が見つかり、聴神経腫瘍
と診断された時、動転しました。
経過観察かガンマ
ナイフ治療か開頭手術の
選択肢を決定する為の
精密検査を繰り返し受け、
富山市民病院の脳神経
外科の先生から
金沢市の浅ノ川総合病院の脳外科
でガンマナイフ治療が最善との診断を賜り、
紹介状
を頂き、10/3から10/5の2泊3日、
ガンマナイフセン
ターに入院して治療を
賜りました。
担当の脳外科医師k先生はとても
柔和な先生で白衣
の胸元に付けられた
ご自身の名札を持ち上げて、自己
紹介を
してくださった。
紹介状を読ませて頂きました。
富山市民病院で撮影の持参MRI画像を
モニター画面に
写して、私の病状について、
k先生の見解を私と同席の
家内に図解も含め、
とても分かり易く説明をしてください
ました。
原発性脳腫瘍は10万人に10人から12人
が発症、その
1割が聴神経腫瘍です。
聴力と顔の筋肉を動かす神経、
体のバランスを
保つ大切な3つの神経の傍に発生する
ので、
腫瘍が大きくなると確実に不都合を生じます。
この腫瘍の特長はオタマジャクシの
様な形をしており、私の
腫瘍もそうであり、
良性腫瘍に間違いはありません。
3センチの大きさになると開頭手術の
方法しか有りません。
この場合は手術側の聴力を
完全に損なう場合が多い。
幸い、私の腫瘍は 1センチ程で小さいので、
ガンマナイフ
治療後に聴力の保持が95%の確立
で期待出来る事、
顔面麻痺の発生の心配も少な
いとの嬉しい説明を賜った。
浅ノ川総合病院では過去10年間に
約3000例を治療、
その中で聴神経腫瘍は300例の
実績がありますとのお話
も有った。
頂戴したパンフレットにはガンマナイフ治療は
1997年に日本国内で17台目。
北信越地方(石川、富山、
福井、長野、新潟) では
第一号機として導入されたと掲載
されており、
正しく、頼もしいお話でした。
更に。
何か。不安な事はありませんか。
と聞かれ、次の質問にも
丁寧に説明を賜った。
正常細胞への被爆の影響について?
虫メガネで日常の太陽熱を一点集めると
紙燃やす事が出
来ます。
コンピューターテクノロジーの恩恵で
ガンマー線を
腫瘍部位に集中照射します。
正常細胞のダメージは少ない
です。
ガンマナイフを照射する際に頭部を固定
するのに金属のフレ
ームを装着しなけれ
ばならない。それがとても痛いと聞きます?。
痛みの感じ方については個人差もあるので、
痛くないと断言出来
ませんが、10歳から
90歳の患者さんも難なく体験しています。
4箇所に局所麻酔注射する時に少し痛いかも
知れませんが、
フレームを装着する際に痛い
場合は麻酔を増量します。
それ程。
心配しなくて良いです。 だった。
入院当日は検査だけで、翌日にガンマナイフ治療
を受けました。
もっとも、怖いと覚悟していたフレーム装着時の
痛みは殆んど無く
画鋲でチクリと刺さった程度。
フレーム装着中の撮影、照射の
作戦時間、 照射時間
を含めた3時間は緊張して少し肩懲りました。
照射治療後にフレームを外されて1時間程は頭が
重い感じがしま
したが2時間後には食事も出来る
程に回復しました。
頭部の洗髪は3日間禁止。
フレーム装着部位に小さな傷が残って
いるので、そして今、4日目元気に日記
を綴れる程になりました。
富山市民病院の脳神経外科の先生に素晴ら
しい病院を紹介して
頂き、病気の発見から
最短の時間で最先端の医療処置の恩恵を
賜れた事に感謝しています。
また、家内や家族、親戚、恩師、知人
及び
ブログメイトから多くの励ましを頂き、
とても心強かった事に感謝
します。
有難うございました。
聴神経腫瘍
私の画像。
矢印の 白い箇所。
蛇足
今回お世話になったガンマナイフ
治療に対する知識は恥ずか
しながら
無知でした。
自分が受ける立場になって一夜漬け
で
ネットで俄か勉強をした。
ヒットした情報がタマタマ運が悪か
ったのか。体験者の声は恐怖感を
増幅させた。
それでも、
仕方が無い試練と覚悟を決めて入院しました。
結果はどう
だったか。
心配は取り越し苦労で苦痛は軽度でした。
同じ立場の人が読んで
参考になるかも知れない思うので
私の感想
を綴らせて頂きます。
腫瘍部位に正確に放射線が当る為に
頭部を動かしたら駄目
なのは言うまでも
無い事ですが、数ミリ単位でズレても
大切な
経細胞を破壊する恐れがあります。
これも分かる。その為に
に 頭部をガッチリと固定する必要が
あります。
放射線の照射時
間は約1時間です。
何回にも分けて、腫瘍部に碁石を
並べる様
に照射して腫瘍内部の細胞
を破壊するそうです。
この間、頭と
照射機器を固定するのに
鉄製の枠を頭に装着します。
前頭部
と後頭部の左右の4箇所をネジ
で止めます。
生身の身体故、
局所麻酔注射をして装着されます。
ネット体験談ではこの枠を
装着している間、頭が痛くて、痛くて、
もう2度と処置をしたくない
との声も
ありました。
私も 医師にこんな話を読んだと
話したら
その為に局所麻酔をするのだから、
痛かったら麻酔を追加する
ので遠慮せずに
訴えてください。
との優しい返事を頂いた。
その約束通り、4ヶ所のネジ止めの際に
痛くはないですか。
痛くは無いですか。
と何度も担当医師が確認して装着してくれた
ので全然痛みは無かった。この点はとても
心配していた事なので
嬉しかった。
麻酔薬を4箇所に注射する際の痛みは
抜歯の際に歯茎に局所
麻酔をされる位
の痛みはあるかも・・・
との説明を受けたが、
私の場合はふざけて
自分の頭を爪でつまむ程度の痛みで我慢で
きる軽度であった。
頭部フレームと皮膚の間に靴づれの様な
擦過傷を起こす為だと
思います。
ネジ跡の小さな傷口の周囲が少し擦れて
痛い感じが
ありましたが、これも充分に
許容出来る痛みでした。
入院の様子を写真で紹介させて頂きます。
浅ノ川総合病院6階の病室からの窓景色、夕日です。
明日の治療に備え20時就寝しました。
家内の付き添い や 孫を連れての
息子嫁の見舞いに来て
くれる点を考慮して
1日4000円強の差額で個室を利用させて
頂きました。
とても綺麗で広々として快適でした。
頭部に装着された固定用の鉄枠。
照射前のMRI撮影、スケール
の付いた頭カバーをフレーム枠の
上から被り、検査を受けます。
そして、腫瘍のある照射部位の場所の
座標が決められます。
検査後に 医師による照射手順の打ち
合わせが行われるので、
1時間、病室
に戻り待機した後にガンマナイフ照射
を受けます。
照射中は頭を固定されている窮屈感だけ
で痛みは全く有りません。
検査、作戦時間、照射で3時間、
鉄枠が頭に装着されています。
当然、靴擦れの様な擦過傷を生じるので、
枠を外した後に患部
のガーゼ止めと包帯
が巻かれます。
この状態で一晩過ごします。
枠を外した後の1時間は緊張感の後遺症
で頭が重い感じをしまし
たが2時間程には
スッカリ回復、夕食もしっかり食べれました。
2泊3日の退院日の朝。
治療の終えた安堵感を祝福してくれる
かの様な秋晴れに恵まれました。
気持良く退院しました。
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