A先生へ
18から居酒屋でバイト初めて
そこから夜のバイトを色々して来て
24の時、ふと。。。「これぢゃダメだぁ」って気がついて
何かしなくちゃ。。。って考えて
縁あってA先生に着物の着付けを習うことになったんです
そこで出会った生徒10人くらいだったでしょうか。。。
若干1名を抜かして、全くと言っていいほど私とは逆の
「品のある女性」たちでした
私とTちゃん、ずいぶん先生困らせましたよね
ごめんなさい まだ、世間知らずのわがままで。。。
着付けを習いに通うようになって
私は女として先生をとても尊敬していったんですよ
言葉づかい、たち振る舞い、そして何より心の綺麗さ
その日から、確か半年。。。1年
この私が着付けの講師の免許を取ることができました
先生のおかげだと思っています
やめないで続けられたの
。。。ってやめなければ誰でも取れるんですよね
それからも、A先生が主催する勉強会はできるだけ参加するようにしたんです
私なりに、和の心が知りたくて
先生はそれに応えて
作法とか茶道を教えてくれましたよね
花嫁さんの白無垢の着付けなど経験させていただけた事も
私の人生でかなり特別な経験になっています
それから、体調を崩されて、痴呆が進み 引退
それと同時に私も、着付けから遠のいて行きました
遠のいたことに後悔していないんです
でも、会いに行かなかったこと、すごく後悔しています
先生からたくさんの「学」をいただいたのに
私は何もしませんでした
先生がどこかの施設に入ったことも知ってたんです
だけど、会いに行く勇気がなかった
それに、もう。。。会えなくなるなんて思っていなかった
私のこと覚えてなくても良いから、会いに行けば良かった
A先生に出会い人生が変わりました
本当に感謝してます
A先生ありがとうございます
先生に教えていただいたこと、ほとんど実践できていないかもしれないし
身にもついていないかもしれないけど
もう一度、今日から思い出し初心にかえってみます
何十年後にそちらの世界でお会いしたときに
恥じないような女性になるように・・・
ありがとうございました
そして
お疲れ様でした
ゆっくり休んでください
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