ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

拒食症


自分では何も気にする事もなく、調子が悪いとも感じる事はなかった。
ただ、食欲がなく、食べても吐くという状態が、ずっと続いていた。
給食も私の分は同じ班の男の子が食べて、給食費二人分払えと言われるくらい。
158cmで40kgを切り、摂食不良で入院となった。
入院したからといって、ご飯を食べるわけじゃなかった。
こっそり捨てに行ったり、一つのお椀に全部詰め込んで出したり、部屋の子にあげたりしていた。
入院しても、どんどん減っていく体重。
足は手と同じような細さになり、高カロリ-輸液を入れられていた。
でも、拒食症という感覚のない私は捨てた。
そのうち、監視カメラをつけられたり、ちょくちょく看護師さんが除きに来るようになった。
うっとおしい・・・
心理とか色々やらされたけど、特に問題はない。
だって、本人は調子が悪いわけでもないのだ。
ただ、食べないだけ。
散々、命に関わって来ると文句言われ、付きまとわれ、嫌々食べるようになった。
体重が、ある程度、戻ると自宅に帰れた。


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