ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

一緒に外出


そんな時、医者婦人。
『先生。私と主人とぱんだちゃんと、そこの○○に行ってもいいですか?』と。
げっ!この人、何言いだすの?
私は、この病院に連れて来られて、初診にして病棟直行だったから、近辺の事は何もしらなかった。
患者さん達から聞く話と病棟から見える場所しかわからない。
話には聞いていたけど、病院の向かいの中華料理屋さん。
行く羽目になった。
しかも、下の先生も駆り出されて…
でも、ここで賭けた( ̄m ̄)
この外出に成功したら退院と♪
自信満々の私!何故って?
言わなきゃバレないから(^^)v
どこを見ても感動!
外の空気は気持ちいい。でも、ズッシリ重い。
ご飯を食べて、コンビニに寄って、本屋さんにも寄って…
うん(^^)楽しい。
だけど…
みんなについてけない(;^_^A
一人だけ、少し離れて歩いて、気付かれないように吸入して。
やっと病院についたんだけど、御夫人の子供とケーキ作り約束してて、ケーキ作り。
みんなで食べて一段落!
私は、もうヘロヘロ…
だけど、部屋でバテたらバレる。
コップを持って、冷蔵庫の横で氷加えて、コンコン。
吸入をシュッ!
身体があつい…
どぉしよう。不味い。
どの道、ここにいたらバレる。
下に行って隅に隠れてた方が言い訳出来るかも。
行こうと立とうとすると看護師さんが( ̄▽ ̄;)
バレた
熱も出て調子も悪くなって点滴を繋がれてしまった。
ゴメンよm(__)m先生
一緒に外出させられたあげく、診させる事になっちゃって…
そして、次の日!
主治医が下の先生に聞いた。すると
『御夫人は大丈夫ですがぱんだちゃんは…』
( ̄□ ̄)!!
えっ?私の中では、大丈夫だったって言ってくれるの信じてたのに今のは何?
主治医は嬉しそうに笑って
『それじゃあ、御夫人は退院にしましょう。ぱんだは、さようなら~』って(--メ)
下の先生を捕まえて
『おぃ!裏切り者!いつもは話さない癖に喋ったな( ̄^ ̄)』
可哀相に?
下の先生は当分の間、裏切り者と騒がれた。


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