ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

嘘つき看護師


特に夜間や休日は大半がアルバイト。
その中に男性看護師がいました。
本当は保育士さんになりたかったらしく、これから保育士の学校を受けると言って、私の所に色々と聞きに来ていた。
夜は、マメに家に電話して家族とのコミニュケ-ションをとって。
勤務中にとは思うけれど、まぁ消灯後だしね。
そんなある日、点滴をお願いしました。
その時の私は、微妙な割合で調子が悪い時には内服分を点滴に入れて、早く効かせるといった方法をとっていました。
血管から入れた方が効果的にもいいし、極力、ステロイドを増やしたくないと言う私の希望でした。
だから、私が自ら点滴を要求する時には内服を返して、点滴をして貰っていたのです。
それを看護師さんに話したら当直医がやって来ました。
そこまでは、看護師さんが判断出来ないなら仕方がないと思いました。
ところが、持って来た点滴・・・
半分入っても?
「これ薬入ってない!!」そう言うと
「入ってる!」と言い張ります。
「絶対に入ってないから、他の人呼んで」
そのまま来なくなってしまいました。
私は、大学病院でプラセボをやられています。
その時も、しっかりわかりました。
その事を先生はしっているのに、また試されてる?そう思って悲しくて悲しくて、私は隠してあった内服を多く飲み、次の日先生が来るまで、黙って待ちました。
他の看護師さんが来てくれた時には悔しかったので、手持ちのステロイド全部飲んだと嘘をついて。
先生が飛んで来て
「ごめん。俺が指示出し忘れてた。全部飲んじゃったんか?俺、プラセボやったの知ってんのに、やるわけないじゃん」って。
私は泣きながら
「飲んでないよ。嘘つかれて悔しかったから、飲んだって言っただけ。私だって、先生達を裏切るような事はしない。でも、○○さん、嘘だけじゃない。ナ-スコ-ル押しても切って、そのまま来なかったり、薬間違えたり、私だけじゃないよ。みんなにも」
その看護師さんは、クビになった。
自分の事をよく見せようとする看護師、奇麗事だけ言う看護師、大嫌いだ。


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