パッション

ANIME ・メル・ギブソン監督・ ■パッション■


■監督:メル・ギブソン
■脚本:メル・ギブソン 
■出演:ジム・カヴィーゼル / マヤ・モルゲンステルン / モニカ・ベルッチ / ロザリンダ・チェレンターノ /  クラウディア・ジェリーニ /


■STORY■
イエス・キリスト最後の12時間と復活をメル・ギブソンが12年もの構想歳月を費やした作品...。
紀元前700年のエルサレム。イエスは十二使徒のひとりであるユダの裏切りによって
大司祭が差し向けた兵に捕らえられる。大司祭カイアファは、
イエスが自らを救世主であり神の子と認めたとし、厳しく非難し、
イエスを 神の冒涜者としてローマ帝国総督ピラトのもとに身柄を移す。
ピラトは、司祭と群衆を前に、彼ら達の反乱を恐れ 罪のないイエスを
十字架の刑に処する判決を下す。
ムチ打たれ全身傷だらけで十字架を背負い、イエスはゴルゴダの丘へと向かう…。



■一言■
とても悲しく重い作品でした。イエスが捕らえられ
残酷な拷問を繰り返されるシーンから終りまで、涙がやまず観ていました。
感情をもっている人間でありながら、何故心を痛めることなく ここまで酷い事を 平気で…
しかも笑いながらできるのか?誰一人止める事すら出来ず…。
そして 側で嘆き悲しみイエスを見つめる母の思い…。その姿には、胸がいっぱいになりました…。
「隣人を愛し敵を憎めという」だが私は言おう 。敵を愛し迫害するものの為に祈れ…。
愛してくれる者を愛したとて どんなむくいがあるのだろうと…。
回想シーンの中でのイエスの言葉が心に残ります。
磔にされながらも自分を迫害する者の為に祈り続けるイエス…
あまりにも酷い拷問を鮮明に映し出されている為、その現状に言葉を失いますが、
反面…赦し・人を慈しむことの尊さ… イエスの人々への愛が悲しくも映し出されていたと思います…
心に残る1作になりました。
★★★★



© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: