それからマイク・ズーター。今回もベーシストとしてきてもらったけど、改めて、シンガーとしての素晴らしさにも感心させられたよ。彼がいたからこそ、Mr. Big時代の曲をあそこまで演奏することができたんだ。“Addicted to That Rush”、 “Nothing But Love”、“Green Tinted Sixties Mind”。どの歌も本当によかった。それから、ビリー・シーンばりのタッピングも見たでしょう? 最高だったね!
ドラムのジェフ・バウダース。前回『スペース・シップ・ワン』ツアーの時も同行してくれたけど、今回の方が断然よかった。彼の特技はあのダブル・バスドラ奏法にあるけど、今回はその技が光りまくってたね。“Scarified”と“The Curse of Castle Dragon”と“Space Ship One”はひときわ素晴らしかった。あと“Hurry Up”ではテンプル・ブロックという打楽器(=木魚のようなもの)と、“You Kids”ではカウベルを使っていたけど、僕はそういうパーカッションの音が大好きなんだ!
そうだ、ギターと言えば、僕の新しい教則DVD、もうチェックしてくれたかな? 正しいタイトルは『Hollywood Guitar Maniac ? Get Out of My Yard Instructional DVD』。速くて刺激的なギター・プレイを好きな人にはお薦めのアイディアがたくさん詰まってる。アルバム『ゲット・アウト・オブ・マイ・ヤード』の全曲解説はもちろん、MIハリウッドで収録したライヴ映像とか、レーサーXの日本公演の映像とかも入っているし、去年東京のハード・ロック・カフェで行なったソロ・パフォーマンスもきっちり入っているんだ。つまり、みんなの頭ん中もクレイジーなギターでいっぱいにしようってことさ。もしまだなら、是非見てみてね! (/lazy)