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Jul 1, 2005

てるてる　あした。きょうはないても　あしたはわらう

(5)

テーマ：恋愛について(2554)

カテゴリ：書物(活字)

加納朋子「てるてるあした｣

主人公、雨宮照代は中学3年生。
家庭の事情で、遠い親戚である鈴木久代の家の居候に。
久代の家のある｢佐々良｣という町では、何かしら不思議なことが起こって･･･

加納さんらしいミステリー小説で、
人と人の交流の温かさを感じることができます。

これは｢ささら　さや｣という作品の姉妹編。
前作に出てきた｢サヤさん母子｣も出てきますよ！
サヤさんファン必見！

｢人の気持ちって、相手にぶつかって返ってくる。
一生懸命相手のいいところを探して、
<好き>っていう気持ちをほんの少しでも持てば、
同じ気持ちが返ってくるんじゃないかしら｣ 　ｂｙサヤ

とあるように、人と人との関わりって、
こっちが｢苦手だなー｣って思っていると、
向こうもそう思っていることが多いと思う。

だからといって、恋愛面でいうと、
こっちが｢好き！｣って思ってても、
向こうがそうであるとは限らないところが･･･難しい･･･

今さら言うでもないけれど、
両想いってすごいなーーー！

ていうか、最近(＆ちょっと前)の小学生って、
単に｢○○君と○△さんは両想い～！｣って騒ぐだけではなく、
｢付き合う｣っていうじゃないですか！！

｢何するのよ？｣って聞いてみると、
｢二人で一緒に遊んだり･･･｣って！！！

ませてるな～。

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