MilanoCollection S.F.

< 新しい記事

新着記事一覧(全1003件)

過去の記事 >

Jul 31, 2005

隠ぺいこそが致命傷を招く

(4)

テーマ：最近、読んだ本を教えて！(24652)

カテゴリ：書物(活字)

ｂｙ　藤木　( 「最後に咲く花」ノモンハン事件より

ホント、隠してたってロクナコトがないよね～。
どうせ隠すつもりなら、誰にも言わず、
自分の心の中だけで処理できることにしとけって。
ばれる嘘はつくな。

じゃなくって。
この言葉の意味は、

特に、新入社員さんとかによくあるけれど、
何でも軽いうちに言っておけ、ってコト。
手がつけられなくなってから打ち明けられても、遅いし。

まぁ、言えない気持ちも分からないでもないけど。

私の人生でもあったかなー？
でも、基本的に遠いことは忘れる主義だし。

ところで、セカチューの片山恭一さんの小説、何冊か読みましたが、
どうして毎回｢病気の人｣が出てくるのか？

セカチューのアキしかり。
その他、生きることに憂鬱な人、自殺願望を持つ人。。。

今回は、心臓病の女性、ＮＹのテロ、受精卵の選択、株式市場・・・
と盛りだくさんの内容でして。

今年は終戦６０年。

片山小説の中にもありましたが、

｢この世界で平和を望むことは、戦争を望むことの裏返し｣

攻め込まれないために、先手をうって攻め込んでいく。
平和の前には戦争が必要だなんて矛盾。

世界には、色んな人がいるんだもんな。
全員が分かり合えるなんて、同じ方向を向くなんて、きっと 無理！
平等でなんてないし。

すべての人が平等なら、戦争は起こらないのかな。
それとも、｢より多く｣持つことを求めて、
やっぱり争いは起きてしまうのかな。

平和な国で何を言っても、偽善って感じがするけど･･･。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう