過去の日記からの詩集
｢Dear My Friend｣
ふと立ち止まり見上げる空に、ひとり静かにあなたを想う。
あなたの街では雪が舞い、辺り一面銀世界。
あなたの街では空が青く 辺り一面秋模様
何気ないこの瞬間、私の心で感じるぬくもりに
ありがとうが言いたくて、そして今日も元気でね
あなたの顔は、今朝も飛び切りの笑顔だよ
距離を越えて感じられる、あなたの存在に
優しく包まれる私・なんて素敵な響き
｢Dear My Friend｣
ひとりより２人
闇の中で ＴＶの蒼い光見つめ
朝の訪れに 安堵し眠った日々
時が止まった様に 孤独な心持て余し
笑う事も忘れてしまった あの頃の私
何を想うの？ 何を待つの？
それは世紀末への カウントダウン
それは21世紀への カウントダウン
あなたの歌声 あなたが爪弾くギター
虚ろな心に 響いたの 人は自分を生きるもの
切ないバラードも 今宵は胸に優しく染みて
哀しい瞳に 届いたの 貴方も自分を生きれたら
優しいメロディー 凍えた心を温かく包んで
ひとりはもういいね 膝を抱え脅える事もない
闇の中の ＴＶは静かに朝を待ち
朝の訪れに 眠気まなこの２人
心で感じ 心のままに
ひとりより２人がいい 夕暮れに幸せ感じながら
友への思い‥エピソード
君が弾いてた‥クラッシックギター
おいらの弾く‥アルハンブラの宮殿の思い出は
お世辞にも上手いとは言えないけど
あれから四半世紀の月日をが流れ
おいらは 不器用ながら
今日もこのギターを爪弾き
ギターの音色に癒されてる
もし君がいたならば
もし君がいてくれたなら
なんてやぼな事はいわないさ
空に昇った若き日の君
おいらのギター聞いてるのかい？
そのうちいつか語り合おうや
ギター片手にボロボロと
今じゃ‥ギタリストの名前返上
おいら‥ただの愛妻家だけど
不器用ながらも もう少し
ぼちぼち生きていこうと思う
ぼちぼち生きていたいと思う
言葉の散歩
春は束の間・夏は逃げて・秋は駆け足・そして冬は居座る
巡る季節に思い出重ね‥ぼんやり想う‥霞み空
いつかの夏の忘れ物‥南の島へ捜しにいこう！
心の引き出し‥埋められるかも？日々に疲れた心を包む
木陰に吹く優しい風‥幾重にも彩られた雲
新緑の木々の香りに誘われて‥雲の上はいつもお天気
そしてちょっぴり無口になった‥君の心に笑いかける
春の日差しは優しくて‥初夏の木々は眩しくて
秋の銀杏は黄金色に輝いて・・冬の空には星の囁き子守唄
季節を感じて生きて居る‥この地球の片隅
静かに呼吸する全ての命‥なんて愛しいのだろう
夏の忘れ物が‥教えてくれた・何気ない事
今は・・それがただうれしくて・・泣けちゃうぐらいに
心に響く
翼を広げ
風が心地よく爽やかな土曜日の朝♪
今日も生きて居る‥生かされて居る
それは当たり前じゃなく‥やっぱり素敵な事
命の重たさが問われている昨今
命尽きるひまで希望の光を追いかけていたいと思う
毎日が特別な日で‥すべてが一瞬
明日を思い煩うより‥のほほんと在るがままに
今日を生きて‥良しとしよう
完璧を追い求めるより‥在るがままを大切に
空が景色を留める事がないように
人も永遠ではないのだから
夕日が空を染める頃‥さすらう鳥達が群れをなし
翼を広げ空を舞う！何処へ行く？何を思う？
きっと飛びたいから羽を広げているんだよ
自分の羽を精一杯広げて羽ばたくだけ
そんな風に生きて居たい
｢雨の降る日は｣
雨が降っていますね‥日々の暮らしを癒す様に
昨日を振り返る事のないように‥雨が全てを流しています
前を見て歩きないよと‥傘を持つ手が背中を押してくれます
そろそろ今日を歩き出したなら‥紫陽花が笑いかけてくれて
雨音が優しく心を包んでくれています
日々の暮らしを癒してくれる雨の中‥お空の下でゆらゆらと
そろそろ今日を生きています！傘を持つ手で雨宿り
どこでも歩いて行かれます‥前を見つめて歩いて行きます
月の微笑む夜は
月が微笑む夜は‥私の心もほんわかあったかい
手の平を広げたなら‥月の雫を受け止めて
そっと静かに眺める手の平♪
こぼさないように‥なくさないように
ささやかな願いを‥月の雫が優しく撫でる
月が微笑む夜は‥私の心にほんわか染みてくる
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